オカヒトデの呼び名でも知られる陸棲の貝類の一種。
「シューティングスター」の名のごとく、特徴的な星型の貝殻を持ち、かつては「地上に落ちてきた流れ星」と信じられていたことからこの名が付けられた。
軟体部は量が少なくまた味も不味いために食用には適さないが、その星型の美しい貝殻は呪術的な方面や装飾品として珍重される。
意外なことに肉食性であり、ミミズやナメクジなどの動きの緩慢な生物を襲って食べる。
その捕食活動の姿からかつては「陸棲のヒトデ」と思われてきたが、石灰質の殻を持つことと解剖学的には棘皮動物ではなく軟体動物の体構造を持っていることが判明したことから「陸棲貝」との分類となった。

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最終更新:2017年08月07日 18:58