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新月(しんげつ)は、太陽とほぼ同じ方向にあるため、地球からは太陽の光反射している面(の面)が見えず、姿確認することができない状態を指す。

概要

月は地球の周りを約27.3日で公転しているが、地球も太陽の周りを公転しているため、新月から次の新月までの周期朔望月)は約29.53日となる。この公転に伴い、同じ時刻に見える月の位置は毎日約12度ずつへずれ、南中時刻も毎日約50分ずつ遅れていく。

新月の際、太陽・月・地球が一直線上に並ぶと、月が太陽を覆い隠す日食が起こる。日食には、太陽が完全に隠れる皆既日食、太陽のリング状に残る金環日食、一部が欠ける部分日食がある。ただし、月の公転面と地球の公転面(黄道面)は約5度傾いているため、新月のたびに必ず日食が起こるわけではない。日食が進行する際、太陽は右側(西側)から欠けていくように見える。

新月と満月時期は、太陽と月の起潮力が重なるため、潮位の干満差が最も大きくなる大潮となる。また、月の自転周期と公転周期は一致(同期回転)しているため、地球には常に同じ面を向けている。新月のとき、月からは地球が満地球として輝いて見えている。なお、新月の瞬間は天文学的に太陽の黄経と月の黄経が等しくなる時と定義されている。

タグ:

天文学
最終更新:2026年09月19日 18:58
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