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択捉島(えとろふとう)とは、北海道の北東に位置する北方領土の中で最大の面積を持ち、日本の領土における最北端の地点(カモイワッカ岬)を擁する島である。

概要

択捉島は、国後島、色丹島、歯舞群島とともに北方領土を構成する島の一つである。

その面積は約3185km²に及び、日本の主要4島(本州・北海道・九州・四国)を除けば国内最大の島であり、鳥取県一県分に相当する広大な土地を有している。

地形的には東日本火山帯の延長上にあり、標高1000m級の火山が複数連なる険しい山岳地帯が形成されているのが特徴である。

歴史的背景として、1855年に締結された日露和親条約において、日本とロシアの国境は択捉島と得撫島の間にあると明確に定められた。

それ以降、一度も他国の領土となったことがない日本固有の領土であるが、1945年の第二次世界大戦終結直前、ソ連が日ソ中立条約を破棄して侵攻し、武装解除した島々を不法に占拠した。

現在もロシアによる実効支配が続いているが、日本政府は国際法に基づき一貫して四島の返還を求め続けている。

択捉島を基点とする日本の排他的経済水域は極めて広大であり、周辺海域は寒流と暖流が交わる世界有数の漁場として知られている。

また、近年ではロシア側による軍事拠点化や経済開発が進められているが、日本はこれらに対して抗議を行っている。

日本の国土面積は約38万km²と定義されているが、これには北方領土の面積もすべて含まれている。

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地理
最終更新:2026年07月30日 13:06