北筑紫 辰子(きたつくし たつこ)
- つい最近まで父親に性的暴行を受けていた少女。両手に包帯を巻き、季節関係なく厚着をしている。言語能力に関して障害があり、語彙が常人よりも少ない。魔法少女になってからは「面白いの?」などの台詞ばかりを口にする。
- 辰子を暴行する父親とは血の繋がりはない。実の両親は既に亡くなり、伯母の家に引き取られた。またその夫は亡くなり、現在の父親は伯母の再婚相手
- 父親の度重なる暴行によって、男性恐怖症になった。そして、その父親を拒絶する事を願いとして魔法少女の力を手に入れた。その父親もその直後に亡くなっている
- 魔法少女としての衣装は黒を基調としたもの。ただし、その上に銀色の外套を羽織り、同じく銀色の帽子を被っている。腰には、牙のような形状の赤いラインが入った白いナイフを装備している
- 魔法少女としての固有の能力は『拒絶』。あらゆるものが彼女に触れた途端に消滅する。物質的なもの、魔力に関連するもの、呪い、視線ですらも、彼女に関わろうとするあらゆるものは、彼女に触れた瞬間灰になり、傷付ける事は叶わない。その為、魔女の結界ですらも生身で触れれば消し去ってしまう
- 銀色の外套だけは彼女の力を外に漏らさない為、魔法少女として戦う場合、彼女は全身を外套で自身を出来うる限り隠して行動する
- ソウルジェムの色は銀色。固有の力が魔法少女に変身している間常時機能してしまう力である故か、彼女の性格的なものか、濁る速度が人よりも速い
- 防御機構としては究極的なものであるが、外套の上から殴られた場合には能力は機能しない為、それを知っている相手の場合は不利になってしまう(外套自体には防御力はなく、例えば果物ナイフでも切断が可能)
- 彼女自身が外套を脱いだ場合、もしくは外套が燃えてしまったりで破壊された場合、彼女の力を妨げるものはなくなる。彼女は存在するだけで、ありとあらゆる全てを、亡骸さえ残さず滅ぼしてしまうだろう。姿さえまともに見る事の叶わない彼女を止める事は、彼女以外の誰にも出来ない。誰が呼んだか、外套を失った彼女を『第二形態』などと呼ぶ
最終更新:2013年01月15日 18:31