熱波奈津

熱波 奈津(ねつは なつ)

  • 父親に雪山登山へ連れて行かれた少女。
何だかんだと言いながら山頂まで行き、美しい景色を堪能したが。不幸にも下山中に突然地震が起き、それによる雪崩の生き埋めとなり気を失った。
だが奇跡的に、僅かに出来た空洞の中で生きていた。それ程経たずに彼女が目覚めた時。まず思ったのは、暗いという事と、体が冷たいという事だった。しかも、既に身体は殆ど動かせず。
そのまま時間が経って意識が朦朧としてきた頃、何者かの声が聞こえてくる。僅かに残った意識を集中すると、かろうじて“望みを叶える”の所だけ聞き取れた為、殆ど反射的に「寒い……あったかくして」と答えて契約する。
たちまち彼女の身体は熱を取り戻し、それどころか周囲まで暖める程になる。
それで雪が解け、球状の空間が出来て落ち着いてくると、流されなかったリュックを下ろし、懐中電灯を点ける。
と、そこには赤い目が二つ。非常食と溶けかけのチョコレートを食べながら、QBと名乗ったそれの話しを改めて聞くと、熱を放つ魔法で斜め上に穴を開けて外へ。
父親を探す為に、他にもいくつか穴を開けるが見つからず。仕方なく救助隊に頼る事に(魔法的に熱探知なども使えただろうが、彼女はその事には思い至らなかった)。しかし、救助隊に発見された父は凍死していた。
彼女は悲しむ余裕も無しに、魔女退治という責務をせかされるのだった。
  • SGは赤橙、変身後は円形で丹田に付く。
  • 衣装は暖色系の防寒服一式。
  • 性格は能動的。
  • 武器は鉄線。長さ・太さと、ある程度の形状を自由にできる。加熱して切断効果を上昇させる事も。
  • 固有魔法は加熱。熱線放射や触れている物への熱伝導など。他人の武器に、文字通りのヒートウェポンも可能。元々熱系の魔女には使わない方が良いだろう。


魔女 暖炉の魔女

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最終更新:2012年11月28日 07:16