383 :名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 00:28:29 ID:OmczC3DK
モモカンが

誰と何処で何をどんな風に↓
384 :名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 00:43:39 ID:C/wwbIIj
三橋と部室で放尿


8-390-392モモミハ(リク職人)

カーテンを閉めているせいでほんのり薄暗い空間だった。
校内の人の気配がかすかに届く、どこか隔絶されたような静寂の中。
申しわけ程度に置かれていた机を挟むように、百枝と三橋が向き合って座っていた。

沈黙の中、百枝は机に頬杖をつきながらじぃっと三橋を見つめ続ける。
三橋は、ふらふらと焦点の定まらない目線をひたすら机の上に彷徨わせていた。
完璧にタイミングを失ってしまった百枝が、心の中でこっそりため息をつく。

三橋に普段からもう少し自覚を持ってもらい、エースとして部のムードメーカーになって欲しい。
三橋のマウンドへの飽くなき執着心と、普段の影の薄さの差を少しでも埋めたい。
花井や阿部から、三橋は割と頑固だと聞いているが、どこをどう見てもそうは見えない。
それを信じるとしても、まずは自分で確認しようと、こうやって呼び出したのはいい。
挨拶して、座って、さてこっちが黙ったら何分で根を上げて話しかけてくるかを試したら。

かれこれ数十分。
三橋はなんの言葉も発しない。
滝のように冷や汗を垂らしたまま、チラリとも百枝を見ようとしない。
引っ込みがつかなくなってしまった百枝は、どうすることもできずにただじぃっと三橋を見ていた。

やがて百枝の心に妙な胸騒ぎが起きてきた。
どこまでも気弱な三橋に対するイライラで、腹立たしさが生まれてくる。
舌打ちしたくなる気持ちが嗜虐心に変わるまで、そう時間はかからなかった。


さらに沈黙のまま時間が経過。
ひたすらじっと目線しか動かさなかった三橋が、僅かに身じろぎをした。
トイレに行きたいのだと百枝はすぐに察したが、ひとまず三橋が何かを言うまで見守る事にした。

しかし三橋は何も言わない。
身じろぎは次第に大きくなっていく。
それでも三橋は何も言わない。
三橋の膝がカタカタ震えて貧乏揺すりに移って行く。
目尻には涙が浮かび、唇をぎゅっとかみ締めながらそれでも何も言わない三橋に
百枝の嗜虐心がさらに膨らんだ。

百枝がガタンと音をたてて立ち上がると、三橋がびくっと肩を震わせて百枝を見上げた。
しかし、すぐに目を逸らし俯く。
百枝は足元に置いていたカバンの中からペットボトルを取り出し、一気に中身を飲み干した。
ぷはっと息を吐いた後、どっかりと向かい合っていた机に腰を下ろし、
空のペットボトルで三橋の顎をくいと上向けた。


恐怖に見開かれた三橋の目が、百枝の目と合う。
百枝はこれが最後のチャンスだと心に決めて、三橋を試す一言を口にした。
「・・・なんなら、コレにしたら?」
三橋がそれを跳ね除けて出て行くことを期待しての行動だった。

暗い目つきの、冷たい口調のその言葉を、三橋はどう受け止めただろうか。
見開かれた目がさらに大きく見開かれて、やがてぎゅっと閉じられた。
震える手を伸ばしてペットボトルを掴んだ三橋に、百枝の中で何かがぷつんと切れた。

じぃと音が響き、三橋が自分のズボンのジッパーを下げた。
無地のトランクスが、開いた隙間から覗く。
三橋が限界に近いせいか、慌てながら布地の裂け目を探すと
何故か起ちあがっていたそれが勢いよくその姿を見せた。
いつの間に日が暮れていたのか、暗い闇の中で百枝が僅かに息を飲む。
天を向く自分のモノに三橋はペットボトルを押し当てた。
水音と共に、特徴のある匂いが部室の中にたちこめていく。

やがて三橋が肩を震わせて、小さく息を吐いた。
こぼさない様に気をつけて離したそれを、百枝が乱暴に奪い取った。
「あっ・・・」
やっと出た三橋の声だったが、百枝は乱暴にペットボトルにキャップを閉めて
先端を三橋の顔に押し付けた。
三橋が息を飲み、目が再び恐怖に彩られる。
「こうなったら、声を出す事も禁止よ。じゃないと、コレを飲ませる」
恐怖のあまり涙をあふれ出しながらコクコクと頷いた三橋に、
百枝はサディステックな笑顔を向けた。

百枝は手を伸ばして先ほどまで起ち上がっていたのに、今は元気を失くした三橋自身に触れた。
三橋の肩がビクリと震える。
しかし、言葉は何も発しない。
百枝は舌を出して自分の唇をぺろりと舐めると、おもむろに机から降りて三橋の前に膝をついた。
手の中の三橋の陰茎に優しく力を加えると、見る見るうちに元気を取り戻していく。
上下に擦るたび、三橋の口から息がもれる。
言いつけを守って言葉を発しない三橋を楽しげに仰ぎ見て、百枝は顔を伏せた。
「っ!!」
唇で先端に触れた拍子に、三橋が大きく息を飲んだのが気配で伝わる。
声を出さないように必死に快感を噛み殺している様子が、ますます百枝の征服欲を掻き立てた。
意識して唾液を出しながらペロリペロリと舌で嘗め回して刺激する。
三橋の、こらえきれずに鼻から抜けた息遣いが百枝の耳に届く。
一気に根元まで口に含むと、三橋の膝がガタンと震えた。
ぎゅっと根元を掴み、逃げられないように捕らえひたすら口を上下に動かしていく。
声を出す事を禁じられた三橋の、苦しそうな息遣いと、じゅっと漏れる音だけが
光の届かなくなった部室に響いていた。


支配欲に駆られた百枝がその動きをさらに激しくさせると、急に三橋がぐっと百枝の頭を掴んだ。
「!?」
百枝がびっくりした瞬間、口の中の三橋がひときわ大きく膨張し、
弾けんばかりに勢いよくその精を放出した。
頭を掴まれ、どくどくと口の中に吐き出されるそれをどうすることもできずに
喉に流れ込むそれを必死に飲み込んで、出し尽くした三橋が手を離した瞬間、
百枝も仰け反るように離れた。
気管の傍まで到達していたかけらを吐き出すように激しく咳き込んだ。
「げほっ!げほっ!」
やっと落ち着いた百枝が顔を上げると、暗闇の中で体育座りで蹲る三橋がいた。
肩を震わせて静かに泣いているようだ。
それでも、百枝の言いつけを守り声は出していない。

ある意味、意志の強い三橋に百枝は感心した。
『どこまでも逆らわない』というのは、それも一つの『意思の強さ』でもあるかもしれない。
つまり、頑固だと。
そんな考えに行き当たり、百枝は一人苦笑いした。
同時に、自分のしでかした行動に気づいて恥じ入った。

しかし、ほんの数十分の間にすっかり印象が変わったのも事実。
百枝は今だ静かに泣き続ける三橋に近づいて、そっと抱きしめた。
三橋の体がビクンと跳ねて、泣きはらした顔を上げた。
「三橋くんは、強いわね」
「・・・あっ・・・」
百枝の言葉に答えかけた三橋が、慌てたように両手で自分の口を塞いだ。
その手をそっと優しく掴み、百枝が頭を下げる。
「もういいから。・・・ごめんなさい。悪かったわ」
「あ、のっ! あ、・・・オレが・・・悪い・・・で、す」
決して百枝を責めない三橋に、百枝が泣き笑いの表情を見せた。
「三橋くんを見こんでお願いがあるの」
百枝の言葉に、三橋がぶんぶんと首が取れる勢いで縦に振った。
「今日の事、誰にも言わないでいてくれる?」
「う・・・っあっ! ハ、イ!・・・もち・・・・・ろ、んで、す」
「ありがと」
三橋の言葉に、百枝はほっとしたように笑い、立ち上がりかけたが、
その腕を三橋がぐいと引っ張った。
パランスを崩した百枝が戸惑ったように三橋を見ると、
マウンドでのみ見せる目をした三橋が、今日初めて百枝を真っ直ぐ見つめていた。
「あ、の・・・また・・・か わ、りに・・・」
言葉は短かったが、三橋の目にははっきりとした意思が浮かんでおり、
ノーとは言わせない強さがあった。
改めて三橋の頑固さを垣間見て、百枝は嬉しくなってにっこり笑った。
「いいわよ」
百枝の笑顔に三橋もつられて笑顔を見せた。



終わり
最終更新:2008年08月17日 00:17