小小ネタ 篠岡×
篠岡の目を見ながら、そっと顔を近づけていく。
俺の目を右、左と見た後、篠岡はうつむいてしまった。
気にせず、さらに顔を近づけ、鼻と鼻が触れそうなところで
俺は動きを止めた。
そのままじっと待っていると、おずおずと篠岡が顔を上げ、
俺の目をじっとみたあと、ぎゅっと目を閉じた。
ふっくらした篠岡の唇を自分の唇でふさいだら
それは想像以上のやわらかさで、俺をいっそう夢中にさせた。
篠岡をもっと知りたい。
もっと俺を感じさせたい。
その一心で俺は篠岡の咥内に自分の舌を侵入させ、
蹂躙し、舌を絡めとろうとした。
俺のその行動に篠岡はびくっと体を震わせ離れようとしたが、
逃げられないよう無我夢中で篠岡をきつく抱きしめ、
より深く篠岡に侵入する。
逃げる舌を追いかけて、追いかけて、絡みとって、吸って。
抵抗を続けていた篠岡の体から、力が抜けた。
俺はこめていた力を緩め、ただ、ひたすらに篠岡を感じることに集中する。
下唇をはさみ、甘噛みし、歯列をくすぐる。
舌先でツンツンと歯をつついてやると、おずおずと舌を差し出してきた。
俺の口内に引き入れ、吸い上げる。
舌を篠岡のそれにぎゅっと押し付け撫で上げる。
「ふっ・・・・・はぁ・・・」
篠岡のくぐもった声が、二人の隙間からもれでる。
感じているんだ。
興奮が脳天を駆け抜け、我慢できなくなり、
そのまま篠岡に覆いかぶさるように押し倒し、
篠岡をより感じようとさらに舌を奥に侵入させたら
篠岡の両手が、俺の首にまわり、ぎゅっと絡み付いてきた。
このまま、進んでしまっていいだろうか・・・・?
889 :小小ネタ 篠岡×沖だった場合:2007/07/21(土) 17:28:18 ID:VU8ALeGF
俺にしがみついて、必死に俺に答えようと
口付けにあわせてくる篠岡がいっそういとおしく感じる。
でも、俺で、いいんだろうか?
このシチュエーションを願って、何度一人で抜いたか
もう覚えていない。
気弱な俺がここまでできたのは、そのおかげかもしれない。
篠岡の部屋で、篠岡を押し倒して、俺が覆いかぶさってるなんて。
俺は篠岡のことがずっと好きだった。
いや、部の奴ら全員、好きだと思う。
篠岡みたいないい子に、惚れない奴なんていない。
でも、篠岡は、俺に惚れてるんだろうか?
好きだと告白して、返事も聞かないまま、こんなことをしている。
抵抗しないことを、答えととってしまっていいだろうか?
密着した体からじかに伝わる篠岡のぬくもり。
やわらかいからだ。いいにおい。
合わせた口からこぼれるかわいい喘ぎ声。
でも、篠岡には悪いが、俺ももう止められそうにない。
篠岡の口を味わいながら、そっと服の上から篠岡の胸に触れた。
篠岡の体がビクンと跳ね、俺の首から手がはずされ。ぎゅっと俺の手を掴む。
ここでやっと、俺は篠岡の口を味わうのをやめ、至近距離で見つめあう。
高潮した頬に、潤んだ瞳。
篠岡はすごくかわいい。
「お、沖くん・・・。私・・・・。
あの、ごっ・・。ごめんなさい・・・。」
最終更新:2008年01月05日 23:36