- バロックワークス副社長【最高司令官】ミス・オールサンデー
13巻p.112 初登場。ボスのパートナー。ビビは彼女を尾行しボスの正体を知った。
しかしそれは罠で、ビビ達が正体を知った事をボスに告げた。
何らかの悪魔の実の能力を持っているが、謎。
19巻p.73でその能力が体の各部を花の様に咲かす力、ハナハナの実だと明かされる。
そしてp.176 スモーカーの台詞でその過去が垣間見えた。
「クロコダイルの傍らにいた女…あいつは世界政府が20年追い続けてる賞金首だ。額は確か七千万を越えてる……!!」
20巻p.16 クロコダイルの台詞より、ミス・オールサンデーの本名はニコ・ロビンであると判明。
しかし「その名は呼ばない約束では?」と本名を隠しているかのような素振り。
クロコダイルも「……つかめねェ女だぜ…」と本意を分かっていなかった。
たしぎの部下である軍曹から、ロビンの過去の一端が語られた。
「スモーカー大佐に言われ手配書を探しておいたんですが……!!!この女は…当時世界中で話題になった賞金首。私も20年前の新聞の記事は憶えてます」
海軍の軍監が6隻沈められ、それが当時8歳だったロビンの仕業だという。
賞金額は7,900万ベリー。
クロコダイルとルフィの戦いを見届けず、コブラにポーネグリフの元へと案内するよう迫ったロビン。
読めるのか、というコブラの質問に
「ええ…クロコダイルと私が手を組んだのはその為よ。だから彼には私を殺せない…」
ポーネグリフは一般人には読めず、誰も解読できないと考えられていた。コブラにも内容は分からない。
「アラバスタのお受けは代々これを守る事が義務づけられている。私達にとってはただそれだけのものだ」
「守る…!?笑わせないで!!」
ロビンの激しい口調に不思議に思うコブラ。
解読したロビンだが「他にはもうないの…!?これがこの国の隠してる全て……!?」と他に知りたかった様子を見せる。
そしてクロコダイルがプルトンのありかを聞いた時に「記されてないわ。ここには歴史しか記されてない」と嘘をつく。
クロコダイルは、プルトンが実在するであろう事から以降は一人で探す事にし、ロビンを殺すと宣言。鈎針で胸を貫く。
24巻p.23 アラバスタを出航した後、突然現れたロビンは「私を仲間に入れて」と話す。
そこでクロコダイル戦直後のルフィ、ロビン、コブラの動向が回想された。
ロビンは毒を受けたルフィに解毒剤を飲ませるようコブラに言う。
「なぜ嘘をついた。その石にはこの国の歴史など刻まれていない……!!お前たちの欲しがる”兵器”の全てが記してあったハズだ…!!そのありかも…」
ポーネグリフにはプルトンについての文章が記されており、それをコブラも知っていた。
「興味がないの……国や人間が死のうが…生きようが…私にはそんな事どうでもいい。もとよりクロコダイルに”兵器”を渡す気もなかった」
ここでロビンが求めていたのは”真の歴史の本文(リオ・ポーネグリフ)”だと明かされる。
コブラも何も知らなかった真の歴史。「どういう事だ」と尋ねるが
「もういいの…20年…探し続けてこれ以上の”歴史の本文”の情報はない。……ここが最後の希望だった。そして……ハズレ……ここでこのまま死ぬのならちょうどいい…この道で生きて行く事に私は疲れた…――ただ”歴史”を知りたいだけなのに…私の夢には――敵が多すぎる」
ロビンは死ぬつもりだった。そこをルフィに助けられる。
「私を置いて行きなさい!!!」
「何でおれがお前の言う事聞かなきゃいけねェんだ…!!!」
そして船上で「私には行く当ても帰る場所もないの。――だからこの船に置いて」と頼むロビン。
「何だそうか、そらしょうがねェな。いいぞ」
ルフィは簡単に承諾、皆は反対するもあっと言う間にロビンは馴染む。
ウソップの取調べで、8歳で考古学者、そして賞金首になって20年ずっと政府から姿を隠して生きてきた事が分かった。得意な事は暗殺。
最終更新:2009年08月21日 17:32