フォース企画・返信ページ

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・かるめる氏・感想 【霞の谷】とは違う方向性を打ち出してほしい、というような注文をしたのですが、今度からはもう少し強制力のある表現をします。 …他の方とかぶるとという理由を言わなかったのはこの場で誤らせていただきます。 そういった点から、個別評価はともかく全体評価は非常にボロボロで、参考にならないと思います。 *個別評価 -雷閃騎士イヴァン 手札に戻し、手札を捨てて墓地を除外。手札に戻したカードは墓地に遅れないということでいいですね? 召喚条件がアホみたいにややこしく、「効果のシンプルなカードを中心にした」の発言は嘘に思うのがいいでしょう。 他にはフリーチェーンのバウンスと戦闘破壊時の破壊効果ですが、戦闘破壊時の破壊効果は相変わらず自分の中では低評価です。 注目のバウンスは自他どころかタイミングまで問わず発動でき、相手の召喚や攻撃に合わせて使えることから凶悪な制圧力を持ちます。セルフバウンスに使うのが勿体ないくらいで、このカードを中心にする場合は効果によって相手の展開を許さないデッキに仕立て上げるのがいいでしょう。 重くなりますがダーク・シムルグ、魔封じの方向と合わせて出せば勝てたも同然です。また風属性でデッキを組む大きな動機のひとつにもなるでしょうし、革命を起こせるカードであることは間違いなさそうです。 -蜻蛉の巫女 特殊召喚できず能力も低いチューナーですが、シンクロを妨害されず破壊耐性も付与できます。はまれば強力ですが扱いが難しく、初心者に向いたシンクロサポートには思えないのが正直な感想です。 風属性には守りたいカードが少ないのもマイナス。…雷神鬼、スフィアードとか? ただ特殊召喚サポートである【霞の谷】のフィールド魔法連中とは非常に相性がよく、そういったフィールドを使っている連中と組むのがいいでしょうか。 -疾風の精霊ガルーダ もちろんシルフィード+ガルーダでエクシできます。2500ラインへの当てつけじみた攻撃力、バウンスによる除去または再利用ができます。 セルフバウンスが得意なことからどちらかというと【霞の谷】のパワーアップパーツと言ってもいいでしょうか。 -蒼天の宝札 上記二枚が【霞の谷】のパワーアップパーツとするならこちらは墓地増強を得意とする【ガスタ】のパワーアップパーツです。 ややこしい上に謎のデメリットがついていますが、正直な話気にならないので実質墓地増強できる場合は風属性の強欲な壷と言えましょう。 高速回転によって後半墓地が余りがちなドラグニティですが、場合によってはこちらでも採用が検討できます。 -疾風のバリア-ソニック・フォース- 発動さえできればセルフバウンスに相手全バウンス。除去能力と展開補助を一挙に引き受けますが、ガジェットなどを相手にした場合は効果が薄いのが難点です。 …昨今のガジェットはエクシモンに攻撃を任せるためそこまで酷く相性が悪いわけではなく、昨今の環境を思うと実質除去と同じものと考えてよさそうです。 こちらのほうは効果を使用したレギオンなどをバウンスしながら除去できるため、【ドラグニティ】の強化パーツになります。 もちろんセルフバウンスを生かして【霞の谷】での採用もあり。 *全体評価 -プレイするデッキとしての完成度 【セルフバウンス(霞の谷)】【バウンス除去】【風属性】が中途半端に混在していて、あまりデッキにならないというのが正直な感想です。 特に新規カードが風属性の雷閃騎士イヴァンを除いてはカテゴリの強化キット的役割になっていて風属性全体の方向を打ち立てられず、せっかくのチャンスが台無しになった点は残念でなりません。 そもそも【セルフバウンス】にしても再利用できるカードが少なく、【バウンス除去】にしてもキーカードに近い縮退回路が【セルフバウンス】要素のおかげで収録見送りになってますし、いまだ【風属性】ではデッキになりませんし、中途半端な収録のおかげでこのデッキ3箱だけではデッキ調整のしようがありません。 自分がこれを三箱渡されて「組め」と言われたら、「イヴァンを中心にするデッキを組みたいけど、墓地もなかなか溜まらないしなあ…特殊召喚サポートでリリースを確保しながらライザーとジョーを使うしかないか」と言ってしまいそうです。 特に墓地資源の枯渇が心配され、シルフィード、ガルドスの羽根ペン、新規カードのうち二枚がそうなのですが、手札に戻す効果が中心で手札に逃げる戦術を取ると墓地に風属性がたまらず、かといって高速で墓地を増強する手段もなく、動きがもっさりしているといわざるを得ません。 他には消費が激しい、すなわち手札コストを要求するカードに対してフォローがほとんどされていないのも問題です。手札コストへのフォローもなく、かといって捨てて得するカード、すなわち墓地で発動するカードさえなく、扱いづらさはひとしおです。 またライザー、ジョーの召喚サポートとしても、シルフィード、ドルドラ、ドラゴンフライを除いてはいちいち通常召喚していく必要があり、相手の攻めを防がなければ出すことは難しいでしょう。これはシンクロ、エクシーズにもいくらか通じる問題です。 また戦闘破壊で効果を発動するファルコスやモンスターとの戦闘が得意なアーマド・ビーに対して除去カードが多かったり、デッキとしては方向性が迷走しているといわざるを得ません。 これが「デッキの拡張性」につながると思いきや、上記のとおりどれをとっても中途半端なのが問題。 -対象プレイヤー(初心者、中級者、上級者)の力量に合ったプレイング難易度 自分は正直、初心者にこれを勧める理由はありません。それは「収録カードの配分バランス」と「コンセプトと内実の合致」にほとんど書かせていただきます。 1箱では消費が激しく事故連発であり間違いなくデッキとして成り立っていない点、そもそも重いカードが複数積まれている割にそちらの配慮がいまひとつであり遅い点、その遅さをコントロールでカバーできない点などから、初心者はおろか熟練のゲーマーでも安定した勝ち筋を得られることは難しいでしょう。 ただ、カード資産を十分に持ったプレイヤーで、これらカードがほしい場合はこれを使ってデッキのパーツとすると、たとえば【ガスタ】にイヴァンや蒼天の宝札、神風を投入したり、【風属性ハイビート】の素体をこれで組んで魔法・罠対策をしたりするなど、案外骨はあったりします。 -収録カードの配分バランス(関係ないカードを配分している、高値カードを配分しすぎている等) とにかく酷い。 まずミスト・ウォームの無茶振りにインパクトを覚えて、新規を収録したついでに収録したのではなく、これの再録のために新規エクストラ枠を無理矢理収録したと言う見方もできます。なぜとんぼの巫女と相性のいい雷神鬼、スフィアードを収録せずこちらを選んだのかが理解できません。 また高値になりがちなスワローズ・ネストがある点から、最低この2枚だけでも1000円の価値を有り余らせた再録と言えます。 ほかにも謎のハイランダー構成にも悪い意味で目を引きます。ドラゴンフライ一枚ってやる気あんのか。 コンセプト自体も【霞の谷】のモンスターがほとんど入っていないだけのセルフバウンスであり、バウンスで除去がどうこう言いながら内実はまったくかみ合っておらず、収録カード軒並み相性が悪いことから縮退回路がないのも気になります。 新規カードがだいたい別カテゴリのパワーアップキットに過ぎない点も見所に乏しく、また一部【霞の谷】とかぶっているため先出後発の霞の谷の店員様への配慮がいまひとつされていないのも気になりました。 【セルフバウンス】にしてバウンスによって魔法・罠ゾーンを減らす分相性が悪い魔導師の力の収録、謎の突進など、枠を無駄遣いしながガルドスの羽ペンとシルフィード、またはライザーやジョー、シンクロなどのサポートがほぼなく、展開妨害さえも除去に頼りきっている点も非常に不安定と思いました。 それどころかネストは風属性でなく鳥獣族サポートであり、対応カードもそこまで多くないどころか少なめ。どうやって使えというのでしょうか。 唯一ついた盲点の自由解放だけが「除去」というコンセプトに合致していて手に入りにくい上需要がそんなにないということで評価点。 -コンセプトと内実の合致 「シンプルなカードを中心にした構築」「魔法・罠はコンボ性が薄い傾向がある」。これらは嘘です。 中心になっているのは間違いなくバウンス系のカードでありフィールド魔法がまさにその効果であることからコンボ性が高く、複雑な動作を要求するカードが中心になってきています。 一応汎用枠自体はコンボ性が薄いものの、「コンボ性が薄い」ことと「手札消費が荒い」と言わしめるために収録されたようにさえ見え、なぜリビングデッドの呼び声などコンボ性を否定しないシンプルなカードをを投入しなかったのかが疑問です。 確かに「コンボ性が薄い」というのはあると思います。が、それはもちろんいい意味、すなわちグッドスタッフであると言うことではなく、単に【セルフバウンス】から再利用できるカードを抜いただけというお粗末なもの。確かにいろんな場所からの除去という観点は面白いと思いますが、何も風属性でやって方向性をバラバラにすることはなかったと重います。 「破壊、除外、デッキ・手札への帰還といったあらゆる除去手段を取りそろえ」という部分も妙に手札バウンスに偏っていて、自分のカードが戻せることから【セルフバウンス】を意識してしまい低評価。 デッキから「別のカードを買え」臭が漂ってきて、初心者上級者に関わらず「収録カードを持っていなかった人」向けであるとさえいえてしまいそうです。 シンプルで強力なニュートの未収録も痛い。 -その他感想 前記したとおりですが、5枚15枠(ストラクの場合は5枠ですが…)があれば充分風属性全体に【霞の谷】とは違った流れを生めると思っていたら、セルフバウンスと除去が中途半端でシンクロが中心になった点は正直な話をいわせていただきますと、残念といわざるを得ません。 最後に。なんだかんだボロクソ言いましたが、新規カード自体は面白いので決してクソラクではないことは保障します。 ―――

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