ナレーションが語ると共に清朝時代の街・宮殿である円明園が映る。
ナレーション「清朝の離宮。円明園は完成までに150年あまりを要し、その壮麗さは各国の使節たちに畏敬の念を抱かせた。園内の海晏堂には噴水時計があり、十二支を象った銅像が正午になると一斉に水を噴き出した」 |
変わってアロー戦争による各国の部隊らが中国へ侵攻するシーンとなる。
ナレーション「1860年7月。英仏連合軍が弱体化した進軍を撃滅し港の砲台を攻略。10月6日には円明園に侵入し十二支像を含む貴重な財産を数々略奪。残りは破壊し焼き払った」 |
英仏連合軍の部隊らが円明園の街に侵攻し放火すると同時に様々な財宝ならびに円明園十二生肖獣首銅像(以下、略称で十二支像)を奪う。
ナレーション「その炎は三日三晩燃え続け、清朝の最高傑作といわれる円明園は灰と化した」 |
軍の付き添いのカメラマンが十二支像を手に入れた記念写真を撮る。
変わって現在となりロンドンのオークション会場ブレイデン&サン。
そこでは現存してる十二支像のオークションが行われていた。
司会「もう一声!ございませんね、落札です!次!」
2000年 牛首像
774万5000ドル
牛首像に続いて猿首像がモニターに映る。
2000年 猿首像
818万5000ドル
次に虎首像が映る。
2000年 虎首像
1544万5000ドル
次に豚首像が映る。
2003年 豚首像
680万ドル
変わって十二支像以外の財宝を出品する。
司会「幻の万緒大酒、24本入り、保存状態は完ぺきです。55年あまり農場の蔵に眠っていました。入札開始価格は200万ユーロ。入札は10番単位でお願いします」
次にパリのピエール・ジョンソンで古い小切手が出品される。
司会「大変貴重な小切手です。世界にたった四枚しかありません」
変わって車椅子の老人とその執事と鑑定士らが犬首像を見ており、中国大使が老人と握手する。
中国大使「中国大使です。どうも初めまして。遅くなって申し訳ありませんでした」
老人「許しを食わねばならないのはこちらの方ですよ」
鑑定士は犬首像を綿密に鑑定していた。
老人「あれは昔、私の先祖が戦争をいいことに無断で持ち帰った、あなたの国の財産です」
変わってそれぞれのオークション会場では十二支像などの財産が出品される。
老人「あの銅像を見るたびにいつも両親が悼むんです。あれらは全人類の遺産であって、決して一個人が所有するものではない、そう思い、中国の博物館に寄贈することに決めました」
そんな中、教授が話す。
教授「先月ならこの世の中、あなたがたのようなばかりなら住みやすくなるでしょうね」
老人「お探しになっている、残りの十二支像も全て見つかる事を心から願っています」
変わってブレイデン。
2007年 馬首像
開始額 6910万ドル
司会「皆さんはよろしいですか?。では落札!」
落札者の女性は笑顔になり、参加者は拍手する。
一方でピエール・ジョンソンでは小切手の落札が続く。
参加者「700万!」
司会「落札!」
変わって小切手を落札した事に報道陣が集まる。
リポーター「MPコーポレーションは世界に4枚しかない切手を手にいれたわけですが」
落札者「いや、4枚じゃない。これで世界にたった1枚しかない切手になった」
落札者は価値を高めるためその切手の3枚を切り取り破る。
オークション会場の会議室に落札者がやってくる。
落札者「見ろよわが社の話題で持ち込みだ」
スタッフら「おかえり」「世界に一枚しかない切手とはね、一晩で値打が3倍に」
落札者「父のアイデアだ」
スタッフ「流石」
変わってMP社の社長であるローレンス・モーガンが座り社員らと会議する。
ローレンス「お宝が欲しけりゃ、作ってやる。次!」
社員「パーシーズが曙の真贋を疑ってます」
ローレンス「疑ってる?つまり何もわかってないんだ。いつも通り買い物してちょっぴりあげてまた出品して紛い物は売り買いを何とか繰り返すうちに本物らしく見えてくる。だからな、次は?」
社員「5体目の十二支像が驚くほど高値で売れました」「このシーズンのオークションに参加したバイヤーは祖国を愛してやまない単純な実業家ばかりよ」
ローレンス「祖国の誇りのためなら金目に糸目は付けない。金を引き出す鍵は愛国心だ」
ジョナサン「流石」
ローレンス「十二支像は出品するたびに値があがってゆく」
モニターにはそれぞれの十二支像の値打がグラフとして表示される。
ローレンス「残りの像も手に入れたい。誰がいいハンターはいないか?」
社員「ハゲタカはどうです?」
ローレンス「もっと身近なやつがいる」
ジョナサン「ジェシーはどうかな?」
落札者の男「あいつはまだ薔薇も見つけてないぞ」
ローレンス「薔薇は後回しだジェイシーに伝えろ。残りの十二支像を手に入れたらボーナスをたっぷり含むとな」
ジョナサン「その金額に納得できれば、何だってく手に入れてくるよ」
ローレンス「だったら一体につき100万ユーロ払ってやるか、もし龍も手に入れたらゼロをもう一個足そう」
ジョナサン「流石!」
変わってとある国の国境らしき場所。
そこに車がやってきて、ボニーという女が降りてくる。
警護兵「おい、通り抜け禁止だ!」
ボニー「はい、おしっこしたいの」
警護兵「いい女だ」
ボニー「お願い」
他の警護兵は了解のサインをする。
警護兵「どうぞこちらへ入って」
ボニー「ありがとう」
ボニーはトイレへと入る。
変わってMP社。
日系社員「龍の像は辰年に出品すれば儲かる」
ローレンス「もういいから遊んでろ」
用を足したボニーはサングラスで誰かいないかを確かめた後、警備室の中へ入りハイヒールの後ろの支柱で鍵の輪っかに引っ掛け、その鍵諸共手に入れ、それを車の下に隠す。
変わってMP社ではJCの件を話す。
ローレンス「JCを探すんだ」
ジョナサン「すぐ捕まるよ」
ローレンス「そうか、どこにいる?」
ジョナサン「今、たぶん休暇中だ」
変わってある施設で警報が鳴る。
所員「おい、この警報は何なんだ?」「何があったんだ」「異常事態らしいぞ」
所員らが確認する中、物陰に隠れていたローラースーツを着た男がなぎ倒す。
所員「侵入者だ」
ローラースーツの男はミサイルを発射しガラスを破壊し外へ出る。
警護兵「何だ!」「侵入者だ!」「おい止まれ!」
無線『施設内に何者かが侵入!』
警護兵は鍵が無いのに気づく。
警護兵「キーが無い!」
一方でローラースーツの男は警護兵をなぎ倒し逃げようとする。
警護兵「捕まえろ逃がすな!」「あいつだ!」「了解!」
ローラースーツの男は警備兵の群れに気付きトラックの下に隠れて逃げる。
警備兵「トラックの下に隠れたぞ!」「いたぞ!」
ローラースーツの男は全速力で疾走しトンネルを抜ける。
警備兵「おい捕まえろ!」「おい待て!」
警備兵が撃ち、軍事トラックが追いかける。
警備兵「急げ」
トンネル内にいた他の警備兵はバイクに乗り、その男を追いかけようとする。
ローラースーツの男は逃走の中で止まり警備兵の様子を見て、再び逃走しトラックの下に隠れる。
警備兵「おいいないぞ、どこへ行った?」
一方で警備兵の車は他の車と合流する。
警備兵「車が来ましたが、やつはどこにも…」「来たか?お前達、待ち伏せしてたんだろ」「何だ!?」
するとローラースーツの男に気付く間もなく警備兵はなぎ倒され、ローラースーツの男はコンクリート製のガードレールの上を命知らずで走行し警備兵のトラックの側を走り抜けた中、車に気付き咄嗟に下に伏せ逃走する。
バイクの警備兵「いたぞ!」
警備兵はスパイクで仕留めようとし、ローラースーツの男は先に待ち伏せがいるのを見る中、追手のバイクに気付き後ろから狙って振り落とす。
警備兵「けつが燃えてる!」
ローラースーツの男は2人目のバイクの警備兵を振り落とすと他の追手気に気付き逃走し、待ち伏せとなる場所を隣の坂で突破する。
警備兵「よし、撃て!」
警備兵はローラースーツの男に一斉射撃をする中でローラースーツの男は先にあった排水用のトンネルに入り全速力で走り、抜けた先はダムであり、仲間が事前にヘリコプターでその場所に待っていたのかローラスーツの男はヘリにぶら下がってた網に掴まる、ローラースーツの男はトレジャーハンターのアジアの鷹ことJCであった。
ヘリに乗った仲間のシモンがJCに話す。
シモン「JC大丈夫か?」
JCはサムズアップする。
シモン「OK!」
JCの仲間のヘリは上がる中、スマートフォンの着信音が鳴る。
JC「何だ?」
電話相手はジョナサンであった。
ジョナサン「JC、ジョナサンだ。薔薇は見つけたか?」
JC「休暇中だよ」
ジョナサン「別の仕事があるんだけど、やるか?」
JC「報酬によるね」
ジョナサン「円明園にあった十二支像知ってるだろ?」
JC「十二支像!?」
最終更新:2017年12月06日 18:55