1-753-754 レンルリ
いつからこんなことをしているかなんて、もう覚えていなかった。
最初はただの触りっこで、子供の遊びでしかなかった筈なのに……。
「……んっ、ンっ」
四つんばいになって、立てた太股の間を熱い固まりが何度も擦り上げていく。
ぴったりと閉じ合わせた腿を、後ろから何度もこじ開けられる。ぬるついた
体液は自分のものか相手のものか、もうよくわからない。
「あ…、あン」
強い刺激が脳を揺らす。花びらだけでなく、花芽まで擦り上げられて、膝が
がくがくと揺れた。
「ダメ、だよ。ちゃんと、立っててくれない、とっ。は、入っちゃう、よっ」
「は…ぁ、だ、だって…っ」
ぐい、と腰を掴まれてもっと上げることを強要される。そのまま強く突き込まれて
感じる所にダイレクトな刺激を送られた。
「や…、そこ……」
反り返った部分で一番敏感な所を刺激される。尖った先を擦られるのがたまらなく
気持ちいい。
「…ルリ、ここ好き、だもんねっ」
ほんの少し得意げな声で囁きながら、何度も何度も腰を突き込んでくる従兄弟に
ガクガクと首を振った。体の奥が溶けていくのが分かる。トロトロに溶けた蜜が
溢れ出して、もっとスムーズに動けるようにと相手に絡みつくのが分かった。
これ以上進んだら、ダメ。ダメなのに。
そう思うのに、自然と体が動いていた。太股をきつく締め上げて、熱い固まりを
締め付ける。とろけだした場所を押しつけてねだる。
もっと、もっと強い刺激が欲しかった。
「……入れてもいいよ、…レンレン」
振り向いた先の従兄弟はいつにも増してビックリした顔をしていて、少しおかしかった。
最終更新:2009年10月31日 23:39