五代空

五代 空(ごだい そら)

大人用の大型リュックサックを背負った少女。10歳。世界中を一人で旅をして回っている。お日様のような笑顔とサイドテールの髪、サムズアップがトレードマーク。
現在732の特技を持っており、「732の技を持つ女」と自称する。この特技は増え続けており、いずれ同じく無数の技を持つ父親を越えるのが夢。一番目の技は「サムズアップ」。魔法少女への変身は311番目の技となった。
父親が世界中を冒険して回っており、行方不明。彼女は父親を探す為と特技を増やす為に旅をしており、結果として様々な国の言葉を話せるようになった。学校には通っていない為(本人曰く「一身上の都合」)、基礎教養には疎い。また、生まれは日本では無い。
定期的に日本へと戻り、日本にいる間は「ポレポレ」というカレーショップで店の手伝いをして父親を待っている。だが、大抵待ち切れず探しに行ってしまう。そして今の今まですれ違ってきた。
性格は明るく、穏やか。誰とでもすぐに仲良くなれ、困っている人がいれば迷わず手を伸ばす。自分の命を省みないところがあり、中東で父を探していた時には子供を危険地帯から逃がす為に銃弾を三発食らっている。魔法少女になったのも、戦火に巻き込まれた村の人たちを救うために契約した。契約時のキュゥべえ曰く「彼らは間違いなくここで死ぬ運命だった」。
魔法少女としての衣装は四種類あり。状況によって姿を変えるがどれもプレート状の装甲の付いたワンピース。赤い衣装は身体能力が強化され、素手での格闘戦闘を得意とする。青い衣装は主に「スピード面」が強化され、高層ビルを跳び越える程の跳躍力も獲得する。緑の衣装は感覚が強化され、非常に広い範囲のありとあらゆるものを認識する事が出来るがソウルジェムへの負担が激しい。紫の衣装は強固な鎧を纏い、速度を犠牲にする事で圧倒的な攻撃翌力と防御力を得る。この状態変化能力が彼女の固有の能力だと思われるが、キュゥべえは願いとの関連性が薄いと評している。ソウルジェムの色は金色。ただし、変身中は纏っている衣装の色と同じ色になる。
また、何故か彼女には不思議な力が魔法少女になる以前から備わっており、白い装甲を纏った戦士の姿に変身出来る。だが、魔法少女としての力には及ばず、変身する毎に2時間のインターバルを挟まなくてはならない。
彼女の性質は多分に父親の影響を受けており、「みんなに笑顔でいて欲しい」という願いの為というのが行動理念となっている。しかし、実に中途半端に父の思想を受けており、願いの為に我が身を省みる事が無い他、それ以前に「みんな」の中に彼女自身が入っていない。つまりは父親の猿真似である。
銃火器の知識や危険生物、食べられるものと毒のあるもの等、日常生活に必要の無い知識を数多く持っており、度々日本に住む人との常識のズレが生じる。これでも3年以上魔法少女を続けている。
少女たった一人で旅を続けてきただけあり、護身術(体術や銃器の操作)は嫌でも身に付いた。父親の「悪者であっても暴力を振るいたくない」との言葉から、どれだけ極めてもあくまで護身術。また知り合いの刑事に「どれだけ敵が離れていたり動いていても何故か当たる不思議な射撃技術」を教わった。


魔女 ひまわりの魔女

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最終更新:2013年01月15日 22:17