#4 ガビーン!盤が反対!?(2008.07.23)
お気づきだろうか?
分かる人には分かるかもしれないが、きらりん☆将棋レボリューションのサブタイトルは
ネタ元のアニメ、きらりん☆レボリューションのサブタイトルをもじったものになっている。
というわけで今回もそのようにしたのだが、少々無理矢理過ぎた感もあるなぁ…。
ある日のこと、自分の棋力向上について考えてみた。
私は敵陣に比べて自陣が見えていない。
これは自分の対局が終わった後、将棋盤をひっくり返して検討してみるとわかる。
対局中は見えてなかった自玉に迫る危険な手が色々見えてくるのだ。
これの原因の一つとして、私の棋力向上が詰め将棋によるところが大きいことが考えられる。
相手玉を詰ます訓練ばかりをしているため、自玉が詰むかどうか読めない、
あるいは読むスピードが遅い。
思考が完全にそのようになってしまっているのだ。
この事態を重く見た私は改善策を考えた…。
すると、すぐに答えは見つかった。
「詰め将棋を盤を逆さにして解けばいいんじゃん!」
詰められ将棋とでも言うべきか…。
下にその例を示す。
手番は後手番で、先手玉を詰まして(詰められて)ほしい。
後から見直してみると正解と思っていた変化は駒余りということにorz
ということで全然面白くない詰め将棋になってしまった。
まあ、この詰め将棋は参考までにということで…。
(2008.07.25追記)
さらに、逆さにするとどのくらい私の思考が鈍くなるのかを検証してみた。
5分で解ければ初段相当の詰め将棋を詰め将棋、詰められ将棋で5問ずつ解き、
それぞれの回答にかかった時間を比較した。もちろん、初めて解く問題ばかりである。
結果は、以下のとおり。
詰め将棋 3分42秒5
詰められ将棋 5分41秒8
問題によって誤差はあるが、この差は大きいといえる。
問題を解いていて気づいたが、詰められ将棋では、
まずどれが味方の駒かを認識するのに時間がかかった。
「やはり私の思考は偏っているらしい…。」
もし同じような悩みを持っている人がいたら、詰め将棋を逆さにして解いてみることを薦める。
最終更新:2008年08月03日 19:07