華音からの招待状!

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華音からの招待状! - (2018/05/19 (土) 14:20:53) のソース

あらすじ
厄災華音の魔力により、樹海におおわれてしまっている関西地方。
行く先々で出てきては、パワポケたちを導いてくれる華音。
根はいいヤツなのか、それとも余裕の挑発か......
ここまでされて、黙っていたら勇気の英傑パワポケの名がすたる。
一気に攻め込み、厄災華音を討て!!

樹海 BGM:マものの潜む中へ 原曲

案内
厄災華音が作った樹海の迷宮。その中は植物型のハタ人間やモンスターが出没する危険な道です。
華音は自信の現れからか、パワポケたちの行く先々に現れて樹海の道を開いていきます。
そして、自分の城へとパワポケたちを導くために...
また、途中には毒の沼があります。気をつけて!

パワポケ「ほとんど日の光が通ってないな。」
リコ「なんか暗い森みたいだね。」
外藤「お前ら、ぼさっとせんと行くぞ!」

大量のモンスターと植物型のハタ人間が襲ってきた!

BGM:モンスターハウス(風来のシレン3) 原曲

モンスターハウスだッ!

パワポケ「なんだこりゃ!?」
リコ「うわぁー、すごい数のモンスター!」
外藤「逃げるぞお前ら!」
パワポケ「えっ!? 戦わずに!?」
外藤「ぼけぇ! こんなとこで死んだら南雲を助けられへんやろが!
勝てない時には逃げるのも立派な作戦や!」
パワポケ「そ、そうですね。」
リコ「え~っ! 思いっきり戦いたかったのにぃ~。」

パワポケたちはモンスターハウスから逃げ切り、なんとか樹海を抜けた。

関西地方 BGM:地上を行く 原曲

パワポケ「ふう、なんとか樹海を抜けたな。でも関西地方は樹海だらけ...とりあえず神社を探そう。」

愛の神社 BGM:暗い町 原曲

案内
愛の英傑シズヤを祭る神社です。整然とした比較的大きい町で、店屋の内容も充実しています。

愛の神社に入ると、初っ端ながら華音が出てきた!

パワポケ「うわっ!」
華音「おほほほ...ようこそ、関西地方へ♡ 勇気の英傑の御一行様!
私よ華音よ! 本当だったら愛の英傑シズヤにあいさつさせるんだけどねぇ...
あんまりワガママを言うから封印してやったの! ...ごめんなさいねぇ。
この関西地方はねぇ、エリアが京都エリアの愛の神社、奈良エリア、
そして、大阪エリアの3つ。エリアとエリアの間には樹海があって、
あなたたちは樹海を抜けて次のエリアへ行くのよ。
まずは愛の神社ね。ここには、愛の英傑シズヤ様が封印されているの。
そして、見ての通り、私のかわいい木々でおおってやったのよ♡
美しいでしょう。人間の作った物全てを覆い尽くしてやったのよねぇ。
でも、人間は困っているでしょうね。苦しんでいるでしょうね。
勇気の英傑としては放っておけないわね。大変ねぇ~!
それじゃあ、次の奈良エリアで待ってるわね。そうそう、愛の神社の少し南東にある
樹海の道を開けておいたわ。その樹海が抜けた先が奈良エリアよ。早くいらしてね♡」

華音はそのまま去っていった。

パワポケ「うわぁ、こりゃひどい。木で覆われてるぞ。」

男性「うおおおおおお!! 木だ! 木だ!! 木がいっぱい!! 木の海が押し寄せてきた!!
この愛の神社も! 他のエリアも! 関西地方は樹海でいっぱいだ!!」

旅人「少し南東の奈良エリアへの途中に樹海があるんだが、よく見て歩けよ...
木がいっぱいでよ、よくわかんなくなってる立体交差があるからな!」
パワポケ「ふむふむ。」

京都駅

男の子「ここは京都駅だよ。大阪エリアの電鉄とつながっているところだよ...
でも、今はダメだよ。木がニョキニョキ生えてきてうごけないんだ!!」
駅員「電車が木に埋まっちまった! これじゃ、動かせやしねぇ!
こうなったら、私に直接みんなを乗せて...そりゃ無理か。」

女性「この愛の神社には愛の絆を守る愛の英傑シズヤ様がおります。
でも、華音とかいう女の人がやってきて、愛の英傑シズヤ様を封印したんです。
ああ、どうすればいいんでしょ。愛はどこにもないのかしら!!」

パワポケたちは緑の髪の色をした巫女と出会う。

BGM:リンのテーマ

?「あっ、みんなここに来てくれたんですね!」
パワポケ「あなたは?」
?「私ですか? 蕪崎詩乃です。」
パワポケ「蕪崎詩乃さんか。あの~、ここで一体何があったんですか?」
詩乃「あの厄災華音が現れて樹海でこの関西地方を覆ってしまったんです!!
私のお父さんの蕪崎雅仁は、神社の中、樹海に閉じ込められてしまって...
そして助けを求めた愛の英傑シズヤ様も厄災華音に封印されてしまいました。」

パワポケ「そうだったのか...」
詩乃「パワポケさん、どうか関西地方を。父を。愛の英傑シズヤ様を助けてください。」
パワポケ「俺とリコ、外藤さんに任せてください。」
リコ「このリコ様に任せてよ!」
外藤「ワイらにまかしときなはれ。」
詩乃「ほんとですか! ありがとう。あ、それとあなたのお友達のるりかさんと白瀬さんが
厄災華音の城に捕まっているそうですよ。」
パワポケ「なんだって!? その城はどこに!?」
詩乃「お城? お城だったら樹海に覆われた淡路島にありますよ。」
パワポケ「淡路島ですか。」
詩乃「パワポケさん、くれぐれも気を付けてくださいね。」

愛の神社を出たパワポケたちは少し南東の樹海を抜けて奈良エリアへ向かったのだった。

一方、華音は....

(キーキーキーーーーー)

華音「うふふふふ...」
女性「きゃっ!」

華音は女性を誘拐して自分の花畑に連れ去っていた。

その一方でパワポケたちは、仙人洞でブタ仙人に会い、豚魔の巻物をもらった。

奈良エリア BGM:はなやかな町並み 原曲

案内
愛の神社の少し南東にある自然な空気が豊かなエリアです。

突然華音が現れる。

パワポケ「うわっ!」
華音「いらっしゃい英傑のみなさん。私よ、華音お姉様よ、元気だった?
この奈良エリアではねぇ、街の人達の頭の上に木を植えてあげたの。
桜、松、籾、頭の上にりっぱな木をねぇ。みんなしあわせいっぱい!
オーホッホッホッ...お花見なんかしちゃって、もう花満開って感じ。
パワポケさん、あなたの頭にも木を植えてあげましょうか?
そうね、るりかちゃんのためにキクの花なんかどう? うふふ。」
パワポケ「るりか!! 華音んん!!!!!!!!」

パワポケは華音に殴りかかるが、外藤に止められる。

外藤「パワポケ、落ち着かんかいな!」
パワポケ「はあはあはあ...!!」
華音「おやおや、怖い怖い。そんなに怒らないでよ。ジョークじゃない、ねぇ。」
華音「次は大阪エリアよ。西の樹海を抜けて和歌山エリアへ突き当たったら、北!
樹海の道はあけておいたわ。それじゃあ、大阪エリアでねぇ、パワポケさん...」

華音はそのまま去っていった。

パワポケ「ここの人達の頭に木が立ってるな。ハタ人間を思い出すくらいだ。」

子供「あたまに木がはえてから、みんなおかしくなっちゃったんだ。こんなのうれしいわけないよ!」

パワポケたちは宿屋の横の宝箱を調べた。

リコ「あたし! あたし! あたしが開ける♪」

パワポケのかわりにリコが宝箱を開けた!
リコは『鋼鉄の獅子』を見つけた。

リコは奥義『鋼鉄の獅子』を手に入れた!

旅人「ここの人たちはどうしたんだい? みんな頭に木乗っけて! まっ...いいや。
勇気の英傑パワポケさん!! 西の樹海は毒沼があるぜ。気をつけていきなよ!」

奈良エリアから西の樹海に入ったパワポケたちはモンスターと戦いながら樹海を抜ける。
そして...今、厄災華音の夜が迫ろうとしていた...

一方、華音は....

華音「うふふふ...」
女性「あっ...あああ......」

華音はさらってきた女性の血を啜る。
さらに「うふふふ...」と悪魔らしき声とともに巨大な肉食寄生植物に変化し、
血を啜った女性の体全体を自分自身のバラの植物で絞めて寄生して
衣服とその他所持品ごと生体エキスを吸い取り、そして何一つも残さず自分の美貌と力を蓄えていた。

華音「うふふふ..アハハハハハ!! みんな見て...この華音お姉様の世界で1番の美しさを...」
植物型のハタ人間たち「おお、きれいだぁ....」

そして...パワポケ一行は西の樹海を抜け、北の大阪エリアに入った。

大阪エリア BGM:暗い町 原曲

案内
関西地方の西にある、華やかな街がこのエリアの特徴です。
また、デパートもあるため、多くの買い物客で賑わっています。
各地の電鉄に繋がる大阪ステーションがあります。

パワポケ「うわっ!」
華音「オホホホホホ...お待たせ。華音お姉様よ! ようこそ大阪エリアへ。
ここ大阪エリアはね、住民たちを木そのものにしてあげたのよ♡
ほら、奈良エリアって頭だけが木だったじゃない。」

頭に木を立てた人を出す華音。

華音「いろいろ考えたんだけど、ハンパはいけないと思って全部変えてあげたのよ。」

完全な樹の化け物に変えられた人を出す華音。

華音「奈良エリアの人達って、楽しそうなんだけど、なんか見ていてむなしいでしょ。
木になってしまえば何も考えなくていいし、何もしなくていいしね。
死ぬまでじっとしているだけ。何も悩まなくてもいいのよ。みんなしあわせそうでしょう。」
パワポケ「ひ、ひどい......!」
華音「うふふ...それじゃあ、次はいよいよわ・た・し・のお城よ♪
大阪エリアの北へ行って、北東から兵庫エリアに突き当たったら、淡路島をつなぐ橋を渡ってちょうだい。
そうしたら、私のお城のお庭に着くわ。素敵なは・な・ぞ・の♪
待っているわよ、英傑の皆さん。SEE YOU AGAIN♡」

そう言って華音はそのまま去っていった。

男性「おおお...動けない!! か...体...が。たす...けて...」
おじいさん「あわ...じ...島に巨大な...花..の...城...が...できた...
厄災華音...とか..いう...や...く...さいの..ヤツは、そ..こか..らくる...のじゃ。」
女性「あなたがた...勇気の...英...傑ですね。助けて...苦しい...
厄災華音を...倒せ..ば...きっと...みんな元に..もど...る...」
男の子A「ああ~ん...うごけないよ......たすけてよ...
まちの...みんな..が、木に......たすけ...て!」

大阪ステーション

駅員A「駅の...方...も、木で...やられ...た。た...すけ...てくれ。」
男の子B「たすけてよ~、もう木をおったりしないよ。え~~ん! え~~~~~ん!」
駅員B「電車が...木の...せいで...動け...ない...
勇気の英...傑様...なんとか..し..て...く...だ..さい...」

完全に樹にされてしまった人たち。彼らはその苦しさをパワポケに訴える。

道具屋「動けな...い...た...す...け...て。勇気の...えい..けつ...」

武具屋「体...が...うご...かなくて...も売っ...てやる...ダ...ンナ...買って...くれるだろ?」

パワポケは武具屋の商品を見てみた。牙の剣と獣王の盾を購入した。

パワポケ「そろそろお店を出ようかな。」
武具屋「あり...がとう...ご...ざい...ました。ガックリ.....」

ここの人々は完全な樹の化け物に変えられてしまったが、心はまだ人間のまま。
今の彼らの唯一の希望は、勇気の英傑・パワポケとその仲間だけなのだ。

女性「やど...屋に...黒い...男が...あ...の人、木じゃない。」

宿屋「動けん......すまんが...泊められ...ない...たす..けて.........くれ...」

パワポケはまたここで正体不明の男性に出会う。

BGM:闇の剣士 猪狩守

?「まぼろし城の厄災ルッカを倒したそうだな。パワポケ...
さすがは車坂監督が認めた4番のエースピッチャーということか...」

リコ「ねぇねぇパワポケ! この人誰?」
パワポケ「いや、わからない。」
リコ「知らないの...」

?「ククククククク....まっ、ボクの正体はひとまず置いておこう。
パワポケ! 次は怪樹城の厄災華音だ。もう知っているとは思うが、彼女の性格は素敵だ。
せいぜい踊らされないように気をつけることだ! パワポケ、お前の活躍に期待させてもらうよ。」

パワポケたちは大阪エリアの北から北東から兵庫エリアに向かい、橋を渡って淡路島に向かう。

一方、華音は...

怪樹城・玉座の間 BGM:永遠の悪夢に眠るるりかと白瀬 

華音「オーホッホッホッ! ご機嫌はいかが? 南雲瑠璃花ちゃん。」
るりか「よくありません! 私をここに連れ去ってどうするつもりですか!」
華音「アハハ! あなたとあの娘を会わせてあげようと思ったのよ。ほら。」

華音はツタで拘束された白瀬を出した。

白瀬「る、るりか......」
るりか「白瀬さん...!」
華音「白瀬芙喜子さんよぉ。どう、この娘も可愛いでしょう。
実はねぇ、今までの植物型のハタ人間とモンスターたちも実はさあ、
私が永遠の悪夢で白瀬さんに恐怖と苦しみと悲しみを味わさせて
心の傷を嬉々として弄んでそれをパワーにして作ったのよ。」
るりか「え.......!!」
華音「でもそれだけじゃ足りないのよねぇ~~~。
地球を永遠の恐怖と悪夢の世界で真っ黒にするにはさあ。」
るりか「ひどいです...! 女の子を暇つぶしのために心の傷を嬉々として弄ぶ
道具にするなんて最低の女のすることです! 今すぐ白瀬さんを放してください!」
華音「そんなことできるわけないでしょう。あなたも白瀬さんと一緒に永遠の悪夢を味わってね♡」
(パチン!)

(シュルルルルル....)

ツタがるりかを拘束してきた。

るりか「きゃっ」
白瀬「あぁっ! るりか!」
華音「アハハハハ!! 永遠の悪夢の中で二人仲良く苦しみ、悲しみ、そしてこの私に恐怖しなさい。
そして、あなたたちの恐怖と絶望をたっぷりと華音お姉様に味わわせてね♪」

永遠の悪夢の中

白瀬「るりか...」
るりか「白瀬さん...」
華音「うふふふ...」
るりか「いや...来ないで...」
白瀬「るりかはあたしが守るわ! るりか、大丈夫?」
るりか「はい...大丈夫です。」
華音「うふふふ...美しい友情愛だなんて。くだらないわ。」

(シュルルルルル......)

るりか「きゃっ!? あああああああああぁ!!」
白瀬「るりか!! キャッ!?」
華音「あなたも一緒に永遠の悪夢を味わいなさい...るりかちゃん...白瀬さん...うふふ...」
るりか・白瀬「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
華音「アハハハハ!! あなたたちの悲鳴は私にとって最高のオードブルだわ!!」

華音は心の傷を嬉々として弄んだ後、るりかと白瀬をツタで捕らえたまま監禁した。

華音「うふふふふ、永遠の悪夢の中、ゆっくり眠ってね...るりかちゃん、白瀬さん♡」

るりか「助けて...パワポケ...」
白瀬「るりか...ごめんなさい...あたしにもう少し力があればあなたを助けられたのに...」

るりかと白瀬の目から悲しみの涙が一滴こぼれた。

華音「フフフフフフフ......アハハハハハハハハ!!!!」

その一方...パワポケたちは淡路島に入り、島の中心にある華音のお花畑にたどり着いた。

華音のお花畑 BGM:マものの潜む中へ 原曲

案内
厄災華音自慢の花畑です。中は迷宮になっており、出口には怪樹城があります。
ここまで来れば、怪樹城は目の前です。がんばって!

華音「オホホホホホ....ようこそ勇気の英傑様...ここが華音お姉様のお花畑♡
ここを通り抜ければ、私のお城、怪樹城よ。あっ、漢字は苦手?」
パワポケ「漢字は苦手じゃないな。国語で習ったこともあったし。」
華音「そう、そういう人に限って『かいじゅじょう』って読んじゃうのよ。失礼よね!
でも、さすが勇気の英傑ね。ちゃんと『かいきじょう』って読んでくれてるんでしょ!
すごいわね、博学ねぇ。天才じゃないの? ...と、冗談はさておいて...
それで怪樹城まで続くこの『華音のお花畑』を通り抜けてほしいんだけど。
この『華音のお花畑』はラビリンス! 迷宮なの!! 迷う迷路なのよ!!!
それでね、正しい道順を書いた立て札を立ててあげようと思うんだけど。
どう? 立て札立ててほしい?」
パワポケ「立て札を立ててほしい。」
華音「そう、よかった。じつはもう、用意してあったのよ。ありがとう。
立て札は分かれ道分かれ道に立ててあるわ。ちゃんと読んできてね。
じゃあ私、怪樹城で待っているわ。じゃ、がんばってねぇ。」

華音はそのまま去っていった。

看板1
『右へ進んでね♪ 華音』

右の奥には宝箱がある。

パワポケ「開けてみるか。」

宝箱には『虹のかけら』が入っていた!
虹色に輝くすばらしいかけらだ。戦闘中に使うと何かが起きるかも?

戻ると華音が出てきた。

華音「あららら...やだ、私ったら! ごめんなさい。最初の立て札を間違えて書いちゃったわ。」
パワポケ「おいおい...」
華音「すぐ書き直しておくわね。後の立て札は大丈夫よ。
ちゃんとチェックしておいたから。私ったら、マヌケね。
じゃあ私、怪樹城で待っているわ。じゃ、がんばってねぇ。」

華音はそのまま去っていった。

看板1
『間違えちゃった♡ 左が正しいのよ。左へ行ってね。 華音』

看板2
『上は北、下は南、右は東、左は西よ。だからここは西へ行ってね。 華音』

看板3
『きれいなお花に入ってね。入るお花は右のお花よ。 華音』

看板4
『今度はお日様の昇ってくるほうへ進んでね。 華音』

看板5
『ここのお花もさっきのお花と同じ方に入ってちょうだいね♡
覚えているかしら? 勇気の英傑さん? 華音』

看板6
『磁石のN極が示す方向へと、言えばわかるわね♪ 華音』

看板7
『Japan 日本列島が中国大陸から見て東の果て、つまり「日の本(ひのもと)」に位置する国よ。 華音』

看板8
『水は高いところから低いところへ流れるのよ。ものの道理よね。
だから、今度は下へくだってね。 華音』

看板9
『お花はいつも同じ方よ。いいかげん覚えてね。 華音』

看板10
『あらあら、気をつけて。ここは引っかけよ。左のお花が正しいの。 華音』

看板11
『ほら、あなたの口の中よ。おいしさ味わう下へ。 華音』

看板12
『男なら迷わずまっすぐ上を目指しなさい! 華音』

看板13
『引っかけはさっきのお花だけ...ということは、わかるわね。いつもの方よいつもの方! 華音』

看板14
『風水の吉と凶! めでたき方位は東南へ。 華音』

看板15
『お花はいつでも同じよね。期待は裏切らないわ。 華音』

看板16
『さっ、最後の分かれ道!! 運命の分かれ道!! ゴールか? ふりだしか? 最後ぐらい自分で考えてね♪
......なんてね。そんな過酷なことは言わないわよ。 大丈夫よ。右も左も、私のお城よ。 華音』

パワポケ「やっとこれでゴールか...」
リコ「ふう~...戦うよりも疲れてくるなぁ...」

パワポケたちは華音のお花畑を抜け、ついに怪樹城にたどり着いた!

怪樹城

案内
淡路島の中心にそびえ立った巨大な花の城です。
城内はいたってシンプルですが、力、技、知識、そして運という4つの仕掛けが施されています。
数々の難関を突破してきたパワポケたちは乗り越えられるのでしょうか?

華音「おほほほほ...来たわね、勇気の英傑パワポケさん。どう立て札? わかりやすかったでしょう。」
パワポケ「ああ、わかりやすかったよ。」
華音「まあ、うれしい。勇気の英傑に褒めてもらえるなんて! 華音お姉様困っちゃう。
さあ、ここが華音の城! 美しき花のお城。怪しき花の城、怪樹城よ!!
さあ、入ってちょうだい。勇気の英傑パワポケさん。」

華音が入った直後、入口が閉まる。

パワポケ「おい! それじゃ入れないだろ。」

華音が入口を開けた。

華音「入口を閉めちゃダメよねぇ。しつけが厳しかったから、つい閉めちゃうのよねぇ。
さあ、勇気の英傑パワポケさん。入口は開けておくから、いつでもいらしてね♪」

パワポケ「でも、かなり疲れてきたなぁ...」
リコ「パワポケ~。こんなところに泉があるよ~。」
パワポケ「ん? なんだ?」
看板
『ちょっと濁ってるけど、そこの泉で回復もセーブもできるのよ。
よかったら使ってね♡ パワポケさん... 華音』
パワポケ「......まあ、休む時には使えそうだな。」

パワポケたちはここで体を休めた...
次の朝...パワポケたちは元気になった。いよいよ怪樹城に突入する!

続く