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南極圏(なんきょくけん)とは、南緯66.6度(正確には66度33分)より高緯度にあたる、南極点周辺の地域。

概要

地球は公転面に対して地軸を約23.4度傾けた状態で太陽の周りを回っている。この傾きがあるため、緯度が高い地域では太陽の当たり方が極端に変化する。南極圏の境界線である南緯66.6度は、90度(極点)-23.4度(地軸の傾き)という計算式によって導き出される。

南半球が夏至を迎える時期、南極圏では太陽が一日中沈まない白夜が起こる。逆に、南半球が冬至(北半球の夏至)を迎える時期には、太陽が一日中地平線の下に隠れる極夜が発生する。この昼夜の長さの変化は、太陽が直射する緯度が季節ごとに移動することによって生じる現象。南極圏内では、緯度が高くなるほど白夜や極夜が続く期間が長くなる。

南極圏には南極大陸の大部分が含まれており、そのほとんどが厚い氷床に覆われている。この地域は地球の気候システムを解明する上で極めて重要な観測拠点となっており、日本の昭和基地などの観測施設が置かれている。また、北半球における同様の範囲は北極圏と呼ばれ、北緯66.6度以上の地域を指す。

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地理
最終更新:2026年08月23日 13:31