愛・K(カムイ)・ザントリーベ
(ドイツ語の『リーベ』(愛)と『アインザームカイト』(孤独)のアナグラム)
容姿:碧色のロングヘアー・赤い瞳・同年代の女子と比べ幼い姿・つるぺったん
魔法少女態:激しく動くことをあまり想定されていないドレス姿、全体的なカラーリングは純白と薄桃色・ソウルジェムは藍色で、イヤリングとして左耳につけられている
契約:唯一無二の真なる友
ドイツの名家のお嬢様として生まれた。
ドイツ人と日本人のハーフで、父がドイツ人、母が日本人である。顔は日本人の血が強い。
12歳の時に両親は交通事故で他界。その影響でザントリーベ家も退廃する。
母方の祖母の手引きによって日本へと来るが、直後に祖母は急死。事実上の孤立無援の状態に陥る。
生活苦となり、餓死寸前のところで現れたのがキュウべぇ。その際に愛は魔法少女としての契約を交わした。
願いは『唯一無二の、ほんとの友達が欲しい』。これはザントリーベ家が退廃した時に仲よしであったはずの周囲の人々が裏切ったように離れてことからのトラウマが関連している。
なお、餓死寸前の状況でもなぜそういった願いをしたかというと、愛自身はキュウべえを『死に際の幻』だと思っていたためであると思われる。
その契約の影響で誕生したのが『魔法少女』としての使い魔である『ハイリ』である。
魔法少女としての能力は『使い魔を生みだす能力』。周囲に存在する物体や生物を擬人化し、忠誠を誓う自分の使い魔として操ることが可能。ただし愛はあくまで使い魔ではなく『友達』と呼ぶ。同時に操れる使い魔は二人までとなっている(ハイリは除く)。固有武装は持っていないが、愛から一定範囲内の任意の場所に強固なバリアーを展開できる。
愛の場合は生物を主に使い魔とする傾向がある。これは愛が幼少の頃から生き物(動物はもちろん、虫や植物も含む)と戯れることが大好きであったためである。
性格を表すなら、『人一倍の包容力』と『女神のような優しさ』。争うことや傷つけあうことを避ける。これは相手のことを思ってのことでもあるが、同時に『自分の身を守りたい』という恐怖心が現れているともいえる。非常に寂しがり屋で、孤独を何よりも嫌う。
使い魔『ハイリヒトゥーム』
(ドイツ語で『聖域』)
容姿:黒のセミショート・黒い瞳・愛と比べると姉に見える・愛と同年代の少女の姿・美乳
戦闘形態:最低限の箇所を隠せる容積のピッタリ黒スーツ(鉄腕バーディの戦闘服を参考)・ソウルジェムに酷似した右耳のイヤリング・瞳が黒から黄色に変化・髪がショートからロングになり、髪が縛られポニーテールとなる
愛の契約によって生まれた愛の使い魔。愛の魔力によって構成されている魔法生命体。五感もある。
人間の姿をしている。戦闘形態時は魔法少女の服装に酷似している姿で戦うが、普段は人と同じ姿である。
愛と同年代の少女の姿をしているため、一見、愛の仲のいい姉妹に見える。
生命体とはいえども、魔法で構成されたためか、いくら四肢がばらばらになろうとも、完全なる復元が可能(ホムンクルスに近しいものである、とキュウべえは語る)。
典型的な不老不死。しかし愛のソウルジェムが破壊された場合は死に至る。
また、魔法少女ではないのだが、使い魔の能力として『記憶操作(記憶の忘却・捏造・情報としての入手)』を持つ。これは、愛が強く願っていたもう一つの願い『すべてを忘れ去りたい』という願いが具現化したものではないか、とキュウべえは推測している。
固有武器はクォータースタッフ。しかし魔法によってクレセント・アックス、ウォー・ハンマー・鞭・グレイブに変化する優れ物。
さらに、ハイリ自身は魔翌力の塊であるため、魔翌力の分霊を爆弾のようにして相手にぶつけることもできるが、この攻撃は魔力の燃費が悪く、愛を苦しめる、という理由からハイリはあまり使わない。
普段は『九重はいり』として日常生活に紛れ、記憶操作を使って様々な場所に移り住んでいる。生活費はアルバイトで稼いでいる(悪事は愛が禁止している)。
性格は、かなりズボラ。姐御的な資質を持ち、リーダーシップもある。しかし愛には頭が上がらない。人には気を使い、愛が『慈悲的な優しさ』ならハイリは『導く優しさ』。
最終更新:2012年11月13日 21:23