賀露 瑠衣子(かろ るいす)
人形師の少女。日がな一日人形を作り続けては、気が向いたら街まで出掛けて、自らが作った人形を踊らせる。人形に対する執着が過剰であり、三大欲求すら忘却する事も。
魔法少女になるまで父親と二人暮らしだった。父親は高名な人形師で、少女はそれを生き生きと動かす事に長けていた。ある日二人のいたアトリエで正体不明の事故が起こり、父親は死に、少女は両腕を失った。少女が魔法少女になったのはその時だ。少女が人形に取り憑かれたのもこの時だ。
魔法少女姿は二十面相とでも呼ぶような怪人。仮面を付けて、黒マントをはためかせる。少女の固有魔法は「操作」。指先から魔力の糸を出し、ありとあらゆるものを動かせる。最大捕捉は手の指の本数である10。またそれが生きていたり、独自に活動するものなら指三本分のリソースを割かねば動かせない。また、使い魔は可能だが、魔女や魔法少女を操作するのは難しい。前者は指が15本分は必要。後者は九本前後程も必要である。
動かせるというのは、文字通りの意味で各部の動作、それが生命ならその思考、涙を流させたりといった体内構造すらも操る事が出来る。なお、魔力の糸が切られた場合は即座に操作が打ち切られる。
戦闘では操作しているものを神風特攻させる。使い魔や魔法少女は魔力の塊とも言える為に、爆発させるとそれはもう、大した威力になる。
最終更新:2013年01月15日 22:39