《思考停止への鉄槌》

《思考停止への鉄槌》
通常罠
このカードは公式大会でのみ発動する事が出来る。お互いにデッキを公開する。公開したデッキと15枚以上同じカードがデッキに含まれるプレイヤーが、その大会参加人数の4分の1を占める場合、そのプレイヤーはマッチに敗北する。

公認大会を見ていた作者が、【甲虫装機】【聖刻龍】ばかりを見ていて飽きたために作成された。
対戦に直接関係のないプレイヤーを効果に巻き込む時点でどう考えても問題である。
前述のカテゴリ死滅は勿論の事、汎用枠だけで即死する可能性もある辺りが、このカードの悪質性を高めている。



ちなみに40枚中の15枚は約4割に当たります。昨今よく採用されているカードは《大嵐》を筆頭に《死者蘇生》《月の書》《神の宣告》《激流葬》2枚、《神の警告》《サイクロン》1~3枚、あとはデッキにもよるものの《強欲で謙虚な壺》が3枚と、これ全てを数えると11~13とですが、これらは8割~9割のもので、1/4となると《エフェクト・ヴェーラー》や《奈落の落とし穴》あたりまで範囲に入ってくるので、15枚というのは遊戯王ではまずかぶっているものと思っていいでしょう。
相手もこのカードを意識するため、メタゲームからこういった汎用カードの採用は避ける傾向にあるのですが、そうなってくるとカテゴリなどのカードパワーの高いものが上に立つ、特にカテゴリのモンスターの効果が強力な【甲虫装機】や【聖刻】が上に上がってくるのは必然であり、奇抜なデッキを組んでもやはり勝てないと言うジレンマから、結局のところは《激流葬》のコンボなどを使いたいデッキや安定性を《強欲で謙虚な壺》に頼っているようなデッキ、または神のシリーズを重要視しているパーミッションなどがイヤな顔をするだけと言う、結局あまりデザイナーが本来考えていた意味をなさないカードになってしまうように思います。
何が言いたいかというと、一風変わった面白カードで軒を連ねさせてやろうと画策している残念カード殿堂入りで待っているということです。
かるめる

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最終更新:2012年03月23日 23:22
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