はるか上空、星の世界と大気の狭間を飛ぶ巨大な白銀に輝く竜(多少の色の違いがあっても高空過ぎてそう見えるだけかもしれない)
地上から見てもその輪郭がわかる事から全長は数キロに及ぶ事が分かる
遥か古代の遺跡や文献、数百年前の近世の絵巻にも寸分違わない姿が記されている事から同一個体の可能性が強い
このバル・ソルバウが地上に降りたと言う記録は世界のどこにも無く、この先もきっと、恐らく永遠に空を飛び続ける存在なのだろう
なお周回コースが存在するらしく、数年単位で各ポイントを巡っている模様
地域や国によっては凶事の前触れと信じられていたり、国を挙げてのお祭りが開催されたりとその捉え方は様々である
なお【バル・ソルバウ】の名称は最も古い文献に記されていた名称であり、国や地域によってその名は千差万別である
(リスリー博士の手記より抜粋)