「争いで生まれるのは憎しみだけ、そんなこと、アンドロイドでもわかります。」

ベルン 「今日はオフのはずですが……マスター、なにか御用ですか?」
選択肢 遊びにきたよ
ベルン 「そうですか……私はここから出るつもりはありませんが、それでも良ければ隣にどうぞ。」
………
選択肢 何してるの?
ベルン 「これから、1時間後に見たい番組が始まるまでぼーーっとしてるつもりです。」
ぼーーーーーーーっ
選択肢 暇つぶしする?
ベルン 「結構です。言うなればノーサンキュー。
はぁ……幸せですね。この風紀委員の活動の合間の休日の為に生きているんだなぁ、としみじみ思います。
そもそも風紀委員活動にしても、争わなければ得られない平和なんて間違っていると思うんです。争いで生まれるのは憎しみだけ、そんなこと、アンドロイドでもわかります。
ですから、どうでしょう?風紀委員は畳んで、テレビ鑑賞部でも作りませんか。」
ベルン 「マスター今日はそろそろ風紀委員の活動を終わりませんか?」
選択肢 いやいや
ベルン 「え?もしもの事態のために、もっと頑張らないと?私は本番だけ頑張ればいいと思うんです。
練習で本気が出せないと、本番はその練習の力も出せないとよく言いますが、それは違います。漫画やアニメを見てると、結局ピンチになったら、覚醒したり、強い仲間が現れるものです。努力をテーマにした作品でも、結局そういったパターンが多いです。だから、きっと私のときも覚醒したり、強い仲間がが現れるので、練習はそこそこでだいじょーぶです。」
選択肢 確かに!
ベルン 「同意がいただけたようで何よりです。では、TSURUYAで何か借りて家に帰りましょう。」
カミュ 「おーベルンじゃないか!ちゃんと訓練はしてるか??」
ベルン 「サ、サングリア……教官。も、もちろんです。これから、校庭を10周しようとしてました。」
カミュ 「ほう!怠け者のお前にしては対した心がけだ!よし!では、私が直々に特訓を見てやろう!」
ベルン 「あ、いえ、結構です。」
カミュ 「いやいや、遠慮するな!それじゃあ始めるぞ!まずは校庭30周からだ。」
ベルン 「…………」
(ベルンは泣きそうな顔でこちらを見ている)
カミュ 「さあ行け!!本気で走るんだぞ!でないと本番で本気が出せないからな!」