マネジにいろいろ着せてみよう。1
西浦ーぜ×千代ちゃん
きっつい練習が終わって着替えていたある日。
部室では「マネジに着て欲しい服」についての話が行われていた。
田「俺はやっぱりメイド服がいい!ゲンミツに!」
水「しのーかは猫耳つけて猫コスの方が似合うんじゃない?」
西「篠岡さんはロリ系の服のほうが・・・」
沖「いや、むしろスク水で。」
泉「スク水とかありえねぇって。セーラー服がいいんじゃね?」
三「ナース、も、似合う、と思う」
巣「あと、ちょっとはだけた浴衣とか」
阿「あえて俺のシャツで」
栄「いやいやここはバニーさんじゃない~」
花「俺はキューティー〇ニーがいいとおもうよ」
栄「でもさ~。篠岡に俺らが着て貰いたい服着てっていったら引かれそうだよね~」
水「そうそう、そのせいで態度がおかしくなったら嫌だもんね」
沖「衣装もないし・・・・」
どうしたらいいのか悩む西浦ーぜ一向。
そんなとき部室のドアが勢いよく開いた。そこにたっていたのは・・・
モモカン「あなた達面白い話してるじゃない?」
シガポ「さすが高校生!発想がゆたかだね」
花「いやっ、これは、そのちがくて」
モモカン「恥ずかしがることじゃないのよ。健全な証拠!!ね、志賀先生」
シガポ「そうだね。創造するのはいいことだよ!どんどん創造しなさい」
モモカン「志賀先生。アレをこの子達に貸してあげたらどうでしょう」
シガポ「いいですね。じゃあ君達ちょっとついてきなさい」
そうしてシガポに誘導されついていく西浦ーぜ。
シガポに連れて行かれた場所は・・・
阿「数学準備室?何があるんスかこんなトコに」
シガポ「いいから。さぁみんな入って入って。」
数学準備室に入った西浦ーぜが思わず絶句する。
ところ狭しと並べられた服の山
田「すっげぇ!!ゲンミツにすげぇ!!」
阿「先生・・・これって・・・」
シガポ「うん。衣装だね。メイドさんからナースまで沢山あるよ。
想像力を使うのもいいことだけど、やっぱり生で見るのは違うからね。
君達に特別に貸してあげるよ。さぁ好きなのを持っていって」
こうして衣装を手に入れた西浦ーぜ。
でも、問題が後一つ。
西「でもさ・・・どうやって着てもらうの」
モモカン「それは私に任せて。あなた達こないだの桐青戦頑張ってたから
ご褒美に私がなんとかしてあげましょう。」
西浦ーぜ「「「マジで!!!」」」
モモカン「その代わり練習を今以上に頑張ること!!いいね?」
西浦ーぜ「「「はいっ!!!!」」」
今日の部活はグラウンドをサッカー部が午前中使うため午後からだった。
身支度をととのえ、さぁ出ようと自転車の鍵を握った瞬間千代のケータイが鳴った。
FROM:監督
件名:今日の部活について
本文:
今日の部活が終わった後花火するから浴衣でね。
あと、着替えるスペースがないから家から着てきちゃいなさい!
コレ監督命令ね。じゃあまた後で。
動きにくそう・・・と思いながらも着ていた制服を脱ぎ、
押入れから浴衣を取り出す。タンクトップを着たら暑いよね~と思いながら
下着のうえから直に浴衣を着だした。
そのせいであんなことになるとは篠岡は知らなかった・・・。
いつもどおり部活にきた西浦ーぜ。今日もきつい練習がはじまる。
いつもどおりアップで走って、いつもどおり備運動中にきた篠岡に挨拶して・・・
しかし、今日はいつもどおりではなかった。マネジが浴衣だったからだ。
真っ先に気づいたのは水谷だった。
水「おっ!しのーかだ・・・アレ?浴衣着てね??」
その言葉にいっせいに振り向く西浦ーぜ。その瞬間みんなの目が丸くなった。
篠岡は夏っぽい感じの青い花の模様の浴衣を着ていた。髪の毛も上げており真っ白な
うなじが見えている。なんというか・・・そそられる。
(「「「「あれはやばいっっっ」」」」)
みんながいっせいにそう思ったとき後ろから声がした。
「コラ、みんな一生懸命練習頑張るのが約束だったでしょ。まじめにする!じゃないと
握ったあげく千代ちゃんをいつものジャージ姿に戻します。」
その言葉に慌てるもどうやって着せたのかきになる西浦ーぜ。
しかし、モモカンの目がマジだったため大人しく練習に戻ることになった。
「コレから先が面白いのよね」
モモカンがぼそりと呟いた。
部活も中盤を迎えた休憩中西浦ーぜはいろいろな意味で疲れていた。
篠岡は浴衣を着たままマネジ業をしていたため、浴衣が少しはだけているのである。
白く柔らかそうな胸元が見えておりそこに釘付けになっている。
しかも控えめな胸の谷間を汗がつたわっているというサービスつきだ。
花井と水谷はその場でおにぎりを持ったままうずくまっており、三橋は鼻を押さえて俯いている。
田島はバットがたったためトイレに行ってしまった。
篠岡にはだけた浴衣を着てもらいたかった巣山は脳内にインプットしようと
ガン見している。その鼻から鼻血が勢いよく出ているのにも気づいていないようだ。
そんな巣山の隣で「しのーかちょっと」と篠岡を呼び寄せしれっとチラみしている阿部
いけない妄想に走ってしまった沖や泉の後ろで微笑むモモカン。
その手にはデジカメ。メモリーの中には胸元がきわどい篠岡の姿や、
篠岡が胸元の汗を拭いている姿が映っていた。
(さぁて、今回も稼がせてもらうわよ。千代ちゃん)
巣山編終わり。
補足
シガポが衣装を持っているのは・・・趣味かな?(阿部風に)
モモカンは実は他校の生徒やらーぜに写真を売って儲けてます。
最終更新:2008年01月06日 17:47