表 友里(おもて ゆうり)
中学生女子。男装をして日夜街をうろつく変人。
漫画『幽遊白書』を長く愛読しており、男装というより学ランはコスプレのようなもの。男装をした上に、時間に関わらず街を徘徊している結果、ガラの悪い連中に幾度となく絡まれているが恵まれた運動神経と何時の間にか蓄積された経験によって返り討ちにしている。中学生なのにパチンコ屋にも入り浸っている。
彼女が漫画の真似をする上で唯一足りない要素を満たす為に願ったのが『霊丸を撃ちたい』。
結果として、彼女の固有の魔法も『霊丸を撃つ』事になり、魔法少女というより霊界探偵の紛い物が出来上がった。
ソウルジェムの色は緑。衣装は緑色が強い学ラン。武器は己の拳。
固有魔法の影響か、人差し指指の先から超高威力の魔力弾が発射出来る。その威力は魔女を一撃で屠り、結界に風穴を開ける程。また、連射すら可能で願いの結果なのか魔力消費も僅か。
ただし、二点も欠点がある。一つ目は、エネルギーの規模が大き過ぎて調整が不可能。弱めに調整しようとしても不発になってしまうという事態(威力を増やす事は可能だが、無用)。二つ目は、結界を貫いた魔力弾はそのまま現実世界に至り、人の目を過剰に集めたり、その周囲に甚大な被害を出す。もしくはその両方か。
漫画を気に入ったのも主人公の優しい部分などによるもので、彼女友里自身にも共通するものがある。端的に評すれば、情に厚いチンピラ。
最終更新:2013年01月16日 02:53