佐倉 モモ(さくら もも)
本編に登場する佐倉モモとは別の人物。人生もだいぶちかうが。
本編では父親の無理心中に巻き込まれて死んだ、という設定であったが、この子は瀕死の状態で生き残ることができた。そのおかげで、父親が最期に放った火からは逃げのびることができた。
だが、火の勢いは遺体があったかどうかすら判別不可能なほどのものとなり、結局彼女は死亡扱いされた。
その後、警察に保護されるも一時的な失語症を患っていたこと、肉親である佐倉杏子が警察に近づこうとしなかったなどの不幸が重なり施設に入れられる。だが不和によりすぐに抜け出す。
放浪の生活を続けていた時、一人身であったゆまと出会って唯一無二の親友、というか家族となる。そして魔法少女であったゆまの推薦によってQBと契約する。
その願いは「無くした笑顔を取り戻したい」。既に彼女の中で、昔の家族のことはごみくず程度の価値もなかった。
服装はワンピース。上半身はシンプルな桃色だが、スカートの部分は赤い水玉模様である。自らの血の涙を表すとも、今までのうらみの具現化ともとれる。
ソウルジェムは背中のリュック的な背負い物に格納されている。その中身がどのようになっているのかは、彼女本人すらもわからない。
彼女の武器であり特性でもあるのは、背中に背負っている「不定」の玩具箱である。ありとあらゆる方法で彼女の笑顔を取り戻そうと思った結果、明確な答えが出ないためこのようなものとなった。
彼女が好んで使う武器はマジックハンドとハサミ。どちらも対魔女戦を考慮した巨大サイズである。無論人間にも有効。魔女(あるいは魔法少女)を捕えてゆまの攻撃を確実に当てたり、そのまま始末したりと用途いっぱい。
その気になればピコハンやブロックなどいろんなものが出せるが、「モモが笑顔になれるもの」が最低条件である。なので銃を手に入れようとしても中身は万国旗がいいところだろうか。
成長したモモは、最愛の姉であるゆまとともに世界を革命、もとい破壊しようとする。そのあとに、自分たちが中心となる世界を生み出すために…
最終更新:2012年11月17日 01:30