1-549 ハマモモ
「なぁ、監督のことは気になんねえの?」
あの時田島や泉がソコに触れなかった。その理由を理解したと同時にひどい自己嫌悪に陥った。
それもそうだ、こいつらにとっては監督以上の何者でもない。
監督である以上、性別なんて関係ない。思春期だがそう思いたいのだろう。スポーツマンとして当然だ。
それなのにオレは…
「浜田君…」
「か、監督っ!?だ、駄目っスよ」
「何言ってるの…ココこんなにして」
「ちょっ、あっ」
「こうゆうふうにされたかったんでしょう?」
「そんなっ、あぁっ!」
いつもの夢、いつもの目覚め、いつもの朝勃ちだ…。
ここ最近は登校前に毎日のようにヌいてる。オカズはもちろん夢の続きだ。
なんでだろう…
なぜオレはアイツらのように監督をカントクとして見れないんだろう…
あー、バカだなぁオレ…
最終更新:2009年10月31日 22:32