1-735-740 ミズモモ

「監督って胸でかいっすよね」
「……は?」
(やっべ!口に出ちゃった)

という水谷×百枝の夢を見た





「なに、水谷くんはおっぱい大きい人が好きなの?」





神妙な顔つきで、百枝は水谷に近づく。
「あ、いや!そういうつもりじゃ……あっ」
否定の意を示すために振った水谷の右手が、あろうことか百枝のその豊満な胸に触れてしまった。
「すっすいません!」
慌てて手を引っ込めるが、その感触は指先に熱く残る。
ほんの一瞬ではあった。
しかし、水谷は初めて女性の胸に触れたのだった。
「……水谷くん、いつまで手を見つめてるの?」
「えっ!!」
指摘され、水谷は我に返る。
「……やあ、事故とはいえ胸に触っちゃって、いやもうごめんなさいというか……」
「別に触ってもいいわよ」
「え」
百枝の一言に、水谷は目を丸くした。
「ここまで大きいとね、色気もへったくれもないじゃない!
珍しがられちゃって、近所の子供にもよく触られるのよ。
今水谷くんしかいないし、一人くらいなら時間も喰わないし、いいわよ触っても」
水谷は狼狽した。
オレ完璧子供扱いか!まあモモカンにしてみれば高校生なんてガキだろうけど!
それにしても自ら進んで「触ってv」なんて言う!?普通。やっぱこの人訳わかんねー
「いいなら戸締りして帰るわよ」
「いや触ります」
考えるより先に言葉が出た。
「うわっオレの馬鹿……」
目の前では、にこにこと百枝が笑う。
水谷は思わず生唾を飲み、おそるおそると手を伸ばす。
誰もいない部室。
時計の音が鳴り響いていた。





おそるおそる伸ばした右手でそっとオッパイをなでる。柔らかい、だがしっかりと弾力もある。指先にぎゅっと力を込めるとすっと沈んだ後ぽよん、と押し返された。
「んっ…」
「わっ!!」
モモカンの唇から漏れた喘ぎに思わず手を引っ込めてしまう。
「ごっ、ごめんなさいっ!」
「あら、別に痛かったんじゃないのよ、でもやっぱり高校生は子供とは違うわね、ちょっと感じちゃった」
ほほをかすかに染めたモモカンがふと、視線を水谷の下半身に落とす。
「あら、水谷君、勃っちゃったの?」
最終更新:2009年10月31日 23:34