大樹 マナ

大樹 マナ(たいじゅ まな)
※すみません。細かい設定は省きます。でもSGはうぐいす色が良いかな。

遥か未来のお話。居住可能惑星探査船の一つが、航海中に通りがかった惑星から強力な有害電磁波を受け、殆どの機械が故障し、
思いの外重力の強い、直径120km程の小さく荒涼な星に衝突し、木っ端微塵となった。だが、マナと出発前に紛れ込んでいた一匹のQBは、
運良く脱出ポッドの点検中に電磁波の影響を受け、ハッチもロックされたままで衝突時にこぼれ落ち、生き残る事が出来た。
星の状況は、光りは遠くの恒星から常に当たり、空気も、元々か、宇宙船の空気と壊れたボンベから広がったのかは分からないが、
安全な状態だった。そうと分かると、マナは他の生存者を探す為、船の欠片の周りを調べたが、残っていたのは死体と瀕死者だけだった。
マナは、まだ動かせる作業機械を使って彼らを埋葬し、船内にあった彫像を墓碑代わりにすると。大丈夫そうな水と保存食をありったけ探しだし、
ナノマシン合成機をなんとか修理すると、最後の手段と決めていたQBとの契約をする。
その内容は、「この星を、将来有望な緑溢れる星にしてほしい」というものだった。
とりあえず植物とナノマシン合成機があれば何とかなると考えたからだ。望み通り、彼女の祈りは星を肥やし、針状植物や苔から葉っぱ、
葉っぱから樹木へと、日に日に緑を増させていった。そして星が緑で満ちた時、遂にSGに限界が訪れた。彼女はその話をQBから聞くと、
墓碑のもとへと向かった。そこは緑が一番深かった。きっと、皆の命が再び形をとったからだろう。
彫像は、最早それが何だったか分からない程に緑で覆われていた。彼女は、その下にソウルジェムを埋めた。自分もみんなと同じ場所で眠ろうとして……。
それを終えると、彼女はその場で大の字に寝転がり、静かに眠りについた。

後は白い獣が一匹。その小さな緑の星に残っただけだった。


願い
「この星を、将来有望な緑溢れる星にしてほしい」
武器
不明
固有魔法
不明
ジェム色
うぐいす色
QBから一言「彼女は早とちりしすぎたね。自分の星に帰った後また来れば良かったのに。」


魔女 givone(ギヴォーネ)


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最終更新:2013年06月01日 23:27