6-358-367 リオチヨ


ひぐらしの切ない鳴き声と秋の虫の澄んだ音色が重なる、晩夏の夕暮れ時。

練習後、篠岡は着替えを済ませ正門に向かっていた。ひとりの制服姿の高校生男子が
正門の角から姿を現した。
その男子が西浦では見かけないくらいの長身であることに篠岡は少し驚き、
(あれ、どこかで見たことがあるような・・・?)
と思わず足を止めた。

男子の方も篠岡に気付き、歩み寄ってきた。
「あの、ちょっといいですか、野球部の部室ってどこっスか?」
色素の薄い髪、瞳、肌。黄色の校章入りのネクタイ。
「あ、桐青の野球部の・・・」
男子は驚いて
「え?!なんで知ってるの?!」
と目を見開いた。
「あ、すみません。わたし西浦の野球部のマネージャーなんです」
篠岡は軽くお辞儀をしたあと、微笑んだ。
男子は「ああ、マネージャー」と小さく呟き、合点がいったのか、
「桐青の1年の仲沢です」
と微笑んだ。

「今日は何か用事ですか?」
野球部部室までの道すがら、篠岡は仲沢に話かけた。
仲沢は夏大の一回戦のあとで田島とメアド交換をしたこと、メールしあうものの
お互い毎日練習で忙しく、それっきり会ってなかったこと、お互い都合がついた今日、
田島の家に泊まって夏休みの課題を片付ける予定でいること・・・を手短に話した。

「西浦っていつもこれくらいに練習終わるんスか?」
「いつももっと遅いです。でも顧問が夏休みの課題が終わってない部員たちのために
今日から夏休みの終わりまで、練習時間を短くしたんですよ」
部員たちを目の前にカッと眼を光らせるシガポの表情が、篠岡の脳裏に浮かぶ。
「はは、ウチも同じ。今日は練習試合がこっちであってそのまま解散してー」
「いつもなら試合のあとは学校帰って練習だもんなー」
他愛もない話に花が咲いた。

(カッコイイなぁ、背、高いし。 モテそう・・・)
(カワイイなー、ちっこくて。 モテそう・・・)
お互い異性として少し意識した。


「篠岡です。入っても大丈夫?」
部室のドアを軽くノックをした。中から「おー」っと複数の声が上がる。
「失礼しまーす。田島くんにお客さまだよー」
篠岡の背後からひょっこり仲沢が「ちわ」っと顔を出す。部室がどよめく。
「おお!仲沢ー!元気だった?!」
田島がトランクス一枚で仲沢に駆け寄る。
「元気元気!やっぱ県南は遠いなー、小旅行だぜ。同じ埼玉県なのにな」
並んでみると同じ高校一年でも体格が全く違う。
そんな田島と仲沢のやりとりを微笑ましく思い、篠岡が田島に声を掛ける。
「田島くん、今夜はしっかり勉強してね。みんなもおつかれさまー」
「おう!しのーか、案内ありがとなー」
部員たちもおつかれーと声をかける。

篠岡が部室から出た直後、反射的に仲沢も表に飛び出てきた。
「しのおかさん!」
「はいっ?!」
いきなり呼び止められ、篠岡がハッと振り向く。

「・・・おれ、おれの部のマネージャーが、その、マネジ友達ほしがってて・・・」
「はい?」
「もしよかったら、メアド教えてもらえないかな、って」
少しの沈黙のあと、
「あ、はい」
と小さく肯き、ペンと紙、ありますか?と笑顔で仲沢に聞いた。
「あ、今ケータイに直に入力するから」
と仲沢がケータイをポケットから取り出した。
篠岡はメールアドレスのローマ字をひとつひとつ読み上げた。
「おっけ、今、空メール送るね」
バイブ音が聞こえ、篠岡のスカートのポケットが僅かに震える。
「しのおかさん、下の名前は?」
「あ、『ちよ』です。千代大海の、千代」
「オレは、『りおう』。利口の『利』に、中央の『央』」
「?」
「ケータイ貸して。入力するから」

部室のドアには着替え途中の10人が鈴なりで、ふたりのやりとりをじっと眺めていた。
(田島に続き、篠岡までナンパかよ!)
容姿において敵いそうもない相手に、田島以外の9人は思わずため息が漏れる。
傍目から見ても、極端な身長差と美男美女のふたりを羨ましく思った。


翌日から篠岡のケータイに桐青のマネージャーからメールが届くようになった。
その倍以上、仲沢からのメールが届いた。
最初は野球の話が主立ち、文面もどことなく硬い感じだったが、
メールのやりとりを重ねるうちにくだけた感じで私生活のことも話すようになり、
10月に入る頃は電話でのやりとりもするようになった。
先に繋がりそうな、ほのかな期待感をふたりは感じていた。


秋の夜長、仲沢と篠岡は中間考査の話を電話でしていた。
学校指定の教科書、参考書、テスト範囲、苦手な科目など話は尽きない。
試験日も1日しか違わないし、試験週間も同じ時期だった。
「ね、試験週間って部活ないでしょ?その週の土曜、図書館で一緒に勉強しない?」
仲沢の誘いに、篠岡の心臓の鼓動が一段高まる。
「うん、いいよ」
仲沢は片手で小さくガッツポーズした。
待ち合わせの時間と場所を話し合って電話を切った。
(また、逢える・・・!)
グラウンドへ足を向ける感覚と同じくらいの楽しみがあった。


図書館は仲沢の家の近くにあり、待ち合わせは仲沢の家の最寄駅だった。
篠岡は初めて乗る電車の本数の少なさや、車窓の風景がどんどん牧歌的になるのに
驚いていた。少々心細くなるほど、遠い場所に向かっていた。

改札を出たところに仲沢は立っていた。
「ちわっ」
「お、おはよう」
ふたりは挨拶をしたあと、照れ笑いした。
(ワンピース、カワイイ!)
(私服もカッコイイよー!脚長いよー!)
あの夏の日から1ヶ月少しが経っていた。
ふたりとも頭の中で相手をかなり美化していたが、逢った感動は想像以上であった。

図書館は仲沢が電話で力説した通り、新しく立派な建物だった。
ふたりは勉強をしながらも、真剣にノートに目を落とす相手の表情を盗み見た。
何か分からない問題があったときに、小声で話しかけることがくすぐったかった。
カフェテラスも併設されていて昼食はそこで食べた。そこから眺める中庭も風情があった。

メールや電話では窺い知る事ができない一面がたくさんあった。
相手の顔を見て話せるという当たり前のことが、とても貴重で、とても幸せに感じた。


閉館時間になり図書館のエントランスに向かったとき、ふたりの目には窓ガラスと地面を
叩く強い雨が映った。
「いきなり降ってきたのよねー」
のんびりと図書館司書員が言って傘を一本貸してくれた。
「駅の時刻表ありますか?」
「あるけど・・・電車、とまっちゃったみたいよ」


少し躊躇したが、思い切って仲沢が提案する。
「母親いるけど、ウチ来ない?駅前にもここら辺にも時間潰すところないんだよね」
「え・・・? でも」
他に選択肢もなく、黙って篠岡は肯いた。
「こっから歩いて15分くらいだからさ、ちょっと歩くけど」

ふたりは激しい雨の中を歩きだした。

仲沢は篠岡の身長に合わせるように身を屈めて傘を差したが、風もあったので仲沢の家に
着いたときにはふたりともびっしょり濡れていた。

鍵を開け玄関に入り、ただいまー、と仲沢は言った。
中からのおかえりー、という返事はなく、家は静かだった。
「? ちょっと待ってて」
篠岡を玄関に残して、仲沢はリビングに向かった。
リビングのテーブルの上には『叔父さんの家に行ってきます』と母の字で走り書きした
紙があった。叔父の家は隣町にあり、庭をみるとガレージに母の車はなかった。
(マジかよ・・・)
動揺しつつも、冷える玄関先に篠岡を立たせておくわけにも行かず、仲沢はバスルームに
行き、バスタオルを2枚取り出し玄関に戻る。
「あのさ、母親親戚の家行って、今いないんだ・・・」
とても言いにくそうに仲沢は篠岡に伝えた。バスタオルで体を拭う篠岡の動きが止まる。
「隣町だから、すぐに帰ってくるだろうから、まあ、上がって」

「おじゃま、します」
おずおずと篠岡は差し出されたスリッパに足を通す。
広い家だった。立派なソファー、大きい液晶テレビ。他人の家の香りがする。
ダイニングではケータイで仲沢が電話している。相手は母親と思われる。
電話を切って、仲沢がリビングに顔を出した。
「道が灌水してて、帰ってこれないらしいんだ。そんで、親戚の家に引き戻ったって」

気まずい沈黙のあとで、
「今、タクシー呼ぶから」
仲沢はテレホンスタンドからタウンページを取り出した。
電話してもどのタクシー会社も電話には出ない。
時計は16時半を指している。カチカチとなる秒針がやけに耳に付く。
空は一層暗くなり、それが雨雲のためなのか、夕方のためなのか分からない。
雨が止む気配はなく、ますます激しくなっているようだ。

「あの、雨が弱くなって、電車が動き出すまで、居てもいい?」
篠岡は仲沢の精一杯の行動をありがたく思い、頬を染めて仲沢を見上げた。
仲沢も篠岡の一言にほっとして、
「もちろん」
と微笑んだ。

くしゅん、と篠岡はくしゃみをして、ぶるっと小さく震えた。
暖房を入れたが、篠岡のワンピースは色が変わるほど濡れていて、仲沢は見ているだけで
自分も寒くなり、そのままでは風邪をひくかも、と思った。

「俺の着替えでよければ、持ってくるよ」
篠岡は少し考えて、おねがいします、と弱く微笑んだ。

仲沢は自分の部屋で自身も着替え、篠岡に貸す服を選んでいた。
どれを選んでもダボダボである。
(こういういかにもっつう、漫画で使い古された展開って実際あるんだなぁ)
妙な感動があった。
そして、今日帰り道の公園で篠岡に告白する予定だったことを思い、どうするか
考えあぐねていた。
「今日逃したら、今度はいつ逢えるかわかんねぇもんな」
独り言を呟いた。分かってはいたことだけど、口に出したら結構心が傷ついた。


篠岡はバスルームで受け取った服に着替えた。仲沢の部屋着のようであった。
上のパーカーは肩の位置が腕までずれ込んで、
前身ごろのチャックを閉めたが胸の谷間までしか届かなかった。
下のハーフパンツはふくらはぎまでの長さになった。
ずり落ちそうだったので腰でウエストのゴムを幾重にも折った。
借りたハンガーにワンピースとスパッツを干した。
下着もびしょびしょだったが、さすがに脱ぐことをはばかれた。

篠岡がリビングに戻ると、仲沢がコーヒーの入ったマグカップをふたつ用意していた。
篠岡を見るなりその格好に仲沢はコーヒーを噴出しそうになるのを堪えたのか、
ゴフッとむせた。気管支に入ったらしく、しばらく笑いながらも咳き込む様を見て、
「汚いなあ」
と篠岡もつられて笑いだしながら、バッグからハンカチを取り出して仲沢に手渡した。
今までのぎこちなく、張り詰めた雰囲気が解けた。

コーヒーはふたりの体と心を暖めた。会話が途切れたときに仲沢は、
「コーヒー、おかわりいる?インスタントだけどさ」
と聞いた。じゃあ、遠慮なくと言って篠岡はマグカップを差し出した。

指が触れ合った。じんと指先が甘く痺れる。

仲沢は空いてる手でマグカップをテーブルに置き、篠岡の指先を摘んだまま、
篠岡の瞳を覗き込んだ。大きい瞳には自分が映っていた。
「好き。たぶん、一目惚れ」
少し声が掠れた。

窓の外はすでに夜の闇で、雨が止まない。


ふと、篠岡の耳にあの夏の終わりのひぐらしの声と秋の虫の音が聞こえた。

「わたしも、仲沢くんのこと、好き」
「ゴールデンウィーク明けの県大で、観戦席にいた仲沢くんを覚えていて」
仲沢は今日初めて知ったその事実に何かを言いかけたが、篠岡が勢いそのまま続けた。
「でも、今、一番好きな人は、西浦のみんななの」

『悪いな、仲沢』 ニッと笑った西浦10人の野球部員が脳裏に浮かんだ。

「でも、男としてはオレだけでしょ?!」
頭に血が上り、仲沢は篠岡の肩を掴んだ。薄い肩だった。
仲沢は篠岡の胸元を見た。白い肌があわ立っていた。思わず首筋に吸い付いた。

「な、なにするの!」
ドンと篠岡は仲沢を胸を押しのけた。
そのまま仲沢は後ろに倒れ、床に手をついた。

「だって今度いつ逢えるか、わかんねーじゃん…」
仲沢は下を向き、絞るように言った。ひどく傷ついた顔をしていた。

思わず篠岡は、座ったまま体を仲沢の正前までずらし、膝を立てて仲沢の顔を抱いた。
「ごめんなさい」

仲沢は篠岡の胸に顔を埋めていて、篠岡の胸がしっとりしていることに気付いた。
無意識のうちにパーカーのチャックを下ろしていた。
「下着、濡れてたの?とらなかったの? 風邪引いちゃうじゃん!」
「・・・もしかして、下も?」
ハーフパンツをずり下げた。
お尻を触ると篠岡の体温を吸収した下着が湿って張り付いていた。

「!!!!!」
声ならぬ声を上げ、篠岡は右手で胸を隠し、左手でハーフパンツを引き上げた。
顔は真っ赤に染り、目は潤み、仲沢を睨んでいた。
その姿は扇情的で、仲沢を起すのには十分であった。

床の絨毯に篠岡を押し倒し、口付ける。
すばやく仲沢の舌が割って入り、篠岡の舌を絡めとり、
それでも逃げる篠岡の舌を執拗に追っかけまわす。
両手がブラジャーを押し下げると、小ぶりな乳房が顔を出した。
たまらず仲沢は口に含んだ。
(こんなこと・・・こんなこと・・・でも、とまんねえっ!!)

篠岡の胸にはいつも西浦のヤツらがいる。
思えば思うほど、嫉妬心が燃え上がり、独占欲に火がついた。
急がないと、急がないと。
追われるように片手でパンツを乱暴に下げる。
あいつらに篠岡、もってかれちゃう!
ぬかるんでいるその中心を、人差し指で下から上になぞり上げた。

「う・・・ぅうう…」
仲沢が我に返ると、篠岡の目じりから涙が伝っていた。
一瞬で仲沢は萎えた。
「ご、ごめん」
篠岡の涙を両手で優しく拭った。
自分の劣情のままに篠岡を襲ってしまったことを激しく罵り、悔いた。
仲沢は篠岡ともこれまでか、と腹をくくった。仲沢も泣きたくなってきた。

篠岡はむくっと身を起こし
「わ、わたし、初めてで」
仲沢の肩がビクッと震えた。
「・・・その・・・もっと、優しくしてほしい」
篠岡は自分の肩を両手で掴んだ。

仲沢は一瞬虚を突かれ、篠岡との思考のズレに気付き、噴出した。
ひとしきり笑ったあと、唖然としている篠岡に自分の素直な想いを打ち明け、
篠岡の下着を付け直して、服を着させた。

「オレも、初めて。めいっぱい優しくするから、オレの部屋に行こ?」
仲沢は篠岡の体を軽々抱いて、階段を上がり、部屋のベッドに篠岡を横たえた。
やり直しの合図のように、仲沢は篠岡のおでこにキスをした。


そのあと。結局、仲沢が篠岡の中に入ることはなかった。
篠岡に手で導いてもらっている最中に堪らず果ててしまった。
母親のことも気になり集中できないこともあった。
仲沢の母親は結局帰っては来なかった。

雨は既に上がっていて、たくさんの水溜りができていた。
駅までの道はふたりとも先ほどまでの行為の余韻のためか、黙りがちだった。
しかし手はがっちりと握られていた。

駅のホームのベンチに座り電車を待っていた。
踏み切りの音がむこうからどんどん近付いてきて、大きくなる。
「今度逢えるのは期末の試験週間のときかなぁ」
と仲沢が呟く。
「その頃は、今よりも寒くなってるね」
篠岡は未だ乾かぬブーツのつま先をじっと見ていた。

「・・・千代」

自分の名前を呼ばれたことを認識するのに少し時間がかかった。
目線を上げると、仲沢と目が合った。
「西浦のヤツらには名前呼びされてないだろ?」
篠岡の頬に赤みが差し、黙って肯く。
「オレのことも、利央って呼んで」

電車がホームに滑り込んできた。ドアが開き篠岡が乗る。
「千代、また逢うの、楽しみにしてっから」
利央は繋がれたままの千代の手に軽くキスをし、離した。
「またね。利央くん」
ドアが閉まった。

お互いの姿が見えなくなるまで、手を振り続けた。



試験明け。

「利央のヤツ、やけに今日張り切ってね?」
ベンチでキャプテンの青木が高瀬に話しかける。
「あいつ、彼女できたみたいなんだよね。チョーかわいいらしい。生意気だろ?」
「なに?! 色恋沙汰にウツツを抜かすなんざ、いい度胸じゃねーか1年坊!!」
「それがさ、相手、西浦のマネジなんだって」
高瀬がプッと噴き出しながら言った。
「『甲子園に絶対行く!』だの『打倒西浦!!』だの朝からうるさくてかなわねっス」
後ろから真柴がふたりにぼやく。

「おっせーよ!早くしろ!!迅!!」
グラウンドで仲沢が叫ぶ。真柴が深いため息をつく。
「よっしゃ!バッテリー組んでいるオレがいっちょからかってくるか!」
高瀬がベンチを飛び出す。
(まあ、理由がなんであれ練習の士気があがんのはいいことだけどよ)
(和さんたちの分まで、西浦負かしたいよな!!)
青木がフッと微笑んだ。


「あっれー!しのーか、首になんかたくさん痣がついてっぞ」
休憩時間中、田島が篠岡に話しかける。
西浦の面々は一斉に麦茶をブーっと盛大に吹き出した。
「え? ああ」
篠岡は頬を赤く染めて、両手で首を隠して、ゆっくり瞬きした。
「牛乳飲む?田島くん?」
篠岡は質問には答えずに、田島に聞き返した。

「な、なんか、篠岡、いろっぽくね?」
「あ、あの痣ってさー・・・」
「あーあ、とうとうオレらの篠岡がな・・・」
赤くなりながらひそひそと皆呟き、一様にショックを隠しきれないようだ。
「来年の夏も、いやこれからやる公式戦全部、桐青には負けられねえよな」
阿部が横目で篠岡を見て、皆を煽る。
「お、おう!そうだよな!!」
「さ、練習もどろうぜ!!」
気合十分。鼻息も荒くグラウンドに戻っていく。

かくして、西浦と桐青二校の因縁はさらに深いものとなった。






最終更新:2008年01月06日 22:14