1-260-266 タジモモ

夏休みの合宿、2日目の夜のことだった。
百枝の部屋の引き戸がノックされるとすぐにガラリと扉を開け誰かが入ってきた。
「監督、ちょっといいですかっ」
「あら、田島君、どうしたの」
「えっと、実は俺、野球部やめようかとおもって」
「・・・・冗談でしょ」
「冗談じゃなくて本気!です」
「いきなりそんなこといわれても・・・何かあったの?」
「うーん理由はちょっと言いにくいんでノーコメントで」
「そんなんで納得できるわけないでしょっ!」
「うーん。でもなぁ・・・」
珍しく真剣な顔つきで首をひねりながら考え込む田島に、百枝はツカツカとにじり寄り、
洗い立ての田島の頭を片手でがっし、とつかんだ。
「い・い・な・さ・い」
「いってぇぇぇえええぇぇぇ!!!!わっわかりましたっ」
手を離すと紅潮した頬に目にうっすら涙を浮かべた田島が一つ深呼吸をして、
やっと理由を語りだした。
「俺、実は好きな人ができちゃって」
「ん?それが野球となんの関係があるの」
「おおありだよ!」
「だからどうしてよ」
「だって、監督のこと好きになっちゃったんだもん」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・田島君」
「はいっ!って・・・・・いっってぇぇぇぇぇええええぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」
再び頭上に振り下ろされた自力金剛輪に田島は絶叫した。

前振り長くてスマソ


「そんなくだらない話をするならさっさと寝なさい!」
「なんだよっ。理由いえっていうから正直にいったのに」
「まだ言うつもりなの?全く」
「んー。信じてもらえないのはさびしいけど、そういうことなんで」
「まだ言う気?」
「だって練習中に監督みてると興奮しちゃうんだもん」
「・・・・・・あのね」
「他の奴らだって同じだとおもうけどなぁ」
「そんなこと考えて練習してたなんて・・・まだまだ練習量が甘いのかしら」
「だって監督すっげーいいカラダしてるじゃん」
じろじろと身体のラインに視線を這わせる田島に、百枝はゾクリ、と悪寒がした。
「いい加減にしなさい。大体貴方は4番でしょ?
ただでさえうちは部員数が少ないのに貴方に抜けられたら終わりよ」
「俺だって悩んだけど・・・練習中に勃っちゃっうのもうヤだし」
そういって田島は口ごもった。思わず百枝は彼の下半身に目が行ってしまう。
風呂上りのジャージとTシャツ姿の小柄な高1の少年、
しかしもう立派な男だともいえないこともない。
「じゃあ私が監督をやめればいいのかな」
「それはゲンミツにやだ!俺監督のユニフォーム姿大好き。
それが見れなくなるくらいなら俺がやめる!」
彼は熱心に語っているようだが、どうもバカにされてるようにしか思えなかった。
ああ、頭が痛い。百枝はこめかみに手をあててため息をつく。
「で、本題なんですけど、俺ひとつ提案があって」
「なんなの」
「監督が、俺と付き合ってくれれば万事OKだと思うんだけど」
「付き合う?」
「だから、コイビトになるってこと」


思わずポカーン、と口を開けたまま百枝は返す言葉が見つからない。
そのスキを田島は見逃さなかった。
「な、なにやってるのよ」
「何って・・・エッチなこと」
「ちょ、やめなさ・・・い」
抱きついてきた田島はまるで子供や動物がじゃれついてるようなものだった。
だがこれで彼が満足するのなら・・・
「わかったわ。貴方の相手してあげる」
「えっ!?マジで?」
「そうすればうちは大事な4番を失わなくて済むし」
「やったぁ!俺、ゲンミツにうれしいっ!」
彼は両手を上げてバンザイポーズをとると、そのままダイブして彼女を畳の上に押し倒した。
服を脱がそうとすると、彼女はそれをさえぎり、自分で身につけていたものを脱ぎ、下着姿になった。
すごい!これが大人のヨユウか!と田島は感心したがちょっと残念な気もする。
思い切って彼女に口づけた。舌を差し入れ、彼女の舌を捕らえて絡み付ける。
「・・・っ・・・う・・・ん・・・。んんっ。」
百枝が、苦しいのか感じているのか、分からないような声を漏らす。
「・・・なんか・・・慣れてるのね、田島君・・・」
笑顔でそういわれ、うれしさを隠し切れず田島もエヘヘと照れ笑いを浮かべる。
目の前にある大きな胸が煽るように揺れる。ごくり、と喉が鳴った。


「すげーおっきい・・・」
そっと胸に触れると、あとはなし崩し的だった。
部員たちの羨望のまとだった大きな胸が、田島の手の中で
自在に形を変えていく。その姿はあまりにエロティックだった。
胸の突起を口に含み、ちゅうちゅう、と子供のように吸う。
「・・・っあん・・・」
強く吸ったり、ぺろぺろと舌で転がしたりして、彼女の反応を楽しんだ。
ついに我慢できなくなり、田島は自分の服を脱ぎだした。ジャージと一緒に下着をひき下ろす。
既に立ち上がっている彼自身が勢いよく飛び出した。
田島は百枝の上半身にまたがると、彼女の胸の間に自分自身を挟みこんだ。
「ちょ、ちょっと・・・田島君・・・!」
田島の予想外の行為に、思わず声をあげてしまった。
「なんか俺、興奮しちゃって」
田島はそういいながら彼女の両胸をつかみ、自身を強く挟み腰を前後に動かすと百枝の胸と田島自身がこすれあう。
「監督・・・やわらかいです・・・」
田島が気持ちよさそうにハァハァ、と荒い息をつくのをみて、彼女の胸の突起は自然と立ち上がってしまった。
それに気づいた田島が、乳首をやさしくつねる。
「あんっ・・・」
田島の興奮が、百枝の脳髄を犯していく。
足を開かされ、そこに割って入られ、下着をはずされた。
「こうなってたんだ・・・」
初めて見る女性器に、田島は目を奪われる。小さな膣口を見つけ、指でつん、と触った。


「あっ!」
「こんなところに入るの・・・?こんなに小さいのに」
田島は秘所に口をつけると膣を中心にぺろぺろと犬のようになめる。
「田島く・・・や、めなさい」
それまで余裕をみせていた百枝だったが、さすがに体を震わせる。茂みをまさぐられ突起にそっと触れられると
まるで電気が流れたように痙攣してしまう。
「あ、もしかして、感じた?」
「もう、バカなこといわないで・・・っ」
そんなこと言われたら余計触りたくなるのに、と思いながら田島は突起を刺激した。
「あ、あああ、やぁ・・・っ!」
百枝が今まで聞いたこともないような、切なげな声を上げる。その声を聞いているだけで、田島自身に
血が集中していってしまう。
突起を刺激しながら、もう一度秘所に手を伸ばすと、そこはもうびしょびしょに濡れていた。
「すごい・・・濡れてる・・・」
「いちいちそういうこと言わない・・・」
瞳を潤ませ、恥ずかしそうに、彼女が言う。その様子を見て、田島が凶暴な思いに囚われる。
(彼女を自分のものにしたい)
何度も思ったその願いは今ひときわ強くなり、田島は百枝の膝の裏に手を置いて、ぐっと彼女の足を押した。
百枝の腰が少し浮き、秘所がよく見える。そのまま彼女の膣にゆっくりと自身を挿入していった。その様子は
もちろん彼女の目にも入る。
「あっあ、ん・・・」
「うっわ・・・」
百枝の中は熱く、狭かった。何にも例えられないような快感が田島を包んだ。
彼は夢中で腰を振った。


「すご・・・監督の中・・・すっごい気持ちイイ・・・」
「あ、んまり、はぁっ、は、げ、しく、はぁっ、動かないで・・・」
百枝は快楽と必死に戦った。気を抜くと彼の全てを受け入れてしまいそうだ。
溺れてしまわないように自分の意識にしがみつく。しかし、その気持ちとは裏腹に彼女の中からは
愛液が流れ出して彼を潤してしまう。
「監督、イってもいいですかっ!!」
田島が急に腰の動きを早めた。そして百枝の最奥を突く。
「あんっ・・・い、やぁっっっ!!!」
田島のほとばしりを感じて、体を震わせた。
「あ、もう・・・最高・・・」
田島は目を閉じて射精の快感を味わっている。
「あ・・・溢れてきちゃった?」
田島の吐き出したそれは、百枝の中に納まりきれずに彼女の秘所から溢れ出していった。
「ふあぁ〜〜」
気持ちよさそうにため息をついて、名残惜しそうに百枝の中から自分のものを引き出した。
ずるりと田島のものが出ると、彼女の中からどろどろとした液体があふれ出し、畳を汚した。
「もう、早く拭かなきゃ・・・」
「は〜い・・・」
百枝は膝立ちになると、後ろを向いて部屋のテーブルの上の布巾を手に取ろうとした。
百枝の形のいい尻。その隠れた部分からこぼれだした自分の精液が彼女の太ももをつたっていくのがみえた。
あまりにエロティックなその姿。
田島が後ろから百枝を抱きしめる。
「田島君!?」
「すいません、監督。俺また勃っちゃった・・・!」


何?と聞き返す間もなくそのまま前に倒される。「く」の字のように体が折り曲げられた。
「あっんん・・・!」
先ほどの行為の残滓が残っていたため、彼女のそこは田島をすんなり受けいれた。
「なんでこんなに気持ちいーんだろ・・・」
田島が百枝の腰をつかみ、自分の腰を打ちつける。そのたびに百枝が快楽の声をあげる。
田島は後ろから彼女の中を探るように動かす。後ろ向きだった彼女の体を反転させて激しく腰を打ち続けた。
いつの間にか百枝の腕がしがみつくように田島の背中に回されていた。
「監督もイってよ・・・てゆーかゲンミツにイカせてみせる」
「あ、やぁぁぁっ」
「・・・ここがいいんだ?」
弱い場所を見つけ出されて、執拗に攻め立てられる。
「いやぁああああっ・・・すごい・・・もう・・・あああん!」
百枝が泣き声のような声をあげ、絶頂を迎えた。その表情が田島の征服欲を満足させる。
百枝の肉壁が田島を締め上げる。
「監督・・・やっぱ最高!」
田島が百枝の中から、自分を抜き出す。
そして放心状態の彼女の上に、白い精を飛び散らした。
二回目とは思えないそれは、彼女の豊かな腰や胸、顔や髪すら白濁の液で汚していった。
「3年間よろしくおねがいします!」
そう満足げに宣言して、自身の精液で汚れた彼女の顔に自分の顔をよせてチュッとキスをした。
最終更新:2009年10月31日 19:29