3-414-416 小ネタ
今日は七月七日、そう七夕。
練習が終わりロッカーで皆が着替えている時
田「今日って七夕だろ?皆でお願いしに行こうぜ!」いつものでかい声で田島が切り出した。
花「七夕?困ったな 俺、今日は早く帰らないと家族と…」花井がこう言うと、今日は七夕を家族で過ごすと言うやつが続出した。
結局、残ったのは、阿部・三橋・田島の三人だけ
田「チェッ、三人だけかよ~ まあいっか、いこ~ぜ」
阿「で、田島どこ行くんだ?」
田「七夕って笹だろ?その辺生えてんじゃねぇの?」
阿「はぁ~」阿部がため息をついたと同時に隅っこに居た三橋がしゃべりだした
三「お れ 俺の帰り道に は 生えてる」
田「マジ?じゃあそこにけって~い!」三橋を引っ張りながら部室を出ていく田島。
阿「相違えば今日の三橋、気の入ってない玉多かったな…ついでに聞いてみるか…」一人で呟きながら部室の鍵を閉めた。
学校を出て5分くらいの所にある公園に笹は生えていた。笹には他の人の願いも沢山つけられていた。
すると田島が誰かが忘れていったのかペンと紙を見つけた。
田「おお~ラッキー、ほら三橋も阿部もお願い書けよ!」
お願いを書いている間、少しの沈黙が流れた。
ほどなくして三人同時に書き終えた。
田「三橋~何書いたの?俺はゲンミツに甲子園に行く!」
三「み 見せたく な ない」
田「なんでだよ~ 阿倍はなんて書いたんだ?」
阿「俺は 三橋を連れて甲子園に行く 」
田「ほら阿倍も言ったんだし三橋も見せろよ~」
三「い い いやだ」
阿「こいつがこんなに意地になって嫌がるなんて変だよな?気になるな」
阿「三橋見せてくれないか?」
三「あ 阿倍君…」
阿倍に頼まれて困っている三橋の手から田島が紙を奪い取った
阿「でかした田島!」心の中でガッツポーズをした阿倍
田島は三橋のお願いを読み始めた。
田「え~と 篠岡さんともっと仲良くなれますようにだって なに三橋、しのーかの事好きなの?」
三橋を見るとしゃがんで縮こまっていた
阿「三橋って篠岡の事好きだったのか。つうかそんなの普通書くか?」阿倍の心の中では驚きが一杯だった
阿「いつから篠岡の事好きだったんだ?」
阿部の質問に三橋はビクつきながらゆっくり顔を上げた
三「こ の この前 お 俺の誕生日 お 覚えて くれて た」
阿「はぁ?それだけで好きになったのか?」
三「ち ちがっ い いつも 篠岡さん は や 優しくしてくれ て」
三「で でも お 俺 気持ちを つ 伝えるなんて 出来ない から か 書いたんだ」
阿「もしかして、今日気のない球投げてたのも篠岡が関係してたのか?」
三「お 俺 今日 ひ 一人で お願い か 書く つもり だ った から 緊張して…」
三「で でも 田島君が さ 誘って くれたから 今 か 書いたんだ」
その時、田島が三橋にのしかかった
田「そっか~ 三橋はしのーかが好きだったのか。よし俺が気持ちを伝えるの手伝ってるやるよ!阿部も手伝うよな?」
阿「三橋がこのまま気のない投球するのも困るしな…」頭の中で色々考える阿部
阿「よし。わかった俺も手伝ってるやる!」
田「よ~し、明日から三橋がしのーかに気持ちを伝える作戦をゲンミツに開始だ~」
田島が笑いながら三橋にのしかかり、照れながらもうへうへしてる三橋を阿部が見ながら七夕の夜は過ぎていった…
おわり
最終更新:2008年01月06日 19:37