有筒火 渡委(うつつか とい)
過ぎた力は何を生むか?
- とある休日。5歳の弟が特撮系の玩具で遊んでいるリビングでボーッとしていた少女の元にQBが現れる。願いと聞かれても特に何も無かった彼女の耳に、弟の「あ~あ、玩具が本物だったら良いのにな~」という呟きが聞こえて来たので、「ねぇ、そんなに本物だったら嬉しい?」と聞くと、「あったり前じゃん!」と返して来たので、じゃあそれで良いか。と思うとQBに念話で(弟が、玩具を本物として使えるようにしてあげて)と願った。叶ったかどうか、試しに庭の木に向けて玩具の銃を撃たせてみると、見事に穴が開いた。弟は少し呆けた後、歓喜の声をあげて次々と玩具を試していたが、ある日…暗い顔で塞ぎ込み、彼は武器になる玩具を手にしなくなった。母に聞けば、怒ったはずみで友達を撃ってしまったらしい。幸い、重要な器官には当たらなかったらしいが、そういう問題ではないのだろう。お咎めも、弟よりは玩具メーカーに向いた。メーカーの方も困惑するのみだった。十数年後、あり得ない科学力を持った武装集団が、長いこと暴れまわったとかなんとか…。
- SGは黒紫。変身後は星型になり、胸元に付く。
- 衣装は、玩具並みに電飾コテコテな服。
- 適当な性格。
- 武器は、左側面に一列に付いた五つのスイッチで、手前からフルオート・チャージ・ライン・ウェーブ・スプレッドにモードチェンジが可能な玩具のレーザーガン。白い。結構ゴツい。モードチェンジをしていない場合、トリガーを引くだけで一発の光弾が発射される。
モード解説。
フルオート:トリガー引き続けで光弾連射。
チャージ:トリガー引き続けで溜め撃ちが可能。最大で直径60cmの光弾になるが、最大チャージまでは十秒かかる。
ライン:トリガー引き続けで━なレーザーが出続ける。
ウェーブ:トリガー引き続けで~なレーザーが出続ける。
スプレッド:散弾。
モードの併用は不可能だが、特殊操作として、手前の方から順に全部のスイッチを入れると〈ハイパーモード〉になり、銃口に増幅器が取り付けられ、トリガーを引き続けている間、極太レーザーが発射され続ける。
どのレーザーも魔力消費で撃っている為、魔力が無くなれば当然撃てない。
玩具に設定されている事を現実に出来る魔法。
某ベルトで変身とか、アニメキャラのアイテムなど。
現実になる事は、使用者の思い込みより、製作者側の脳内設定が優先される。個人製作の玩具でも、設定さえしてあれば使える。
影響力が大きい設定をしてある玩具程、魔力消費が激しい。
魔女 Tot(トット)
最終更新:2013年01月05日 23:29