ある日、彼女の無二の友人でもある、
Arianaと二人でショッピングをしている最中に、キュウベぇと名乗る謎の生物と出会った事で、
彼女の薄氷のような当たり前の生活は終わりを告げる。願いを叶える代わりに魔法少女になると言う話を聞き、Litlleyは怪しさからその話を無視する事に決める。
しかし一緒にいたArianaはこの話にあっさり乗り「Litlleyも魔法少女にしてよ」と願った結果、
Litlley本人が意図も望んでもいないにも拘らず魔法少女になってしまったのである。当然本人はこの願いに大激怒したが、願いの取り消しも出来ず、
最終的には仕方がないかと諦め、魔法少女となったArianaに付き合う形で一緒にバディを組んで戦っていた。二人で魔女退治に、人助けに、と精を出しつづけていたある日に、
Arianaが魔女と魔法少女の関係を知ってしまう。その事でArianaに少しずつネガティブの気が高まり、
遂には魔女化する寸前に魔女化する事の無いLitlleyに対し八つ当たりとも言える怒りをぶつけ、道連れにしようと襲いかかる。
しかし純粋な戦いではLitlleyに敵わず、最後には涙を流しながら謝罪し、自分のソウルジェムの破壊、つまり殺害を依頼する。
それがLitlleyにとって助手としてでない、初めての殺人となった。Arianaは魔女になる事なく死に、その亡骸はLitlleyの手により家族の元に届けられた。
その後のLitlleyは魔法少女を殺す、殺し屋として生きて行く事を決め「自分のような異常存在が生み出される可能性が存在するシステムである以上近い将来、
必ずやこのエネルギー回収システムは崩壊する。私はそれを見定める」と、魔法少女と言う存在の結末を見定める事を決意し、世界各国を渡り歩きながら、
魔法少女にその本当の正体を教え、もしそれにより己の今に絶望したのなら、苦しませずに逝かせる殺し屋として魔法少女の間で少しずつ噂になっている。
Ariana自身は魔女になる事は無く、Litlley本人も魔女になる事はないが、互いの人生は魔法という全てに大きくねじ曲げられた事になり、
ある意味魔女の呪いを受けた存在、魔女にすらなれない魔法少女であるとも言える。
最終更新:2012年11月18日 14:45