6-338 小ネタ ろまん。
「てかさぁ、最初が安いホテルってどーよ?」
「しかも、皮被ってるって、空気読めよってカンジー?」
「マジ、ありえねー。」
「て、ンな事言ってるお前等は、どんだけいい女なんだよっ!?」
朝から泉が荒れていた。
路上で、大きな声で話す女子高生の群れを見たらしい。
「安いホテルでもしょうがねーじゃん、バイト出来ないし、小遣いだけじゃ無理!」
「お年玉貯金とか?」
「確かにね、家族居ないときに連れ込むのがやっとかな?」
「えー、俺ン家必ず、誰か居るから無理。」
「あー、大家族は難しそうだね。」
次々と出てくる現実に、みんながうなだれる。
「学校は駄目?特別教室とか、体育倉庫とか。」
「やってんの、水谷!?」
「や、やってねーケド、憧れない?」
水谷のネタ振りに、反応を始める。
「保健室で、てのもよくね?ベッドあるし。」
「憧れってゆーと、『先輩』って呼ばれたいな。」
「じゃあ、俺は教育実習のセンセー!」
「軽い縛りってあり?」
「それなら、言葉攻めがいいなあ。」
「スクール水着って、ヤバイ?」
「そーいや、三橋は?」
田島が話に参加してこなかった三橋に声をかける。
「お、俺、好きな人、と、だったら、何でも、いい。」
三橋の発言に、みんな心を打たれる。
やっべえ、俺、汚れたな。
そうだよ、好きな人とだったら何でもいいじゃないか!
思わず、自分の発言に恥じる。
「で、生で、中出し、出来れば、文句ない。」
「「「三橋が一番タチ悪い!!!」」」
一斉に突っ込みが入ったのは言うまでも無い。
最終更新:2008年01月06日 22:12