1-201 ハナモモ3
「カ、カントク…」
「…ふぁい?(なに?)」
「うぁ、咥えながら…喋んないで下さい…っ」
「ん…花井君が話しかけてきたんでしょ」
「そ、そうっスけど…」
熱く硬くなったソレを咥えられるまでは、あっという間だった。
あまりの速さに抵抗する間もなくソレはモモカンの口内に包まれた。
「で…ろうひはろ?(どうしたの?)」
「だ、だからっ!…ぁ、ヤバイですって…」
「はひは?(何が?)」
「ぅ…」
明らかに遊ばれていることが腹立たしかったが、それよりもモモカンのフェラが気持ち良すぎた。
口の動きに合わせて扱く手が何とも言えない快感を生み出す。
「ちょっ…ぁ、ほんと…やめっ」
モモカンの舌が一番敏感な場所に触れる度に反応してしまう自分が情けない。
「花井君、溜まってるの?こんなにパンパンにして…」
「そ、それは…」
正直、ここのところ練習尽くめで自慰行為をする気力すらなかった。
そんなこともあって、限界ギリギリにまで達するのはそう時間は掛からなかった。
「ん…花井君の…凄い…硬い…」
ちゅぷ、ちゅぼっと男子高校生にはいやらしすぎる音が夜の部室に響く。
「ぁ、ぁ…ぅぁ」
その音が鳴る回数が少しずつ増していく。
少し目線を下げれば熱心に肉棒にむしゃぶりつく監督がいる。
そんな光景を見て冷静に今の状況を考えられる程の余裕は無かった。
「ぅ、もっ…出るっ…出ますっ、カントク!」
そう言った途端モモカンは手と口の動きを一気に速める。
「あっ、ぁぁ!イクっ!イクっ…!」
「んっ…」
「ハァ…ハァ、ハァ…」
「ふふ…花井君、鳴き声は可愛いんだね」
唇の端から白い液を垂らしながら意地悪そうに笑うモモカンは今までで一番可愛く見えた。
そんなことを思いながら、何気なく見た部室の扉がほんの少しだけ開いていたことに何となく嫌な予感がした。
最終更新:2009年10月31日 19:11