516 :名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 12:39:12 ID:mILtnQiB
誰が誰とどこで何を?
↓
518 :名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 13:54:32 ID:pT5ANEPA
織田とルリがセックスしているところで
519 :名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 16:07:42 ID:6vu0DkBv
叶に見られる
8-522-526 オダルリ
「織、田……! ストップ! ここどこだか分かってるの!?」
少女は潜めた声で精一杯叫んだ。
「アカン。止まらん」
少年は少女の制服の上からカラダをまさぐり、首筋に唇を乗せた。
人目につきにくいとはいえ、ここは公園だった。少女は不安を露にしたが、少年は気づこうともしない。
なぜ、こんなことになっているか、それを説明するには少し遡らなければならない。
三星学園高等部からその男子寮へ続く道の途中に、こじんまりとした公園がある。
公園にはブランコ、すべり台、ジャングルジムといった遊具が設置されているが、
中でも子供たちに人気があったのは『ほらあな』だった。
ほらあなとは名ばかりで、公園にある公衆トイレの裏側が、
ちょうど公衆トイレの壁・屋根と公園の塀に囲われていて、
代々地元の子供たちは親の目を盗んではそこを秘密基地にして遊んでいた。
それがいつからか『ほらあな』と呼ばれるようになった。
そのことを織田に話すと、想像以上に食いついてきた。根が好奇心旺盛なのだろう。
楽しそうやなぁ、だの、俺らんとこには秘密基地なかったで、だの、やっぱ田舎はええなぁ、だのと
――最後は余計なお世話だと思ったが――興味心身だったので、「見てみる?」と半ば冗談で提案したところ、
あっさり「おお、行こか」と言われてしまったので、案内をした。
お互い部活が終わってからだったためヘロヘロだった。
『ほらあな』に到着してすぐは、何をするでもなくボーっとしながら、
時折携帯をいじったりスポーツドリンクを飲んだりしていた。時刻は午後8時。
いくら夏だとはいえ、とうに日は暮れていた。
「さすが秘密基地やなぁ、ガラクタがぎょうさんある」
「あー、私たちが遊ぶようになる前からあるものもあるんだ。それって凄いよねぇ」
「へー、例えば?」
「えーと……これとか!」
少女が見せたのは、いかにもぞんざいに扱われてきた人形だった。
「……えっらい可哀想やなぁ」
「ね。でも私たちの頃もリューの頃も、みんなちゃんと可愛がってたし、
その頃からあんまり見た目変わってないから、ボロボロになっちゃったのはもっと昔だと思う」
「ふうん……」
人形の性別は女だった。ブロンドの髪を縦に巻き、ところどころほつれているリボンをつけている。
破れたり縫われたりを繰り返していることが良く分かる洋服を着、片方だけ赤い靴を履いている。
「……ソソるな」
「……はい?」
「こういうの、なんやソソらん? 破けとる服から見える白い肌――」
「知ってたけど、国宝級に可哀想な脳みそね」
少女は蔑むような目でじとーっと少年を見る。呆れていると言ってもいいかもしれない。
「うっわヒドッ! ええやん! 男のロマンやん!」
「なーにがロマンよ、変態なだけじゃない」
「せやかて、これは反則やで。破れかけたスカートに片方は生足。フリフリのブラウスははだけとるし、
髪についとるリボンつこたら縛ることも――」
「わーわーわーわー! もういい聞きたくない! きもい! 私帰る!」
これ以上こんなヤツの妄想なんか聞いてたら耳が腐る!と考えた少女は、スタスタと少年を置いて帰りだした。
――はずだった。
気づいた時にはもう遅かった。少女は『ほらあな』の地面に押し倒されていた。
ここでやっと冒頭に戻る。
「織、田……! ストップ! ここどこだか分かってるの!?」
「アカン。止まらん」
織田の手つきは厭らしく、もぞもぞとカラダを撫で上げる。鳥肌がゾクゾクと立ったが、
それよりも気になることがある。
「……アンタ、本当に人形に欲情してたの?」
瑠璃の太ももには、硬いものが押し付けられていた。――ありえない。こんな奴に抱かれるなんて、考えたくない。
そんな瑠璃の思考など露知らず、織田は制服を脱がしにかかる。
「ちょ……! いくらなんでもここでは……!」
必死に抵抗をするが、当然のごとく無視をされる。
それどころか、「静かにしい」と言われ、ほどいたネクタイで手首を後ろ手に縛られた。
ブラウスははだけさせられ、スカートは脱がさず片方の靴下と靴だけ脱がされる。これじゃあまるで――
「お人形さんのできあがりやな」
満足気にニンマリと笑う男に対して、少女は恐怖しか感じなかった。
自分が人間だと認知されてないのではないかと思い、ただひたすらに怖かった。
胸の膨らみをゆるゆると撫でられ、そこかしこにキスをされる。あ、と思った瞬間、その頂に舌を這わされた。
「……ん……ぁ……!」
嫌だと伝えたかったが、声を出そうとすると全て喘ぎに変わってしまう気がしたので、変わりに首を左右に振る。
「痛っ、い……!」
そのかすかな抵抗が気に入らなかったのだろう。織田は乳首を噛んだ。
さほど強くなかったにせよ、痛いことには変わりない。
ぽろぽろと涙がこぼれるのが分かったが、自分では止めることができなかった。
伝い落ちる涙に気を良くしたのか、織田は噛むのをやめて、再び舌を瑠璃のカラダに這いずらせる。
胸元から脇の下、わき腹、臍……徐々に下腹部へ近づく舌に嫌悪感を抱きながら、
それでも拒否する術を持たない少女は、ただひたすら涙を流すことで耐えた。
調子に乗った織田は、ついに瑠璃の秘部へと手を伸ばす。瑠璃の目が恐怖と驚きに見開かれた。
「やだ……! もうやだ! おねが……やめて!」
それまで以上に必死に拒否する瑠璃を見て、織田は密かに興奮を高めていた。
まるで自分が一人の少女を犯しているかのような感覚だった。実際その通りなのに、
なぜだかそれまで全くそういう気分にならなかった。
「ほんとにお願い! やめて……!」
必死に懇願する声は織田の耳に届いていない。下着を脱がせてそこに顔をうずめる。
そして何を思ったか、匂いを嗅ぎはじめた。
くんくん、くん。まるで動物のようなその動きに、瑠璃はぞわりとした。
同時に、とてつもない羞恥心がこみ上げる。
「やだやだ! そんなとこやだ! やめて! ゆるして!」
しかし織田がやめるはずもなく、今度は指でツンツンと豆の部分を触り始めた。
触るたびにビクンビクンと打ち震える少女は、もう泣いていなかった。
顔を赤らめ、目をぎゅっと瞑り、縛られた手をもぞもぞと動かしていた。
指でツンツン、鼻でくんくん。荒い鼻息すら快感になってしまうほど、瑠璃は敏感になっていた。
もうここがどこであるかなんてことは考えられない。縛られて動けないため、ぞの快感を発散できず、
ひたすらに声を上げることで和らげようとする。
「あぁぁっ! やだぁ! んん……!」
その反応が面白くて、織田は指を捏ねくり回すような動きに変える。
「きゃぁあ! あっあっあっ! やあぁっ! はぁ……んんんーっ!」
ぐにぐにとそこを練れば、瑠璃はジタバタと悶え苦しんだ。スカートの内側に愛液が滲んでいる。
「アララ、スカート汚れてしまうやん」
そう言って、さっきまで匂いを嗅いでいた瑠璃の秘部に口をつけ、じゅるるるる!と勢いよく吸う。
吸われた衝撃と、捏ねているままの指によって、瑠璃に与えられた快感はキャパシティをとうに超えていた。
それを感じ取った織田は、性急に自分自身を取り出すためにズボンのチャックを下げた。
その瞬間。
「あれ、織田まだいたのか?」
聞こえたのは我らがピッチャー、叶修吾の声。
バクバクと鳴り響く心臓と背中を伝う冷や汗にドギマギしながら、後ろを振り返る。
「つーか、一人? 三橋に案内されて来たんだろ?」
きょとん、とした顔で尋ねられる。だめだ、今、瑠璃の姿を見られるわけには――
しかし織田の心境などおかまいなしでズカズカとこちらへやってくる。マズイマズイマズイ神様仏様助けてくれ!
「いねーみたいだな、帰ったのか?」
「……へ?」
振り返ると、そこにはパンツを脱がされ、リボンで後ろ手に縛られたブロンド髪の人形が、仰向けに寝転がっていた。
最終更新:2008年08月17日 00:18