キノコ及びキノコ型の魔物の一大群生地。
食用、薬用、毒キノコ。地面から、木の幹から、動物の死体から、人の頭から。
様々なキノコが生えに生えている。
10m近いキノコや、歩き回る魔物なキノコのような奇怪なモノも。
遠くから見ても異様にカラフルですぐにわかる。
霧がかかっているように見えるが、キノコの胞子です。
昔からあった訳ではなく、20年ほど前に唐突に出現した。
発見当初は、今よりも遥かに小さく「ピルツの庭」と呼ばれていたが、その後急速に拡大。
一時期は大陸がキノコに呑まれると恐れられたが、現在は「大森林」と呼ばれる程度の広さで拡大は止まっている。
正確には拡大は止まっておらず、あちらこちらに新しいキノコを生やしまくっている。
だが、生えたそばからメルグの料理人が刈り取っていく。