巨大な花の城!

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巨大な花の城! - (2018/05/21 (月) 20:50:49) の編集履歴(バックアップ)


あらすじ
長い長い樹海を踏破したパワポケたちはついに怪樹城へと突入する。
厄災華音を倒し、るりかと白瀬、そして関西地方を救い出せるのか!?

怪樹城内 BGM:うごめく謎の砦 原曲

華音「おほほほほほ....いらっしゃい、勇気の英傑パワポケさん。
これから華音お姉様のお部屋まで来てもらうんだけど...
ただ、来てもらうんじゃつまらないでしょうから、お楽しみを用意したのよ。中央を見て!!
これが奥への扉なんだけど、これを開けるレバーはここにはないのよ...
レバーはね、ここの右の塔と左の塔のてっぺんにあるの!
それでね、塔に上ってレバーを操作してきてほしいの...
両方じゃないのよ。どちらか一方の塔でいいのよ。レバーを操作してきてね。
あっ、ここの塔はね。右の塔は『攻撃』だけ。左の塔は『巻物』しか使えないの。
それで、どっちの塔がいいか、あなたたちの戦いの調べたのよ。
あなたたちがどうやって勝ってきたかをね。
あなたたちが『攻撃』で勝ってきたのが169回!『巻物』で勝ってきたのが64回!
105回。『攻撃』が多いわねぇ。どうやら『攻撃』のほうが得意のようだから、右の塔がいいわね。
じゃあ、よろしくね。塔のてっぺんにあるレバーよ。」

パワポケたちは敵と戦いながら右の塔のてっぺんに到着した。

パワポケ「やっと着いたぁ.....」
華音「おほほほほほ....やっと上ってきたわね。英傑の皆さん!
簡単だったでしょう...得意な戦い方で上ってきたんですものね。
これが1階の扉を開けるレバーよ。おほほほほ...お姉様が開けてあげるわね。」

1階の中央の扉が開いた。

華音「これで1階の扉は開いたわ。塔を下りましょうね。
でもね、ただ下りるんじゃつまらないわねぇ~...そうだ、いいこと思いついちゃった! おほほほほ...
偏った戦い方はよくないわ、勇気の英傑パワポケさん。
今度は反対の塔から下りましょう。ねっ、そうしましょう!!」

華音「まずは、下り階段を消して...」

華音は下り階段を消した後、反対の塔への入口を作った。。

華音「もう一つの塔への入口を作って...っと。これでよし!!っと。
さっ、ここから向こうの塔に渡って下りてね。じゃあねぇ。」

BGM:リコのテーマ

リコ「なにさ、あの女!! 結局どっちの塔も行かなきゃなんないんじゃない!!
パワポケ、つかれたぁ~~。ズルっこしようか? 『戻脚』を使おうよ、ねぇ。」

『戻脚』を使いますか?

はいを選択

パワポケ「そうだな。」
リコ「へへへへ...そんじゃズルっこ!! 『戻脚』!!」

リコは戻脚の巻物を読んだ。が......

リコ「えええええぇぇぇぇぇぇぇ!! 効かないの、できないの!!」
外藤「見せかけの親切、醜い姿、汚いやり方。この意味がわかるか? 石川。」
リコ「それ、リコちゃんでもわかる。あの女!!」
外藤「そや、華音のことや。ヤツのことや。
石川の魔力で脱出させるほど甘くはないんよ。ここはヤツの出方を見るしかあらへん。」
リコ「あたし、あの女キライ!!」

いいえを選択

パワポケ「だめだ。」
リコ「そうだよね、ズルはいけないよね。じゃ行こう...」

BGM:うごめく謎の砦 原曲

パワポケたちは左の塔を下りていく。途中で宝箱から第二の勾玉『天空の勾玉』と
『黄泉水底ノ鏡』を手に入れた。

そして、ようやく1階にたどり着いた。

華音「ごくろうさんね、勇気の英傑パワポケさん。そろそろ疲れたでしょう。
セーブしてあげようと思うんだけど、セーブする?」
パワポケ「いや、いいや。あの泉でセーブできるしさ。」
華音「あらそう、いいの。後で後悔しても知らないわよ...
それじゃ、続きを楽しみましょう。さあ、いらっしゃい...」

パワポケたちはいったん外へ出て泉で体力を回復させ、セーブをした。
そして、1階の中央の扉に入る。

BGM:モンスターハウス(風来のシレン3) 原曲

モンスターハウスだッ!

パワポケ「行くぞ!」
リコ「オッケー!」
外藤「おう!」
パワポケ「リコにキノコの盾を使用!」

パワポケはキノコの盾を道具として使った。
リコは防御力ががくっと下がった!
リコは攻撃力がぐーんと上がった!

リコ「鋼鉄の獅子召喚!」

リコは鋼鉄の獅子を召喚した! 獅子の快光線が地面もろとも敵を撃つ!

敵は一瞬にして全滅した。

敵全滅後、パワポケは宝箱を回収しながら2階へ向かった。

クイズの間 BGM:お遊びだよ 原曲

華音「おほほほほ....いらっしゃい、勇気の英傑パワポケさん。
さあ、今度は頭のテストよ! いい? ルールは簡単!! 私が出す問題の答えを考えてちょうだい。
あなたたちは、2つの扉から正しいと思う扉を選んで中に入るだけ...
間違えたらこの華音お姉様がお仕置きしてあげるわ! 問題は全部で4問!!! さあ、行くわよ!!」
パワポケ「来い!」
華音「第1問 『1+1』は? ねっ、簡単でしょう! さあ、答えを選んで扉を開けてちょうだい。
よ~く考えるのよ。じゃあね!!」

華音はそのまま去るが、また現れる。

華音「問題を忘れるといけないからこの立札に書いておくわね。」

華音は立札に問題を書いた。

華音「じゃあね、パワポケさん...」

※どちらの答えを選んでも必ず不正解になります。

2を選んだ時のルート

パワポケたちは2の書かれた扉に入った。
扉が閉まり、華音が現れた。

華音「あらあら、頭がかたいのねぇ。とんちよとんち!!
『1』は縦棒、『+』は中央の十字でしょ、『=』が上下の横線...
ほら! 『1+1=』が『田』になったでしょうが!!!! さっ、森の王様!! お仕置きしてちょうだい!!」

森の王様が落ちてきた。

森の王様「モリモリモリモリ!!!(お仕置き!! お仕置き!!)」

田を選んだ時のルート

パワポケたちは田の書かれた扉に入った。
扉が閉まり、華音が現れた。

華音「あらあら、勇気の英傑は算数もできないのかい。情けないねぇ。
『1+1=』は『2』に決まってるじゃない。よくそんな頭で日本を救おうなんて考えたもんよねぇ。
さっ、森の王様!! お仕置きしてちょうだい!!」

森の王様が落ちてきた。

森の王様「モリモリモリモリ!!!(お仕置き!! お仕置き!!)」

パワポケは森の王様を蹴散らす。そして...

華音「さっ 第2問!!! 用意はいい?」
パワポケ「来い!」
華音「『1+1=』は? さっきのことをよ~く考えて答えてね。問題はこの立札に書いておくわね。」

華音は立札に問題を書いた。

華音「それじゃあね...」

前に2を選んだ時のルート

パワポケたちは2の書かれた扉に入った。
扉が閉まり、華音が現れた。

華音「全く、ガンコ者なんだから!! とんちだって言ってるでしょう!!
『1』は縦棒!! 『+』は中央の十字!! 『=』が上下の横線!!
『1+1=』は!! 田んぼの『田』!!!!!!! わかった!!?? どうして融通が利かないのかしら...
森の王様の王様!! 思いっきり!!!!!! 懲らしめてあげて!!!!」

森の王様が落ちてきた。

森の王様「モリモリモリモリ!!! モリモリモリモリ!!! モリモリモリモリ!!!」

パワポケたちは田の書かれた扉に入った。
扉が閉まり、華音が現れた。

華音「あらあら、今度はただの算数よ。勇気の英傑さん。
『1+1=』は『2』に決まってるじゃない。ねぇ...
全く、少しは臨機応変に考えないといけないわねぇ。
えっ? 『臨機応変(りんきおうへん)』ってどういう意味かって?
物事に対して変化に応じて、適切に解決することよ! じゃあ、約束よ、森の王様!!」

森の王様が落ちてきた。

森の王様「モリモリモリモリモリ!!!」

前に田を選んだ時のルート

パワポケたちは2の書かれた扉に入った。
扉が閉まり、華音が現れた。

華音「あらあら、おつむがかたいのねぇ。今度はとんちよとんち!!
『1』は縦棒、『+』は中央の十字でしょ、『=』が上下の横線...
ほら! 『1+1=』が『田』になったでしょう。
そんなに真面目に考えると今にバカを見るわよ。勇気の英傑さん... 森の王様!! お仕置き!!」

森の王様が落ちてきた。

森の王様「モリモリモリモリモリ!!!」

パワポケたちは田の書かれた扉に入った。
扉が閉まり、華音が現れた。

華音「全く、情けないわね。せっかくおんなじ問題を出してあげたのにィ!!!!
また同じように間違えるんだから!! 物覚え悪いんじゃない!?
ひとつとひとつ合わせて『ふたつ』でしょ、『2』!! だからバカなガキは嫌いよ!! 森の王様!!」

森の王様が落ちてきた。

森の王様「モリモリモリモリモリ!!!」
華音「お仕置き!!」

華音は去っていった。

森の王様「モリモリモリモリモリ!!! モリモリモリモリモリ!!!」

パワポケは森の王様を蹴散らす。そして...

華音「さっ、第3問め!!! 今度は○×問題よ!!」
パワポケ「上等だ!」
華音「問題!! 『虹は2時に出る!』マルか? バツか? わかった? 『虹は2時に出る!』マルか? バツか?
例によって問題はこの立札に書いてあるわ。それじゃあね...」

○を選んだ時のルート

パワポケたちは○の書かれた扉に入った。
扉が閉まり、華音が現れた。

華音「『虹は2時に出る』? バカじゃないの!?
虹はね! 夕立のあとに出るのよ!! 常識じゃないの!!
世の中とんちだけで生きていけると思ってんじゃない!!
甘えんじゃないよ!! 勇気の英傑!!! えっ!! 森の王様!!」

森の王様が落ちてきた。

森の王様「モリ!! モリ!! モリ!! モリ!! モリ!! モリ!!」
華音「根性をたたき直しておあげ!!」

×を選んだ時のルート

パワポケたちは×の書かれた扉に入った。
扉が閉まり、華音が現れた。

華音「そうよ、その通りよ!! 確かに虹は2時に出るとは限らない!!
でも、そうやって真面目に生きて何が楽しいの?
冗談を真面目に受けて一体何がうれしいのよ!! バカじゃないの!? 森の王様!!」

森の王様が落ちてきた。

森の王様「モリ!! モリ!! モリ!! モリ!! モリ!! モリ!!」
華音「やっておしまい!!」

パワポケは森の王様を蹴散らす。そして...

華音「さっ、最後の問題!!! 今度の問題は長いから、よ~く聞いてちょうだい!!」
パワポケ「かかって来い!!」
華音「問題!! イチゴとミカンが富士山に向かってかけっこをしました。
イチゴはとっても甘くてミカンはとっても酸っぱい。ゴールは富士山のてっぺんです。
さっ、いよいよスタートです!! イチゴは鉢巻きを締め、ミカンは羽を身に付けました。
よーい、どん!! イチゴは風よりも早く走り、ミカンは鳥よりも早く飛びました。
イチゴはもう少しでゴール! というところで崖から落ちて死にました。
ミカンはゴールへ急降下して潰れてしまいました!
さて、イチゴとミカンがスタートしたのは何時だったでしょう?」
パワポケ「う~ん...?」
華音「問題はわかった? もう一度問題を聞く?」
パワポケ「いや、いい。」
華音「そう、じゃあよーく考えて答えを選んでね。」

?を選んだ時のルート

パワポケたちは?の書かれた扉に入った。
扉が閉まり、華音が現れた。

華音「オホホホホホ!! 笑ってしまうわね!!
何が勇気の英傑よ!! わからなければ聞けばいいと思ってるの?
考えもしないで、『わからない』で! 済まされると思っているの!!
何が愛よ!! 何が知恵よ!! 勇気の英傑なんて力と暴力で敵を殺すだけじゃない!!
そんなに戦いが好きなら戦わせてあげるわ!! 森の王様!! 相手をしておあげ!!」

森の王様が落ちてきた。

森の王様「モリっ! モリっ! モリモリ!!!」

四を選んだ時のルート

パワポケたちは四の書かれた扉に入った。
扉が閉まり、華音が現れた。

華音「さすが勇気の英傑! どんな問題でも真剣に挑むのね!
こんな問題、わかるわけがないじゃない。おバカさんねぇ...
オホホホホホ...そこが勇気の英傑の弱点! さっ、森の王様!! やっておしまい!!」

森の王様が落ちてきた。

森の王様「モリ! モ~~リ!! モリ!! モ~~~リ!!!」
パワポケ「最後の最後にこれかよ...」
リコ「しょーがない、戦っちゃいますか!」

森の王様戦 BGM:対決 厄災亀田軍団の隊長

パワポケ・リコ・外藤「風・風の合体巻物!」
森の王様「モリーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

森の王様は倒れた。

BGM:お遊びだよ 原曲

パワポケ「さ、先を急ぐぞ!」

パワポケたちは宝箱を回収しながら3階へ上がった。

宝箱の間

華音「おほほほほほ....いらっしゃい勇気の英傑パワポケさん。少しは賢くなった?
さあ、今度はゲームよ。後ろを見てちょうだい。
これが私の部屋に続く扉! ここの扉のカギを宝箱の中に隠したの。それを探し出すゲームよ。」
パワポケ「またまたクイズにゲームかよ...こいつの意地悪な質問がすごく頭にくるなぁ。」
華音「この部屋にある宝箱の数は末広がりで全部で八十八個!! じゃあ、がんばって探してね。」

華音はそのまま去って行った。

パワポケ「あぁ~、またイライラするなぁ。」

華音がまた現れた。

華音「あっそうそう、勇気の英傑パワポケさん。
ところであなたはいくつ目の宝箱でカギを見つけられると思う?
『十字ボタン』の上下左右で番号を変更してAボタンで決定してね。」
パワポケ「えーい! 1個目で見つけてやる!」
華音「フーン、『1』個目で見つけるのね。」
パワポケ「上等だ!」
華音「それじゃ!! がんばって! 探してちょうだいね!!」

華音はその場を去っていった。

※部屋の中にある全88個の宝箱。
その中から一体何個目で「華音のカギ」を見つけ出せるかを答えさせられますが、
必ず自分の決めた数でカギが手に入るようになっているので、無駄に悩む必要は全くありません。

パワポケは1つ目の宝箱を調べた。
パワポケは『華音のカギ』を見つけた!

パワポケ「あった!」

パワポケたちは『華音のカギ』を手に入れた!

BGM:うごめく謎の砦 原曲

そこで華音が現れた。

華音「おほほほほ....これは驚いたわ!!
さすが勇気の英傑パワポケさん! 予想どおりじゃない!! 侮れないわね!!
まっいいわ!! 早くそのカギを使って私の部屋へいらっしゃい!」

パワポケは華音のカギを使って扉を開け、階段を上って玉座の間にたどり着いた!

怪樹城・玉座の間

華音「勇気の英傑パワポケさんとリコちゃんに外藤さん!! ようこそ!! 私の花のお部屋へ...」

BGM:永遠の悪夢に眠るるりかと白瀬

華音が悪魔のように不敵に笑い出す。

華音「オーホッホッホッ...どうかしらパワポケさん。この美しい華音お姉様の部屋が。
ここまで来たご褒美としてあなたにいいものを見せてあげる♪」

華音の玉座の後ろからツタに拘束されたるりかと白瀬が出てきた。

るりか「...」
白瀬「...」
パワポケ「るりか...!? 白瀬...!?」
華音「アハハハ...彼女らは今、永遠の悪夢の中で嘆き、悲しみながら眠っているけどね。」
パワポケ「なんだと!? どういうことだ!」
華音「それはね...私がこの娘たちに永遠の悪夢を見せて心の傷を嬉々として弄んで、
彼女らの恐怖と悲しみで負のパワーを集めていたのよ。
すべては、この地球を私の理想である永遠の悪夢の世界で真っ黒にするためにね!」
パワポケ「...やはり...貴様! るりかと白瀬の心の傷を嬉々として弄んでいたのかっ!!」
華音「るりかちゃんと白瀬さんを誘拐できた事が、結果的に私の計画を完成させる事になったわ...」
パワポケ「き...さ...まぁあああっ...!!」
華音「そう、その表情よパワポケさん...
るりかちゃんと白瀬さんの永遠の悪夢をあなたにも見せてあげるわ...」
パワポケ「なにぃ!?」

永遠の悪夢の中、恐怖し、苦しむるりかと白瀬。

白瀬「るりか...」
るりか「白瀬さん...」
華音「うふふふ...アハハハハハ....」
るりか「いや...来ないで...」
白瀬「るりかはあたしが守るわ! るりか、大丈夫?」
るりか「はい...大丈夫です。」
華音「うふふふ...美しい友情愛だなんて。くだらないわ。」

(シュルルルルル......)

るりか「きゃっ!? あああああああああぁ!!」
白瀬「るりか!! キャッ!?」
華音「あなたも一緒に永遠の悪夢を味わいなさい...るりかちゃん...白瀬さん...うふふ...」
るりか・白瀬「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
華音「アハハハハ!! あなたたちの悲鳴は私にとって最高のオードブルだわ!!」

るりか「...助けて...パワポケ...」
白瀬「パワポケ...リコ...」
パワポケ「るりか...! 白瀬...!」

るりかと白瀬の目から悲しみの涙が一滴こぼれた。

華音「アハハハハハハハハハ!! 心地いいわ~♪ この娘たちの悲鳴が!
こうしてるりかちゃんと白瀬さんは永遠の悪夢で嘆き、悲しみ、永遠に眠りましたとさ。
めでたしめでたし...うふふふふ...アーハッハッハッハッハッ!!!」
パワポケ「華音...なにがおかしい...なにがおかしいぃぃぃっ!!」
外藤「よせ、パワポケ!!」
パワポケ「奴をスーパーモードでたたきつぶしてやるっ!!」
外藤「真のスーパーモードはまだ完成しておらへん!! 怒りのスーパーモードはならんといったはずや!!」
パワポケ「どけえぇぇぇっ!!」
華音「オホホホホホその調子よ、パワポケさん。怒りなさい、もっと怒るのよっ!!」
外藤「こらえろ、こらえるんやパワポケ!!」
パワポケ「いいか!! 貴様のおかげでるりかと白瀬は、もう二度と目覚めない!!
俺は貴様を追ってきてこのザマだ!! 貴様に笑われる筋合いはないっ!!
俺は貴様を許せん!! 貴様をたたきつぶしてやるっ!!」

日輪の怒りのオーラをまとったパワポケは怒り狂い、華音に殴りかかっていく!

華音「オーホホホホホ! あなたは私への怒りと憎しみに囚われて、いたずらに
気力を消耗させているだけよ。うふふふふ...華音お姉様があなたを楽にさせてあげるわ。
るりかちゃんと白瀬さんと一緒にお眠り...うふふふふふオーッホッホッホッ!!!」
パワポケ「黙れ!! いくぞぉっ! サンシャインスマッシャー!!」
華音「オーホッホッホッ!!」
外藤「アカン!! パワポケ、なにをやってんねん!!」

外藤はパワポケをかばって華音の攻撃を自ら受けた!

(ドン!!)

外藤「ぐっ!!」
パワポケ「外藤さん!?」
外藤「バカモンが...あれほど忠告したのに、なんでスーパーモードを発動させたんや...このアホ...」
パワポケ「なんで...俺なんかをかばって...すみません...
俺はなっちゃいない...修行が足りなかった...」
華音「チッ、邪魔が入ったわね。でもこれで最期よ、パワポケさん!!」
パワポケ「くぅっ!!」
外藤「パワポケ、思い出せ! さっきの...あの一瞬を...明鏡止水の一瞬を!」

BGM:なし

パワポケ「!? 越後...メガネ...るりか...白瀬...俺は...俺は...」
田中先生(ハタ人間)「パワポケ君、心静かに死ぬのよ。」
カメダ「今度こそ終わりでやんす、死ねでやんす、パワポケ!!」
パワポケ「死ぬ!? 俺が!? そうだ...あの時と同じだ...あの時と...」

(ポトン)

水の滴る音がした。

BGM:パワポケのウルトラバースト

パワポケ「見えた!! 見えたぞ!! 水の一滴!!」

パワポケからまばゆい光があふれ出す!

パワポケ「はあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

パワポケがウルトラバーストで新たな姿を現した!

華音「な、なんなのよこの気迫は!? 今までのものとは違う...まさか!?」
外藤「パワポケ、できたで! それこそまさしく、真のスーパーモードや!」
パワポケ「消える...俺の怒りと悲しみ...復讐は消えていく...」
華音「おのれえぇぇぇぇっ!!」
パワポケ「メテオドライブ!!」

パワポケは流星のような勢いで華音に向かっていく!

華音「ぐはっ、何!? こんなバカな...こ、この私が...」
パワポケ「貴様の攻撃、すでに見切ったっ!」
華音「そんな...この私が...厄災亀田軍団の4番隊長厄災華音が...手も足も出せないなんて...!」

パワポケ「るりか! 白瀬!」
るりか・白瀬「パワポケ!!」

パワポケはツタを払い、るりかと白瀬を助けた。

るりか「パワポケェェェェェェェェ!!」
パワポケ「るりか!!」
るりか「よかった!! あなたが無事で...」
パワポケ「るりか...ああ、大丈夫だ。心配させてしまったな。いつもいつも...」
るりか「私のほうこそ、ごめんなさい。私がしっかりしてなかったから
パワポケにいつも迷惑をかけてしまって...」
パワポケ「いや、いいんだ。俺のほうこそ。」
白瀬「パワポケ...助けてくれて...ありがとう。」
パワポケ「るりか! 白瀬! 受け取れ!」

るりかは『天空の勾玉』を装備した!
各装備品を身に付けた!
白瀬は『黄泉水底ノ鏡』を装備した!
各装備品を身に付けた!

厄災華音「あいつら、どうやって!?」
白瀬「はあ...はあ...はあ...あな...た...あたしとるりかを...こんな...」
厄災華音「おほほほほほほほほほ、どうだったかしら、白瀬さん。
可愛いるりかちゃんと一緒に永遠の悪夢の世界に眠った気分は? うれしいでしょう...
華音お姉様の可愛い娘たちのたった一つの思いやりよ...」
白瀬「思いやり? ふざけないで!! 華音!!
あなたは!! あなたは自分の欲望を満たすために私とるりかをいつもそうやって!!!」
るりか「いつまでも自分のことしか考えていないなんて!
あなたは人間の風上にも置けない最低の女ですっ!!」
厄災華音「あらそう、白瀬さん、るりかちゃん。気に入らないのかしら?」

白瀬とるりかは戦う構えに入った。

白瀬「ええ、気に入らないわ!! あなたのやり方が!! あなたのその顔と性格がね!!」
るりか「私も同感です。あなただけは絶対に許しません!」
厄災華音「そんなに気に入らないなら、いっそ殺してやるわよ。
るりかちゃん、白瀬さん...今度はパワポケさんと一緒にね。
そうそう、そこの英傑の人間たちも一緒がいいのね...
可愛い娘たちのるりかちゃんと白瀬さんが二人で悲しまないようにたくさんで殺してあげるわ。」

パワポケ、リコも戦う構えに入った。

リコ「あんた、今までの女の中で一番かっこ悪い!! あたしはあんたを許さない!!」
るりか「人の心を弄ぶなんて...絶対許せません!」
白瀬「来なさい!! 厄災華音!! 殺してやるわ!!!!!」
パワポケ「行くぞ! るりか! 白瀬! リコ!」

パーティー

パワポケ

レベル36
装備
両手:どうたぬき
左手:
飾り1:正義の石
飾り2:かぎ爪の小手
飾り3:鉄ゲタ
飾り4:白いハンケチ

リコ

レベル35

両手:戦神の斧
左手:
飾り1:清心の石
飾り2:水のカブト
飾り3:健康の石
飾り4:白いハンケチ

るりか

レベル36

右手:天空の勾玉
左手:獣王の盾
飾り1:水玉ハンケチ
飾り2:キヌのたび
飾り3:フジのかんざし
飾り4:白いハンケチ

白瀬

レベル36

右手:黄泉水底ノ鏡
左手:白鋼の盾
飾り1:水玉ハンケチ
飾り2:水のカブト
飾り3:疾風の靴
飾り4:白いハンケチ

厄災華音戦 BGM:Dirty&Beauty 原曲

厄災華音「城に寄生して全てを覆ってやるわ! があああああああああああああああああああ!!」

厄災華音は自分の城全体を覆い尽くす植物と妖幻密使が合わさった悪魔のような姿になった!

美しくもまがまがしき姿であり厄災になり果て、人ですら感じられない武内華音。
その悪魔のような華音の心と魂がクィーンヴァンパイアへと生まれ変わった。
怪樹城にその身を宿し、関西地方のみならず暴走し地球すべてをも常夜の闇に取り込んでいく...
妖幻密使なる妖艶の悪女に、永久なる眠りを!

厄災華音「オーホッホッホッ!! ステータスって、目障りよねぇ。」

厄災華音はパワポケたちに魔法をかけた!
パワポケたちのHPとMPの表示が?になった!

パワポケ「おりゃあ!!」

パワポケはどうたぬきで攻撃!

(ブンッ!)

厄災華音「うっ!」
るりか「えいっ!」

るりかは天空の勾玉で攻撃!

白瀬「行くわよ!!」

白瀬は黄泉水底ノ鏡で攻撃!

厄災華音「あぁっ!」
リコ「あたしにキノコの盾を使用!」

リコはキノコの盾を道具として使った。
リコは防御力ががくっと下がった!
リコは攻撃力がぐーんと上がった!

厄災華音「デスブルーーーーーーーム!!!」

厄災華音のデスブルーム!

パワポケ・るりか・白瀬・リコ「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
厄災華音「オーホッホッホッウフフフフフフアハハハハハハハ!!!」

パワポケ「みんな大丈夫か!?」
るりか「うう...大丈夫...です。」
パワポケ「そうか、回復して態勢を整えるぞ!」
リコ「うん!」
パワポケ・るりか・白瀬「盛盛の巻物!」

パワポケとるりかと白瀬は盛盛の巻物を読んで、全員の体力を回復させた。

リコ「鋼鉄の獅子いっけぇー!」

(ガオーーーーーーーーーーーン)
(ドドドドドドド!! バーーーーーーン!!)

厄災華音「うぅっああああぁぁぁぁ!!!」

厄災華音は倒れた。

敗北ルート

厄災華音「アハハハハ...バカね! パワポケさん! 白瀬さん! るりかちゃん! かなうわけないでしょ!!
みんなで揃って、地獄に落ちるがいいわ!! オーホッホッホッホッホッ....」

ゲームオーバー

パワポケたちは力つきた...

セーブしたところから始めますか?
■はい/いいえ

勝利ルート BGM:黄泉の門

厄災華音はぐったりとした。

厄災華音「うああああああぁぁぁぁ...し..ら...せぇ....る...り..かぁ...」
リコ「ふう...あんたなんか一生そこで寝てなさい!」
るりか「あの世へ行って反省しなさい、武内華音!」
白瀬「まだよ!! リコ!! るりか!! まだ死んじゃいない!!」
パワポケ「そうだ。あいつはこれくらいで死ぬような相手じゃない!」
白瀬「華音!! 死んだフリしてるんじゃないわよ!! さあ立ちなさい!!」

厄災華音が再び立ち上がった。

厄災華音「さすが白瀬さんじゃない。だまされないよねぇ...うふふふふ...」
白瀬「うるさい!! あなたなんかもう女の中の人間のクズよ!!
あたしとるりかに二度と近づかないでっ!!」
るりか「そうです! おとなしく自分たちの世界に帰ってください!!」
厄災華音「おやおや、悲しいことを言うじゃないの? えっ、るりかちゃんに白瀬さん!!
ルッカさん、ルッカさん!! 出ておいで!! 二人でこの不届きな少女二人を殺してあげましょう...
厄災亀田軍団の3番隊長厄災ルッカと厄災亀田軍団の4番隊長厄災華音の合体した姿でね!!」

空が常夜の闇に覆われた!!

厄災ルッカ・華音戦 BGM:狂花水月 原曲

厄災華音はルッカと融合し、未来永劫支配しようとする妖艶の悪女と動く屍が融合した姿になった!

厄災ルッカ・華音「アーッハッハッハッハッハッホッホッホッホッホッホッ!!!」

厄災ルッカ・華音はオーラをまとい、能力がぐーんと上がった!

(オオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーン!!!)

厄災華音に吸収された人たちの亡霊が呻き声をあげる。

るりか「いやあああああぁぁぁ...!! こ、怖い......」
白瀬「大丈夫よるりか! あたしはいつでもあなたと一緒についてるからね。だから、がんばって。」
るりか「白瀬さん...」
厄災華音「オーホッホッホッ、お姉様が怖い? るりかちゃん、白瀬さん? うふふ。」
パワポケ「な、なんてすさまじい亡霊の呻き声だ...! まるで怨念の塊が取り憑いた動く屍...
貴様、一体何人ものの命を犠牲にしたんだ!」
厄災華音「犠牲ぃ? オーホッホッホッ!! みぃ~んな華音お姉様の美貌と強さの一部になれたのは
むしろ光栄だと言うべきよ。ウフフフフフフアーハッハッハッハッハッ......!!!」
パワポケ「あ、悪魔め......!!」
リコ「こンの性悪女ぁっ!」
厄災華音「うふふふふ...もう、わかってるわよね。」

厄災ルッカ・華音はパワポケたちに魔法をかけた!
パワポケたちはHPとMPの表示が?になった!

11表の主人公と武内ミーナのおくる捧げ物は、言葉は、彼女にはもう届かない。
すべてを失い、暴走するかつて女王であった悲そうな骸...。
地球すべてを取り込み、なお美に執着する彼女に、永久なる...眠りを!

パワポケ「何度も苦しめられてきたけど...るりか、これで最後にするんだ!」
るりか「...そうですね。パワポケ!」

パワポケ「リコ! 俺に合わせてくれ!」
リコ「オッケー! パワポケ!」
パワポケ「はああああっ!!」

パワポケとリコの合体攻撃! ツインソードアタック!

パワポケ・リコ「やあぁーーーっ!!!」

(ブシャッ!!)

厄災ルッカ・華音「ガアアアアアアア!!!」
パワポケ「行くぞ! 爆裂斬り!」

パワポケは爆裂斬りを放った!

厄災ルッカ・華音「アァァッ!!」

厄災ルッカ・華音「フォトンデスブルーム!!!」

厄災ルッカ・華音のフォトンデスブルーム!

パワポケ・るりか・リコ・白瀬「わぁーーーーーーっ!!」
厄災ルッカ・華音「アハハハハハハハウフフフフフフフフフッ!!!」
パワポケ「うぅ...」
るりか「くぅ...」
リコ「うぅ...」
白瀬「くっ...」
パワポケ「まだまだだ...! くそっ...」
るりか「...パワポケ、私がやります。今度は私があなたを助けなくてはならないんです。」
パワポケ「るりか...? わかった! 俺の幼馴染みなら、女としての強さ、しっかりと見せてこいよ。」
るりか「はい!」

るりかは凛とした表情をし、厄災ルッカ・華音に向かう。

厄災華音「アハハハハ!! ホントに一人で来たのぉ?
誰もあなたを助けてくれないなんてかわいそうな娘だこと。」
るりか「私には...意地があるんです! パワポケを、みんなを助けるために今度は私があなたを倒します!」
厄災華音「アハハハハ! それは頼もしいことだこと。
いいでしょう、華音お姉様があなたをかわいがってあげるわ!」
るりか「私のこの手が月のように光ってうなる! あなたを倒せと月が輝き叫ぶ!
闇夜に輝く月の光よ、私たちに新たな未来を! シャドーレイ!!」

るりかは月輪のオーラを身にまとった!
るりかはシャドーレイを放った!
月の紋章を模した第三の目から強烈な光線が厄災ルッカ・華音を撃つ!

厄災ルッカ・華音「フォトンデスブルーム!!!」

厄災ルッカ・華音のフォトンデスブルーム!

るりか「くっうぅぅぅぅ......!」
厄災ルッカ・華音「ぐうぅぅぅぅ......!」
るりか「うぅぅぅぅ......はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

(ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!)

厄災ルッカ・華音「うわあああああああああああああああああああ!!!!!」

厄災ルッカ・華音は倒れた。

敗北ルート

厄災華音「アハハハハハ....所詮は英傑の一族。この程度のものよ!!」
厄災ルッカ「ふふふふふふふ...死にましたね。」

ゲームオーバー

パワポケたちは力つきた...

セーブしたところから始めますか?
■はい/いいえ

勝利ルート

ようやく厄災ルッカ・華音を倒したパワポケたちだが、何か様子がおかしい...

厄災ルッカ・華音「ウウウゥゥゥゥゥ......!! アァァァァァァァァァァァ!!!」

(ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!)

パワポケ「な、なんだ!?」
厄災ルッカ・華音「アァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

厄災ルッカ・華音のオーラが暴走しだした!!
厄災ルッカ・華音ソウルになり果てた!!!

厄災ルッカ・華音ソウル「ギャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

パワポケ「わっ!」
るりか・リコ・白瀬「きゃっ!」

厄災ルッカ・華音ソウルは自身のツタの怨念でパワポケたちを捕らえた!

パワポケ・るりか・リコ・白瀬「うぅ......」
厄災ルッカ・華音ソウル「オホホホホギャホホホホアハハハハ!!!」
パワポケ「うぅ...くる...し...い...」

パワポケたちをツタで絞め潰そうとする厄災ルッカ・華音ソウル。そして...

パワースターガン「パワポケ! あきらめないで!!」
パワポケ「この声は...!!」
パワースターガン「みんなの希望の光を受け取って!」
(ピカーーーーン!)
パワポケ「これ...は? あたたかい...」
パワースターガン「がんばって!!」
パワポケ「パワースターガン...!? あぁ!!」

BGM:この星をかけた魂の戦い 原曲

パワポケがパワースターガンを手に取ると突然強力な光が放たれ、
常闇が照らされて太陽の光が照らし出された!!

厄災ルッカ・華音ソウル「グゥッ!?」
パワポケ「みんなー!!」
るりか・リコ・白瀬「パワポケ!!」

パワポケはツタの怨念をパワースターガンの光で払い、るりかたちを助けた!

るりか「パワポケ!」
リコ「パワポケ!」
白瀬「パワポケ!」
パワポケ「みんな、いくぞ!」
るりか・リコ・白瀬「ええ!」
厄災ルッカ・華音ソウル「フザケルナ、フザケルナァァァァァァァァ!!!!
ワタシタチノ常夜の闇ガ照ラシ出サレタダト!? ユ・ル・サ・ン!!」

幾度となく寄生し、乗り移り続け、どれが本当の姿であったのか...もはや思い出すことも出来ない。
11の世界の主人公と神条紫杏がルッカと華音を呼ぶ声もしたが今はもう聞こえない。
この夜が明けるその前に、ルッカと武内華音ら黄泉の姉妹に永久なる...眠りを...

厄災ルッカ・華音ソウル「メテオデットリードライブ!!!」

厄災ルッカ・華音ソウルのメテオデットリードライブ!
厄災ルッカ・華音ソウルは流星のような勢いでパワポケたちに向かっていく!

(ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!)
パワポケ・るりか・リコ・白瀬「わぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」

厄災ルッカ・華音ソウル「シャドーデスブルームレイッ!!!」

厄災ルッカ・華音ソウルの周囲から放つ6本の月光レーザーがパワポケたちに向かって照射される!

(ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!)
パワポケ・るりか・リコ・白瀬「わぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」

パワポケ「まだだ!」
厄災ルッカ・華音ソウル「ナニィ!? グゥ!?」

外藤は厄災ルッカ・華音ソウルを捕まえた!

外藤「パワポケ! はよ撃て、俺ごと厄災ルッカ・華音を!」
パワポケ「で、でも! そんなことしたら、外藤さんが!」
外藤「甘ったれんな! その勇気の英傑の証は偽者か! お前もその英傑の者なら、
情に流され目的を見失ったらアカン! こんな悲劇はもう終わらせるんや!」
パワポケ「外藤さん...わかりました!! みんな、いいな!?」
リコ「うん!」
るりか「もちろんです!」
白瀬「ええ、あたしも賛成よ。」
パワポケ「よし!」

パワポケの放つ全力の必殺技! 天焦がす滅亡の光!

パワポケ「いっけええええええええ!!!! パワースターガン!!!!」

天焦がす滅亡の光が厄災ルッカ・華音を呑み込み、大爆発を起こした!!!

厄災ルッカ・華音ソウル「ギャアァァァァァァァァァァァァァァァ...............!!!!!!!」

厄災ルッカ・華音ソウルは完全に浄化された。

外藤「ありがとう...パワポケ...」

外藤は浄化され、魂は天へ昇っていった...

パワポケ「くっ...外藤さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!! うっ...うっ.........」
るりか「パワポケ...」
リコ「パワポケ...外藤さんは天国であたしたちを見守ってくれてるからね。」
白瀬「そうよ、あんまりメソメソしてるとあなたらしくないわよ。」
パワポケ「うっ...うっ...ああ...そうだな...」

そして...怪樹城が崩壊を始めた!!

(ゴゴゴゴゴゴゴゴ!)
白瀬「厄災華音の魔力がなくなったのよ。パワポケ、リコ、るりか、脱出するわよ!」
パワポケ「ああ!」
リコ「うん!」
るりか「はい!」

パワポケたちが城を脱出した後、怪樹城は完全に消滅し、関西地方中を覆っていた樹海が消えた!
関西地方に平和が戻った!
パワースターガンの厄災ルッカ・華音を完全に浄化した光の影響で厄災華音に吸収された人たちは蘇生した。

夜が明けた直後、最後に一枚の花弁だけが落ちていく。

パワポケ「るりか...望んでいるだけじゃあ、明日は変わらない。
華音とルッカは人としてそれを望まず、厄災のまま死んで行ったんだ...」
るりか「ええ..未来を変えるのは明日、明日を変えるのは今日。」
パワポケ「今日できること、1人でできることは小さくても
その積み重ねが明日を変え、いつか未来をも変えるんだ。」
るりか「太陽と暗黒、2つの未来。明日もまた、日は昇るのですから...」
パワポケ「俺達は生きている限り戦わなければならない。太陽と共に。」
るりか「ええ...そうです。私たちは生きている瞬間、常に戦っているのですね。」
パワポケ「ああ。明日もまた日は昇る!」
るりか「そうですね!」
リコ「うん!」
白瀬「ええ!」

関西地方を解放したパワポケたちは愛の英傑シズヤに会いに愛の神社へ向かった。

愛の神社 BGM:英傑の住む町

女性「愛を守る愛の英傑シズヤ様をお救いくださり...ありがとうございました。
でも、私には彼氏がいない。愛はどこにあるのかしら!!」

境内 BGM:英傑のテーマ

愛の英傑シズヤ「おおおおお! そなたがパワポケか! 勇気の英傑のパワポケか!
多くの英傑を見てきたがこれ程に若いのは初めてじゃ! そして白瀬芙喜子よ...
そなた、パワポケ・南雲瑠璃花・石川梨子と仲良くなったものじゃな。うむ、良いぞ。」
白瀬「......ええ。」
愛の英傑シズヤ「さあ、これを持って行くがよい。私の力を封じた石...『愛の石』じゃ!!」

パワポケたちは『愛の石』を手に入れた!

愛の英傑シズヤ「私たち英傑には厄災の者と戦う力はない。いや、もうなくなってしまった。
我らの魂を蘇らせし神、イザナミ様に背いたときから次第に失われていった。
僅かな力を石に込め...そなた達に託すことしかできぬのだ...すまぬ...
英傑のパワポケ...石川梨子...南雲瑠璃花...白瀬芙喜子よ...
厄災亀田軍団のリーダー厄災亀田を封印し、日本に平和を取り戻すのじゃ!!」
パワポケ・リコ・るりか・白瀬「はいっ!」

パワポケは境内の宝箱から『玄武丸』と第二の玉・『龍神の玉』を手に入れた。
その後に詩乃に会いにいった。

BGM:リンのテーマ

詩乃「あっ、勇気の英傑パワポケさん! 会いに来てくれたのですね!
愛の英傑シズヤ様を救ってくれたことを深く感謝しております。」
雅仁「パワポケ君、本当にありがとう。詩乃がいつもお世話になってるよ。
おおそうだ、お礼をしなきゃいけないね。関西地方を救ってくれたお礼を。」
詩乃「それとこれを返します。パワポケさん、受け取ってね。合体巻物『火の巻』よ。」

パワポケたちは合体巻物『火の巻』を手に入れた!

パワポケ「ありがとうございます!」
詩乃「英傑の人たちが火立村に行くときに残していったものなの。使い方はもう知ってますよね。」
パワポケ「はい、知ってますよ。」
詩乃「そうですよね。パワポケさん、るりかさん、白瀬さん、リコさん。
頑張って厄災亀田軍団のリーダー厄災亀田を封印してください。
もし...封印できたら私たちに会いに来てね。
待ってるで、パワポケさん、るりかさん、白瀬さん、リコさん。」
パワポケ「それじゃ、俺達はこれで。」
るりか「ええ、詩乃さんもお元気で。」

パワポケは和歌山エリアに行き、良し悪し仙人に会って『良悪』の巻物をもらった。
大阪エリアを経由して兵庫から淡路島へ向かう。

大阪エリア BGM:のどかな村 原曲

男の子「わーい、動けるよ! 手も足も体もみんなみんな動くよ!!」

女性「この大阪エリアから北の兵庫エリアから西へ歩くと中国地方に、
南の淡路島と四国地方を繋ぐ橋を越えれば四国地方へ行けるわ。」

男性「ありがとうございます、勇気の英傑様!! おかげで体はこの通り、人間の姿に戻りました。」
パワポケ「よかった、よかった。」
るりか「本当によかったです。」

パワポケは兵庫エリアに入った。西の方へ行ってみる。

中国地方への入口 BGM:英傑の住む町

パワポケ「なんだ? この機械は?」
るりか「高圧電流の光の束を発生させていますよ!」

どうやら何かの機械のようだ! 光の束を発生させている!!

るりか「これじゃあ中国地方に行けませんね...」
パワポケ「そうだね。」

パワポケはいったん引き返して南の淡路島から四国地方へ向かう。

淡路島エリア BGM:英傑の住む町

案内
大阪湾、播磨灘、紀伊水道に四周を囲まれ、北端の松帆崎で明石海峡に、
南東端の生石鼻で紀淡海峡に、南西端の門崎(とさき)で鳴門海峡にのぞみ、
本州四国連絡道路の神戸・鳴門ルートで本州・四国と繋がっている島です。
北部と南部の淡路山地と中南部の淡路平野に分けられ、北東部と南部の山地急斜面は海岸まで迫り、
また周囲の主な属島には紀淡海峡の成ヶ島、紀伊水道の沼島があります。

女の子「ここは美しい自然やおいしいお料理の宝庫として人気の観光地である淡路島。
北の橋を渡れば関西地方の兵庫エリア。西の橋を渡れば四国地方よ。」

男性「兵庫エリアのはるか西にある中国地方への入口には入れねぇぞ。
任月のヤロウがヘンテコな機械で入口を塞ぎやがったんだ!!」

お坊さん「四国地方じゃ金山が見つかってみんな、金、金の亡者だそうじゃ。
嘆かわしいことじゃ。欲に溺れて心を無くすとは。なまんだぶつ、なまんだぶつ。」

旅人「淡路島の南西の橋を越え、ずっと西へ行けば友情の英傑湯田様のいらっしゃる友情の神社です。
でも噂じゃ、厄災の奴らに襲われて神社は壊され! 友情の英傑湯田様も封印されてしまったそうです。」

パワポケ「俺達が次に行く場所は四国地方か。」
るりか「そうですね。」
リコ「なんだかわくわくするね! どんな冒険が待ってるんだろ。」
白瀬「さっさと四国地方を解放して中国地方へ急ぎましょう。」

パワポケたちは次の地方、四国地方へ向かう。物語はいよいよ終盤へとさしかかる。

続く