フォース企画・返信ページ

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・かるめる氏・感想 【霞の谷】とは違う方向性を打ち出してほしい、というような注文をしたのですが、今度からはもう少し強制力のある表現をします。 …他の方とかぶるとという理由を言わなかったのはこの場で誤らせていただきます。 そういった点から、個別評価はともかく全体評価は非常にボロボロで、参考にならないと思います。 *個別評価 -雷閃騎士イヴァン 手札に戻し、手札を捨てて墓地を除外。手札に戻したカードは墓地に遅れないということでいいですね? 召喚条件がアホみたいにややこしく、「効果のシンプルなカードを中心にした」の発言は嘘に思うのがいいでしょう。 他にはフリーチェーンのバウンスと戦闘破壊時の破壊効果ですが、戦闘破壊時の破壊効果は相変わらず自分の中では低評価です。 注目のバウンスは自他どころかタイミングまで問わず発動でき、相手の召喚や攻撃に合わせて使えることから凶悪な制圧力を持ちます。セルフバウンスに使うのが勿体ないくらいで、このカードを中心にする場合は効果によって相手の展開を許さないデッキに仕立て上げるのがいいでしょう。 重くなりますがダーク・シムルグ、魔封じの方向と合わせて出せば勝てたも同然です。また風属性でデッキを組む大きな動機のひとつにもなるでしょうし、革命を起こせるカードであることは間違いなさそうです。 -蜻蛉の巫女 特殊召喚できず能力も低いチューナーですが、シンクロを妨害されず破壊耐性も付与できます。はまれば強力ですが扱いが難しく、初心者に向いたシンクロサポートには思えないのが正直な感想です。 風属性には守りたいカードが少ないのもマイナス。…雷神鬼、スフィアードとか? ただ特殊召喚サポートである【霞の谷】のフィールド魔法連中とは非常に相性がよく、そういったフィールドを使っている連中と組むのがいいでしょうか。 -疾風の精霊ガルーダ もちろんシルフィード+ガルーダでエクシできます。2500ラインへの当てつけじみた攻撃力、バウンスによる除去または再利用ができます。 セルフバウンスが得意なことからどちらかというと【霞の谷】のパワーアップパーツと言ってもいいでしょうか。 -蒼天の宝札 上記二枚が【霞の谷】のパワーアップパーツとするならこちらは墓地増強を得意とする【ガスタ】のパワーアップパーツです。 ややこしい上に謎のデメリットがついていますが、正直な話気にならないので実質墓地増強できる場合は風属性の強欲な壷と言えましょう。 高速回転によって後半墓地が余りがちなドラグニティですが、場合によってはこちらでも採用が検討できます。 -疾風のバリア-ソニック・フォース- 発動さえできればセルフバウンスに相手全バウンス。除去能力と展開補助を一挙に引き受けますが、ガジェットなどを相手にした場合は効果が薄いのが難点です。 …昨今のガジェットはエクシモンに攻撃を任せるためそこまで酷く相性が悪いわけではなく、昨今の環境を思うと実質除去と同じものと考えてよさそうです。 こちらのほうは効果を使用したレギオンなどをバウンスしながら除去できるため、【ドラグニティ】の強化パーツになります。 もちろんセルフバウンスを生かして【霞の谷】での採用もあり。 *全体評価 -プレイするデッキとしての完成度 【セルフバウンス(霞の谷)】【バウンス除去】【風属性】が中途半端に混在していて、あまりデッキにならないというのが正直な感想です。 特に新規カードが風属性の雷閃騎士イヴァンを除いてはカテゴリの強化キット的役割になっていて風属性全体の方向を打ち立てられず、せっかくのチャンスが台無しになった点は残念でなりません。 そもそも【セルフバウンス】にしても再利用できるカードが少なく、【バウンス除去】にしてもキーカードに近い縮退回路が【セルフバウンス】要素のおかげで収録見送りになってますし、いまだ【風属性】ではデッキになりませんし、中途半端な収録のおかげでこのデッキ3箱だけではデッキ調整のしようがありません。 自分がこれを三箱渡されて「組め」と言われたら、「イヴァンを中心にするデッキを組みたいけど、墓地もなかなか溜まらないしなあ…特殊召喚サポートでリリースを確保しながらライザーとジョーを使うしかないか」と言ってしまいそうです。 特に墓地資源の枯渇が心配され、シルフィード、ガルドスの羽根ペン、新規カードのうち二枚がそうなのですが、手札に戻す効果が中心で手札に逃げる戦術を取ると墓地に風属性がたまらず、かといって高速で墓地を増強する手段もなく、動きがもっさりしているといわざるを得ません。 他には消費が激しい、すなわち手札コストを要求するカードに対してフォローがほとんどされていないのも問題です。手札コストへのフォローもなく、かといって捨てて得するカード、すなわち墓地で発動するカードさえなく、扱いづらさはひとしおです。 またライザー、ジョーの召喚サポートとしても、シルフィード、ドルドラ、ドラゴンフライを除いてはいちいち通常召喚していく必要があり、相手の攻めを防がなければ出すことは難しいでしょう。これはシンクロ、エクシーズにもいくらか通じる問題です。 また戦闘破壊で効果を発動するファルコスやモンスターとの戦闘が得意なアーマド・ビーに対して除去カードが多かったり、デッキとしては方向性が迷走しているといわざるを得ません。 これが「デッキの拡張性」につながると思いきや、上記のとおりどれをとっても中途半端なのが問題。 -対象プレイヤー(初心者、中級者、上級者)の力量に合ったプレイング難易度 自分は正直、初心者にこれを勧める理由はありません。それは「収録カードの配分バランス」と「コンセプトと内実の合致」にほとんど書かせていただきます。 1箱では消費が激しく事故連発であり間違いなくデッキとして成り立っていない点、そもそも重いカードが複数積まれている割にそちらの配慮がいまひとつであり遅い点、その遅さをコントロールでカバーできない点などから、初心者はおろか熟練のゲーマーでも安定した勝ち筋を得られることは難しいでしょう。 ただ、カード資産を十分に持ったプレイヤーで、これらカードがほしい場合はこれを使ってデッキのパーツとすると、たとえば【ガスタ】にイヴァンや蒼天の宝札、神風を投入したり、【風属性ハイビート】の素体をこれで組んで魔法・罠対策をしたりするなど、案外骨はあったりします。 -収録カードの配分バランス(関係ないカードを配分している、高値カードを配分しすぎている等) とにかく酷い。 まずミスト・ウォームの無茶振りにインパクトを覚えて、新規を収録したついでに収録したのではなく、これの再録のために新規エクストラ枠を無理矢理収録したと言う見方もできます。なぜとんぼの巫女と相性のいい雷神鬼、スフィアードを収録せずこちらを選んだのかが理解できません。 また高値になりがちなスワローズ・ネストがある点から、最低この2枚だけでも1000円の価値を有り余らせた再録と言えます。 ほかにも謎のハイランダー構成にも悪い意味で目を引きます。ドラゴンフライ一枚ってやる気あんのか。 コンセプト自体も【霞の谷】のモンスターがほとんど入っていないだけのセルフバウンスであり、バウンスで除去がどうこう言いながら内実はまったくかみ合っておらず、収録カード軒並み相性が悪いことから縮退回路がないのも気になります。 新規カードがだいたい別カテゴリのパワーアップキットに過ぎない点も見所に乏しく、また一部【霞の谷】とかぶっているため先出後発の霞の谷の店員様への配慮がいまひとつされていないのも気になりました。 【セルフバウンス】にしてバウンスによって魔法・罠ゾーンを減らす分相性が悪い魔導師の力の収録、謎の突進など、枠を無駄遣いしながガルドスの羽ペンとシルフィード、またはライザーやジョー、シンクロなどのサポートがほぼなく、展開妨害さえも除去に頼りきっている点も非常に不安定と思いました。 それどころかネストは風属性でなく鳥獣族サポートであり、対応カードもそこまで多くないどころか少なめ。どうやって使えというのでしょうか。 唯一ついた盲点の自由解放だけが「除去」というコンセプトに合致していて手に入りにくい上需要がそんなにないということで評価点。 -コンセプトと内実の合致 「シンプルなカードを中心にした構築」「魔法・罠はコンボ性が薄い傾向がある」。これらは嘘です。 中心になっているのは間違いなくバウンス系のカードでありフィールド魔法がまさにその効果であることからコンボ性が高く、複雑な動作を要求するカードが中心になってきています。 一応汎用枠自体はコンボ性が薄いものの、「コンボ性が薄い」ことと「手札消費が荒い」と言わしめるために収録されたようにさえ見え、なぜリビングデッドの呼び声などコンボ性を否定しないシンプルなカードをを投入しなかったのかが疑問です。 確かに「コンボ性が薄い」というのはあると思います。が、それはもちろんいい意味、すなわちグッドスタッフであると言うことではなく、単に【セルフバウンス】から再利用できるカードを抜いただけというお粗末なもの。確かにいろんな場所からの除去という観点は面白いと思いますが、何も風属性でやって方向性をバラバラにすることはなかったと重います。 「破壊、除外、デッキ・手札への帰還といったあらゆる除去手段を取りそろえ」という部分も妙に手札バウンスに偏っていて、自分のカードが戻せることから【セルフバウンス】を意識してしまい低評価。 デッキから「別のカードを買え」臭が漂ってきて、初心者上級者に関わらず「収録カードを持っていなかった人」向けであるとさえいえてしまいそうです。 シンプルで強力なニュートの未収録も痛い。 -その他感想 前記したとおりですが、5枚15枠(ストラクの場合は5枠ですが…)があれば充分風属性全体に【霞の谷】とは違った流れを生めると思っていたら、セルフバウンスと除去が中途半端でシンクロが中心になった点は正直な話をいわせていただきますと、残念といわざるを得ません。 せっかく「シナジーが薄い」とかボロクソ言われていた風属性ですが、デュエタカテゴリはフォローしてハーピィや普通の風属性へのフォローがほぼないのは悲しく思いました。 最後に。なんだかんだボロクソ言いましたが、新規カード自体は別の面から見てみることで3つのカテゴリで状況や構築次第では力を十分に発揮できて面白いので、その点だけでも決してクソラクではないことは保障します。 ・おにやなぎ氏・感想 まずは個別評価から >雷閃騎士イヴァン いろいろ処理が入りますが、結局のところ召喚権と手札1枚を使えば容易に出せますね。墓地まで必要になるのでドラグニティやガスタに組み込むのがいいかもしれません。バウンスもできるので神風とも組めますね。 問題になるのは毎ターンの万能バウンス。今の環境ではプレアデスですら出せれば相当な制圧力を誇るので、それをコストなしに、さらに永続的に使えるのはあまりにも強力です。雷神鬼ですらデモチェやリビデと合わせれば場を制圧できるのですから、これも自分の場限定ぐらいにしておいた方がいいと思います。一度召喚条件を満たせば蘇生は可能なので、これをリビデで使いまわすだけで十分強力です。 >蜻蛉の巫女 風シンクロに効果破壊耐性をつける非常に強力な効果。シンクロも無効にされないため、一度決めてしまえば相当な制圧力が約束されます。 残る不安要素は出せるシンクロ、レベル5の霞の谷は少ないので一番の候補である雷神鬼は無理、スタダは意味がない、魔法使い族なのでドラグニティシンクロは出せない、となると残っている風シンクロは海外先行のOrient Dragonを除けば低ステータスのボルテクス、サイキック縛りのサイコ・デビルかガスタ縛りのダイガスタ連中のみになります。幸いどれもチューナー以外を縛っていて、特にスフィアードとはきわめて相性が良いためガスタでなら採用する価値はあるでしょう。サイキック族でないのは残念。 >疾風の精霊ガルーダ 比較的難しい風レベル4×2。アトゥムスという武器を手に入れたドラグニティでは必要なく、他に風レベル4を多用するデッキはハーピィぐらい。万能バウンス効果は魅力的ですが、採用するデッキは限られてしまいそうです。とはいえハーピィにファルコンを組み込めば、ヒステリックパーティも合わせて強力な事は確かでしょう。 >蒼天の宝札 墓地の風属性3体と引き換えに2枚ドロー。ガルドスの羽ペンほど軽くはないですが発動は比較的容易、風は結構墓地を利用するので枯渇は避けたいですが、アドは取れるので積極的に使って大丈夫でしょう。このターンのバウンスや除外はできなくなりますが、自分の場はその限りではなく、デモチェなどはしっかり使えるので問題ないはず。 >疾風のバリア-ソニック・フォース- ただでさえ環境上弱い立場にある攻撃反応系で、さらに風属性モンスターが場に必要なので普通に使うだけでは発動は難しいです。手札からの発動もできますが、通常ではメリットのはずのセルフバウンスが魔法・罠除去に弱くしている点もあるので風デッキだからといって採用できるとは限りません。 相性が良いのはやはりスターダスト。ドラグニティでなら表側カードの確保も簡単ですし、スタダの性質を考えれば発動は容易でしょう。それでミラーフォースでは割に合わないので、手札発動やバウンス効果までしっかり活かしたいところ。 >総評 さすがは風属性、属性間の絡みが4属性全てに存在するものばかりです。モンスターもシルフィードやハンターアウル、一刀両断侍からトルネードバードまでとにかく渋い。アウルはいるのにファルコンがいないのはおそらく十八番を取られたファルコスのささやかな嫌がらせ。 気になるのはフィールド魔法が3種類もあるところでしょうか。まあおっしゃる通り風サポはあまりにも足りないので数合わせ的には必要になってしまうのかもしれませんが… いっそテラフォでも入れるといいかもしれません。 汎用枠に目を向けると、ゲーム付属の自由解放、EXPのネスト以外にも大嵐やサイク、蘇生、脱出装置、因果切断、爆風など優秀なものが多いです。最早いろんな劣化の突進、有り余っているエネコンなどそれらしいものが多いのも個人的には高評価。デモチェがないのはセルフバウンスが目的ではないからの模様。 しかしこのデッキを回す場合、モンスターの基本パワーが低いため結構戦いにくいです。さらにギミックも混在し、墓地利用も蒼天以外に結構な数があるのでうまく回らない面も。全体強化や個別強化、除去カードが多いので事故らなければ特別扱いにくいという訳でもないのですが、なにより勝ちにいくのが大変というところが問題になります。まあもともとストラクなんて勝てるデッキとして組まれ出したのはここ2、3年なのでこれぐらいの方が自然なのかもしれませんが。ちょうどシムルグらへんの時期のストラクに混ぜればそれっぽいです。 イヴァンのパワーを除けば、風の特徴であるパンプアップや破壊以外の除去方法が際立ち、良くできていると思います。欲を言えば新規カードを用いて風属性デッキとしての形をもう少し固めてほしかったかもしれません。 [[フォース・企画返信への返信]]
・かるめる氏・感想 【霞の谷】とは違う方向性を打ち出してほしい、というような注文をしたのですが、今度からはもう少し強制力のある表現をします。 …他の方とかぶるとという理由を言わなかったのはこの場で誤らせていただきます。 そういった点から、個別評価はともかく全体評価は非常にボロボロで、参考にならないと思います。 *個別評価 -雷閃騎士イヴァン 手札に戻し、手札を捨てて墓地を除外。手札に戻したカードは墓地に遅れないということでいいですね? 召喚条件がアホみたいにややこしく、「効果のシンプルなカードを中心にした」の発言は嘘に思うのがいいでしょう。 他にはフリーチェーンのバウンスと戦闘破壊時の破壊効果ですが、戦闘破壊時の破壊効果は相変わらず自分の中では低評価です。 注目のバウンスは自他どころかタイミングまで問わず発動でき、相手の召喚や攻撃に合わせて使えることから凶悪な制圧力を持ちます。セルフバウンスに使うのが勿体ないくらいで、このカードを中心にする場合は効果によって相手の展開を許さないデッキに仕立て上げるのがいいでしょう。 重くなりますがダーク・シムルグ、魔封じの方向と合わせて出せば勝てたも同然です。また風属性でデッキを組む大きな動機のひとつにもなるでしょうし、革命を起こせるカードであることは間違いなさそうです。 -蜻蛉の巫女 特殊召喚できず能力も低いチューナーですが、シンクロを妨害されず破壊耐性も付与できます。はまれば強力ですが扱いが難しく、初心者に向いたシンクロサポートには思えないのが正直な感想です。 風属性には守りたいカードが少ないのもマイナス。…雷神鬼、スフィアードとか? ただ特殊召喚サポートである【霞の谷】のフィールド魔法連中とは非常に相性がよく、そういったフィールドを使っている連中と組むのがいいでしょうか。 -疾風の精霊ガルーダ もちろんシルフィード+ガルーダでエクシできます。2500ラインへの当てつけじみた攻撃力、バウンスによる除去または再利用ができます。 セルフバウンスが得意なことからどちらかというと【霞の谷】のパワーアップパーツと言ってもいいでしょうか。 -蒼天の宝札 上記二枚が【霞の谷】のパワーアップパーツとするならこちらは墓地増強を得意とする【ガスタ】のパワーアップパーツです。 ややこしい上に謎のデメリットがついていますが、正直な話気にならないので実質墓地増強できる場合は風属性の強欲な壷と言えましょう。 高速回転によって後半墓地が余りがちなドラグニティですが、場合によってはこちらでも採用が検討できます。 -疾風のバリア-ソニック・フォース- 発動さえできればセルフバウンスに相手全バウンス。除去能力と展開補助を一挙に引き受けますが、ガジェットなどを相手にした場合は効果が薄いのが難点です。 …昨今のガジェットはエクシモンに攻撃を任せるためそこまで酷く相性が悪いわけではなく、昨今の環境を思うと実質除去と同じものと考えてよさそうです。 こちらのほうは効果を使用したレギオンなどをバウンスしながら除去できるため、【ドラグニティ】の強化パーツになります。 もちろんセルフバウンスを生かして【霞の谷】での採用もあり。 *全体評価 -プレイするデッキとしての完成度 【セルフバウンス(霞の谷)】【バウンス除去】【風属性】が中途半端に混在していて、あまりデッキにならないというのが正直な感想です。 特に新規カードが風属性の雷閃騎士イヴァンを除いてはカテゴリの強化キット的役割になっていて風属性全体の方向を打ち立てられず、せっかくのチャンスが台無しになった点は残念でなりません。 そもそも【セルフバウンス】にしても再利用できるカードが少なく、【バウンス除去】にしてもキーカードに近い縮退回路が【セルフバウンス】要素のおかげで収録見送りになってますし、いまだ【風属性】ではデッキになりませんし、中途半端な収録のおかげでこのデッキ3箱だけではデッキ調整のしようがありません。 自分がこれを三箱渡されて「組め」と言われたら、「イヴァンを中心にするデッキを組みたいけど、墓地もなかなか溜まらないしなあ…特殊召喚サポートでリリースを確保しながらライザーとジョーを使うしかないか」と言ってしまいそうです。 特に墓地資源の枯渇が心配され、シルフィード、ガルドスの羽根ペン、新規カードのうち二枚がそうなのですが、手札に戻す効果が中心で手札に逃げる戦術を取ると墓地に風属性がたまらず、かといって高速で墓地を増強する手段もなく、動きがもっさりしているといわざるを得ません。 他には消費が激しい、すなわち手札コストを要求するカードに対してフォローがほとんどされていないのも問題です。手札コストへのフォローもなく、かといって捨てて得するカード、すなわち墓地で発動するカードさえなく、扱いづらさはひとしおです。 またライザー、ジョーの召喚サポートとしても、シルフィード、ドルドラ、ドラゴンフライを除いてはいちいち通常召喚していく必要があり、相手の攻めを防がなければ出すことは難しいでしょう。これはシンクロ、エクシーズにもいくらか通じる問題です。 また戦闘破壊で効果を発動するファルコスやモンスターとの戦闘が得意なアーマド・ビーに対して除去カードが多かったり、デッキとしては方向性が迷走しているといわざるを得ません。 これが「デッキの拡張性」につながると思いきや、上記のとおりどれをとっても中途半端なのが問題。 -対象プレイヤー(初心者、中級者、上級者)の力量に合ったプレイング難易度 自分は正直、初心者にこれを勧める理由はありません。それは「収録カードの配分バランス」と「コンセプトと内実の合致」にほとんど書かせていただきます。 1箱では消費が激しく事故連発であり間違いなくデッキとして成り立っていない点、そもそも重いカードが複数積まれている割にそちらの配慮がいまひとつであり遅い点、その遅さをコントロールでカバーできない点などから、初心者はおろか熟練のゲーマーでも安定した勝ち筋を得られることは難しいでしょう。 ただ、カード資産を十分に持ったプレイヤーで、これらカードがほしい場合はこれを使ってデッキのパーツとすると、たとえば【ガスタ】にイヴァンや蒼天の宝札、神風を投入したり、【風属性ハイビート】の素体をこれで組んで魔法・罠対策をしたりするなど、案外骨はあったりします。 -収録カードの配分バランス(関係ないカードを配分している、高値カードを配分しすぎている等) とにかく酷い。 まずミスト・ウォームの無茶振りにインパクトを覚えて、新規を収録したついでに収録したのではなく、これの再録のために新規エクストラ枠を無理矢理収録したと言う見方もできます。なぜとんぼの巫女と相性のいい雷神鬼、スフィアードを収録せずこちらを選んだのかが理解できません。 また高値になりがちなスワローズ・ネストがある点から、最低この2枚だけでも1000円の価値を有り余らせた再録と言えます。 ほかにも謎のハイランダー構成にも悪い意味で目を引きます。ドラゴンフライ一枚ってやる気あんのか。 コンセプト自体も【霞の谷】のモンスターがほとんど入っていないだけのセルフバウンスであり、バウンスで除去がどうこう言いながら内実はまったくかみ合っておらず、収録カード軒並み相性が悪いことから縮退回路がないのも気になります。 新規カードがだいたい別カテゴリのパワーアップキットに過ぎない点も見所に乏しく、また一部【霞の谷】とかぶっているため先出後発の霞の谷の店員様への配慮がいまひとつされていないのも気になりました。 【セルフバウンス】にしてバウンスによって魔法・罠ゾーンを減らす分相性が悪い魔導師の力の収録、謎の突進など、枠を無駄遣いしながガルドスの羽ペンとシルフィード、またはライザーやジョー、シンクロなどのサポートがほぼなく、展開妨害さえも除去に頼りきっている点も非常に不安定と思いました。 それどころかネストは風属性でなく鳥獣族サポートであり、対応カードもそこまで多くないどころか少なめ。どうやって使えというのでしょうか。 唯一ついた盲点の自由解放だけが「除去」というコンセプトに合致していて手に入りにくい上需要がそんなにないということで評価点。 -コンセプトと内実の合致 「シンプルなカードを中心にした構築」「魔法・罠はコンボ性が薄い傾向がある」。これらは嘘です。 中心になっているのは間違いなくバウンス系のカードでありフィールド魔法がまさにその効果であることからコンボ性が高く、複雑な動作を要求するカードが中心になってきています。 一応汎用枠自体はコンボ性が薄いものの、「コンボ性が薄い」ことと「手札消費が荒い」と言わしめるために収録されたようにさえ見え、なぜリビングデッドの呼び声などコンボ性を否定しないシンプルなカードをを投入しなかったのかが疑問です。 確かに「コンボ性が薄い」というのはあると思います。が、それはもちろんいい意味、すなわちグッドスタッフであると言うことではなく、単に【セルフバウンス】から再利用できるカードを抜いただけというお粗末なもの。確かにいろんな場所からの除去という観点は面白いと思いますが、何も風属性でやって方向性をバラバラにすることはなかったと重います。 「破壊、除外、デッキ・手札への帰還といったあらゆる除去手段を取りそろえ」という部分も妙に手札バウンスに偏っていて、自分のカードが戻せることから【セルフバウンス】を意識してしまい低評価。 デッキから「別のカードを買え」臭が漂ってきて、初心者上級者に関わらず「収録カードを持っていなかった人」向けであるとさえいえてしまいそうです。 シンプルで強力なニュートの未収録も痛い。 -その他感想 前記したとおりですが、5枚15枠(ストラクの場合は5枠ですが…)があれば充分風属性全体に【霞の谷】とは違った流れを生めると思っていたら、セルフバウンスと除去が中途半端でシンクロが中心になった点は正直な話をいわせていただきますと、残念といわざるを得ません。 せっかく「シナジーが薄い」とかボロクソ言われていた風属性ですが、デュエタカテゴリはフォローしてハーピィや普通の風属性へのフォローがほぼないのは悲しく思いました。 最後に。なんだかんだボロクソ言いましたが、新規カード自体は別の面から見てみることで3つのカテゴリで状況や構築次第では力を十分に発揮できて面白いので、その点だけでも決してクソラクではないことは保障します。 ・おにやなぎ氏・感想 まずは個別評価から >雷閃騎士イヴァン いろいろ処理が入りますが、結局のところ召喚権と手札1枚を使えば容易に出せますね。墓地まで必要になるのでドラグニティやガスタに組み込むのがいいかもしれません。バウンスもできるので神風とも組めますね。 問題になるのは毎ターンの万能バウンス。今の環境ではプレアデスですら出せれば相当な制圧力を誇るので、それをコストなしに、さらに永続的に使えるのはあまりにも強力です。雷神鬼ですらデモチェやリビデと合わせれば場を制圧できるのですから、これも自分の場限定ぐらいにしておいた方がいいと思います。一度召喚条件を満たせば蘇生は可能なので、これをリビデで使いまわすだけで十分強力です。 >蜻蛉の巫女 風シンクロに効果破壊耐性をつける非常に強力な効果。シンクロも無効にされないため、一度決めてしまえば相当な制圧力が約束されます。 残る不安要素は出せるシンクロ、レベル5の霞の谷は少ないので一番の候補である雷神鬼は無理、スタダは意味がない、魔法使い族なのでドラグニティシンクロは出せない、となると残っている風シンクロは海外先行のOrient Dragonを除けば低ステータスのボルテクス、サイキック縛りのサイコ・デビルかガスタ縛りのダイガスタ連中のみになります。幸いどれもチューナー以外を縛っていて、特にスフィアードとはきわめて相性が良いためガスタでなら採用する価値はあるでしょう。サイキック族でないのは残念。 >疾風の精霊ガルーダ 比較的難しい風レベル4×2。アトゥムスという武器を手に入れたドラグニティでは必要なく、他に風レベル4を多用するデッキはハーピィぐらい。万能バウンス効果は魅力的ですが、採用するデッキは限られてしまいそうです。とはいえハーピィにファルコンを組み込めば、ヒステリックパーティも合わせて強力な事は確かでしょう。 >蒼天の宝札 墓地の風属性3体と引き換えに2枚ドロー。ガルドスの羽ペンほど軽くはないですが発動は比較的容易、風は結構墓地を利用するので枯渇は避けたいですが、アドは取れるので積極的に使って大丈夫でしょう。このターンのバウンスや除外はできなくなりますが、自分の場はその限りではなく、デモチェなどはしっかり使えるので問題ないはず。 >疾風のバリア-ソニック・フォース- ただでさえ環境上弱い立場にある攻撃反応系で、さらに風属性モンスターが場に必要なので普通に使うだけでは発動は難しいです。手札からの発動もできますが、通常ではメリットのはずのセルフバウンスが魔法・罠除去に弱くしている点もあるので風デッキだからといって採用できるとは限りません。 相性が良いのはやはりスターダスト。ドラグニティでなら表側カードの確保も簡単ですし、スタダの性質を考えれば発動は容易でしょう。それでミラーフォースでは割に合わないので、手札発動やバウンス効果までしっかり活かしたいところ。 >総評 さすがは風属性、属性間の絡みが4属性全てに存在するものばかりです。モンスターもシルフィードやハンターアウル、一刀両断侍からトルネードバードまでとにかく渋い。アウルはいるのにファルコンがいないのはおそらく十八番を取られたファルコスのささやかな嫌がらせ。 気になるのはフィールド魔法が3種類もあるところでしょうか。まあおっしゃる通り風サポはあまりにも足りないので数合わせ的には必要になってしまうのかもしれませんが… いっそテラフォでも入れるといいかもしれません。 汎用枠に目を向けると、ゲーム付属の自由解放、EXPのネスト以外にも大嵐やサイク、蘇生、脱出装置、因果切断、爆風など優秀なものが多いです。最早いろんな劣化の突進、有り余っているエネコンなどそれらしいものが多いのも個人的には高評価。デモチェがないのはセルフバウンスが目的ではないからの模様。 しかしこのデッキを回す場合、モンスターの基本パワーが低いため結構戦いにくいです。さらにギミックも混在し、墓地利用も蒼天以外に結構な数があるのでうまく回らない面も。全体強化や個別強化、除去カードが多いので事故らなければ特別扱いにくいという訳でもないのですが、なにより勝ちにいくのが大変というところが問題になります。まあもともとストラクなんて勝てるデッキとして組まれ出したのはここ2、3年なのでこれぐらいの方が自然なのかもしれませんが。ちょうどシムルグらへんの時期のストラクに混ぜればそれっぽいです。 イヴァンのパワーを除けば、風の特徴であるパンプアップや破壊以外の除去方法が際立ち、良くできていると思います。欲を言えば新規カードを用いて風属性デッキとしての形をもう少し固めてほしかったかもしれません。 ・ウイング氏・感想 >《雷閃騎士イヴァン》 召喚条件は少しややこしいですが、出せれば無類の強さを発輝します。 ただ、エースとしての風格は出ているんですが、少し効果を詰め込み過ぎな気がします。 >《蜻蛉の巫女》 破壊されたくないシンクロに使うといいでしょう。 ・・・これぐらいしか書けませんでした、すいません。 >《疾風の精霊ガルーダ》(シルフィード・ガルーダ) 風の精霊ガルーダのリメイク?でしょうか。 墓地のカードを除外して効果を発動するという点では、こちらも看板に負けない動きをしてくれると思われます。 >《蒼天の宝札》 風属性専用のドロー補助。 しかし、このカードを発動する時には、墓地に風属性がいない場合もあるので注意。 また、フィールドから離す事はできないという異例の効果を持ち、裁定がややこしくなりそうです。 >《疾風のバリア-ソニック・フォース-》 強いです。 風版の劣化ミラーフォース、とは言い切れない可能性を秘めています。 >総合評価 看板モンスターは強力・・・なのですが、シンクロの再録枠がどうも豪華すぎるような気がします。 まぁ、再録目当てで買わせるコナミらしいといえばらしいですけど。 収録カードも全て1枚ずつで、《ドラゴンフライ》が1枚なのも残念な所。 どうせ作るなら【霞の谷】をコンセプトに構築した方が良さそうです。 以上、素人の意見でした。 ・ヘブンズソード氏・感想 どうも。ヘブンズソードです。評価させていただきます。 まずはオリカから 雷閃騎士イヴァン 今回の目玉ですね。召喚条件はきついですが、出せればかなりの強さを誇ります。相手ターンでも発動できるバウンスはかなり強力でせっかく出したエクシーズなどもこれの効果で戻されてしまいます。ちょっとチート気味な気がしますね・・・ 蜻蛉の巫女 最近流行の奈落や警告をすり抜けるので安全に出すことができますが、スタダ、ドラグニティナイトなどの人気な風シンクロを出してもあまり意味がないのが難点。 疾風の精霊ガルーダ ああ、シルフィードとガルーダでエクシーズしろということか。この2体でも召喚権を使わずに出すことができるため、デザイナーズ・コンボです。ガスタに使おうと思ったらレベル4がカームとムストしかいないため、採用されるのはハーピィデッキだけになりそうです。 蒼天の宝札 墓地を肥やすことに定評のあるガスタやドラグニティでは欲しいドロー。フィールドから離す事ができないというのはOCGでも珍しい分で裁定がややこしくなりそう・・・ 疾風のバリア-ソニック・フォース- フィールドに伏せると狙われるので手札から使うことが多いでしょう。ミラフォとは違いバウンスなのでシンクロやエクシーズをエクストラ送りにできるのは利点。 デッキ全体の評価 汎用性が高いカードが多く、エクストラのシンクロも豪華でいいと思いましたが、気になったのはドラゴンフライのピン挿し、フィールド魔法が3種類もあるというところでしょうか。また、強化なしでのモンスターの性能が低く、コンセプトがバラバラです。せめて何らかのシリーズに統合すればよかったと思います。 以上、自分のストラクでも散々ぼろくそ言われたヘブンズソードが評価させていただきました。 ・クロウ氏・感想 こんばんわ。 1>パッケージモンスター。 複雑な条件ですが、要するに風属性モンスター1体を用意する事だけで実は条件事態は比較的緩い。 《プレアデス》の制圧力を考えると、この緩さでこの効果は些か強過ぎるような気がしますね。 打点も高く、《大嵐》等で召喚妨害を事前にシャットアウトしておけば、かなりの制圧力を期待出来そうです。 2> 《スフィアード》を出すのが良さそうですが、果たして【ガスタ】に組み込めるかどうか。 星2の魔法使い族という事で、《見習い魔術師》から引っ張る事も出来ますが、そうする意義が見えないのが苦しいところ。 3> 普通に強いですね。風属性4を2体という事で、リクルーター&精霊を利用しましょう。 というより、そうやって出すように仕組まれたとしか思えないですね。 同じランク4連中の殆どを上回るステータスで、バウンス持ちという点は優秀です。 4> 墓地3体を食って2ドロー、自身に除去手段制約。 【ガスタ】に組み込めば確実にドロー出来るのですが、リクルーターを消す必要が生まれる。 除外領域へのアクセス手段を用意した、新たな型を考案する必要がありそうです。 5> 手札から使うのが基本でしょうか。 表側表示のカードは、攻撃対象になった風属性が存在するでしょうから、それを戻せば発動できますね。 攻撃反応型は、攻撃前に消されるから弱いのであり、消されなければ、或いは違うかもしれませんね。 総評> どうしても打点不足は気になりますね。高打点は《スピアドラゴン》《憑依装着‐ウィン》位しかなく、他の面子は容易く戦闘破壊されてしまうでしょう。 また、《一陣の風》をはじめ、腐り易いカードが多い事も問題で、少し劣勢に陥ると、そこからジリジリと追い込まれていきそうです。 ・大福氏・感想 こんにちは >《雷閃騎士イヴァン》 ターン1度のバウンス効果。 コストも種類もないので汎用性は非常に高いです。 リクルーターを使って風属性をすばやく墓地に送り込んでおきたいですね。 >《蜻蛉の巫女》 確実にシンクロ召喚を決めたい風属性というと《ミスト・ウォーム》でしょうか。 確実に3枚バウンスを決められ効果耐性がつくのは大きい。 >《疾風の精霊ガルーダ》 エクシーズ素材と墓地の風属性を消費してバウンス効果。 リクルーターを駆使して素材を揃えたい。 >《蒼天の宝札》 1:2交換なので強力ですが、墓地の風属性3体というコストと、制約が厄介。 乱発はできないのでピン投入に抑えるのが無難でしょうか。 >《疾風のバリア-ソニック・フォース-》 攻撃宣言を受けた風属性モンスターを手札に戻しても発動可能でしょうか。 伏せ除去を回避できるのは大きなメリット。 >全体 コストで墓地の風属性モンスター除外が多いのが気になりましたね。 無闇に除外していると思うように効果を発動できないという場面が出てきそうです。 [[フォース・企画返信への返信]]

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