【フロベール】

拠点規模 都市
節穴点 -10
物流
特産 娼婦/観光/食品
目玉施設 高級食堂/高級娼婦/犯罪組織/遠洋渡航船
説明
山と海に挟まれた港湾都市。平坦な土地は港周辺の僅かな一角だけで、街は港を取り囲む傾斜の上に立っている。建物の外壁は白く塗ることが義務付けられており、階段状に立ち並ぶ白い家々と青い海からなる景色は観光地・別荘地として人気が高い。魚介類が美味な事でも有名だが、井戸水は塩気が強すぎて飲用には不向きな為、ワインの消費量は他の都市と比べて非常に多い。最大の収益源は海運業によってもたらされる各地の交易品で、その中には"異国の美女"なども含まれている。統治者の意向で教会と距離を置いている為か、重税を課されており、外交による収益の多くを中央に吸い上げられている。その皺寄せの多くは下層民(文字通り低い位置=港周辺に住む低位階級)に押し付けられているのが現状である。領主のベルレアン伯爵は芸術とワイン、"香草"に傾倒しており政務には碌に関心を示さない。その為、白亜の街並みの裏側では執政や大船主達が互いの目的の為に牽制しあっている。

【所属NPC】

名前 "漂泊の"ジェラール=ベルレアン
性別
年齢 22
原罪 怠惰
階級 貴族階級
境遇 ティレッタント
性格 リアリスト/人が苦手
魅力 絶世の美貌/ハスキーボイス/病的な陰
性癖 人形/二次元/薬物
台詞
「後はすべてお前たちの好きにするといい……。」
説明①
流れる白金の髪と鳶色の瞳、気だるさの漂う中性的な美貌を持つ若き伯爵。先代が逝去した為、留学先から呼び戻され家督を継ついだものの市政に興味興味を示さず、専ら執政を務める叔父マティアスに任せきりである。唯一、彼自身が制定した条令は"街並みを白一色に染めること"であった為、「御当代様は暗愚な道楽者」というのが市民達の間での一般的な認識である。
説明②
芸術、特に絵画と彫刻を好んでいるが、そのモチーフは決まって"白いドレスを身に纏った金髪の少女"である。街を見下ろす白の尖塔の一室で少女の肖像達に囲まれながら、麻薬入りのワインで白昼夢に耽るのが彼の日課となっている。留学以前は溌剌とした志に溢れる青年だった為、近しい者達からは「人が変わったようだ」「魔女に誑かされたのでは」等と噂されている。
説明③
???

名前 "祭服憎し"マティアス=ベルレアン
性別
年齢 47
原罪 傲慢
階級 貴族階級
境遇 領主
性格 努力派/冷たい
魅力 マッチョな肢体/痛々しい傷跡/突き刺さる視線
性癖 年下/身分違い/処女
台詞
「この街を生臭坊主どもの食い物にさせるわけにはいかんのだ!」
説明①
現ベルレアン伯爵の叔父であり、執政として街の統治を代行している人物で実質的な支配者。数々の戦場を経験してきた叩き上げの軍人で、教会が統治に干渉してくることを毛嫌いしている。また、日に日に発言力を増していく大船主達を苦々しく思っている。厳格な人柄で、失態に対しては容赦のない叱責や罰を与える事から畏れられている。
説明②
教会主導の政治体制に不満を抱く軍国主義者。教国の崩壊(或いは自らの手による打倒)に備え、軍備の拡充と"外"に拠点を築き上げる事を画策している。海運の軍事的な重要性に注目しており、その真価を見極める為に大船主達の様々な専横をあえて黙認している。甥であるジェラールの自堕落さには失望と侮蔑を感じているが、自らの野心の隠れ蓑として利用している。

名前 "順風の"エラン=ロートレック
性別 35
年齢
原罪 強欲
階級 高位階級
境遇 首領
性格 利己的/臆病
魅力 よく通る美声/優しげな視線/腹黒なオーラ
性癖 寝取り/サディズム/監禁
台詞
「乗らなければ損ですよ?この"大いなる潮流"にね…。」
説明①
海運業を営むロートレック商会の主。銀縁の眼鏡を愛用し、仕立ての良い礼服に身を包んだ黒髪の伊達男。礼儀正しく柔らかな物腰とは裏腹に、利益の為には手段を選ばないやり口で知られる。遠洋渡航船数隻を所有する大船主であり、フロベールの財界の中でも有数の発言権を持つ名士である。
説明②
やり手の大商人という表向きの顔とは別に、外地での海賊行為、麻薬密売と人身売買を手がける犯罪組織「海の花一華」を取り仕切る首領という裏の顔を持つ。執政のマティアスとは互いに利用しあう間柄。必要に応じて彼の私設軍隊的役割を果たす見返りに領内での違法活動に便宜を図らせている。
最終更新:2012年07月21日 11:27