構築済みデッキ「ジャスティス・ウインド」
コンセプトは風属性を基礎とした徹底した除去戦術。初心者の勉強セットとして、破壊、除外、デッキ・手札への帰還といったあらゆる除去手段を取りそろえ、また効果のシンプルなカードを中心にした構築になっている。
キャッチコピーは「雷閃騎士が刃振り下ろすとき、すべてを滅する風が巻き起こる!」
新規カードとして《雷閃騎士イヴァン》《蜻蛉の巫女》《疾風の精霊ガルーダ》《蒼天の宝札》《疾風のバリア-ソニック・フォース-》を収録。
デッキ内のモンスターはすべて風属性に統一され、そのサポートカードも5枚存在する。なお、種族は統一性が存在していない。魔法・罠にも除去性能を持つカードが多いが、手札消費が荒く、コンボ性が薄い傾向がある。
再録絶版カードは《アーマード・ビー》《一陣の風》の2枚のみ。ただ、デュエルターミナル出身のカード《霞の谷の戦士》《ミスト・ウォーム》や付属カード《自由解放》、ストラクチャーデッキ封入の《ハンター・アウル》などそこそこ入手困難なカードも存在する。
発売当時の制限カードは《大嵐》《死者蘇生》、準制限カードは《奈落の落とし穴》と控え目。
基本的には豊富な除去、速攻魔法と戦いやすいデッキであるが、モンスターの基本パワーは不足するところもある。そのためシンクロ召喚・エクシーズ召喚・上級モンスターの戦闘力が主軸となる。こうしたデュエルの流れを習熟してもらうことが目的として構成されている。
略号 カード 枚数
SD00-01 《雷閃騎士イヴァン》 ultra
SD00-02 《風帝ライザー》
SD00-03 《疾風鳥人ジョー》
SD00-04 《スピア・ドラゴン》
SD00-05 《憑依装着-ウィン》
SD00-06 《シルフィード》
SD00-07 《有翼賢者ファルコス》
SD00-08 《霞の谷の戦士》
SD00-09 《アーマード・ビー》
SD00-10 《ドル・ドラ》
SD00-11 《ドラゴンフライ》
SD00-12 《ハーピィ・レディ1》
SD00-13 《一撃必殺侍》
SD00-14 《女忍者ヤエ》
SD00-15 《トルネード・バード》
SD00-16 《ハンター・アウル》
SD00-17 《蜻蛉の巫女》 super
SD00-18 《風霊使いウィン》
SD00-19 《一刀両断侍》
SD00-20 《大嵐》
SD00-21 《サイクロン》
SD00-22 《蒼天の宝札》
SD00-23 《エネミーコントローラー》
SD00-24 《霞の谷の祭壇》
SD00-25 《霞の谷の神風》
SD00-26 《突進》
SD00-27 《デザートストーム》
SD00-28 《スワローズ・ネスト》
SD00-29 《ガルドスの羽根ペン》
SD00-30 《ライトニング・ボルテックス》
SD00-31 《一陣の風》
SD00-32 《魔導師の力》
SD00-33 《死者蘇生》
SD00-34 《疾風のバリア-ソニック・フォース-》
SD00-35 《強制脱出装置》
SD00-36 《鳳翼の爆風》
SD00-37 《自由解放》
SD00-38 《奈落の落とし穴》
SD00-39 《因果切断》
SD00-40 《風霊術-「雅」》
SD00-41 《ミスト・ウォーム》
SD00-42 《スターダスト・ドラゴン》
SD00-43 《疾風の精霊ガルーダ》
☆新規カード
《雷閃騎士イヴァン》
効果モンスター
星8/風属性/戦士族/ATK2900/DE1500
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上の風属性モンスター1体を手札に戻し、自分の手札1枚を墓地に送り、自分の墓地の風属性モンスター2体をゲームから除外して特殊召喚する。
1ターンに1度、フィールド上のカード1枚を手札に戻すことができる。この効果は相手ターンにも発動することができる。
このカードが相手モンスターを戦闘で破壊した時、相手フィールド上のカード1枚を破壊する。
《蜻蛉の巫女》
チューナー・効果モンスター
星2/風属性/魔法使い族/ATK700/DEF1200
このカードをシンクロ素材にした風属性シンクロモンスターは相手のカードの効果で破壊されない。
このカードをシンクロ素材にしたモンスターのシンクロ召喚は無効にすることができない。
《疾風の精霊ガルーダ》(シルフィード・ガルーダ)
エクシーズモンスター
級4/風属性/天使族/ATK2550/DEF1700
風属性・レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
自分の墓地に存在する風属性モンスター1体をゲームから除外して発動する。
フィールド上に存在するカード1枚を選択して手札に戻す。
《蒼天の宝札》
通常魔法
自分の墓地の風属性モンスター3体をゲームから除外して発動する。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
このカードを発動したターン、自分のカードの効果で相手フィールド上のカードを
破壊以外の方法でフィールドから離すことはできない。
《疾風のバリア-ソニック・フォース-》
通常罠
相手モンスターが自分の風属性モンスターに攻撃宣言した時発動できる。
相手フィールド上のモンスターを全て手札に戻す。
自分フィールド上の表側表示のカード1枚を手札に戻すことで、このカードは手札から発動することができる。
☆補足
- 《霞の谷の祭壇》はあんまり入れたくなかったが、あまりの風サポートのなさに入り込んできた。
- モンスターの性能は実際かなり悪いと思うが、ほぼ除去性能持ちで組んでいる。ウィンはコントロール奪取という除去。
- 微妙にパーツ取りにもならない気がする。
- 最近のトレンドが特殊召喚を駆使し一気に大量展開から攻めかかるデッキであることは言ってはいけない。
最終更新:2012年03月08日 13:08