元ネタの候補
ローランの歌
ローラン【Roland】 古フランス語
異教徒(ムスリム)討伐のためにイベリア半島への遠征に随行するが、伯父の
ガヌロンが敵と内通したため帰途に奇襲を受ける。殿として奮戦するも名誉に固執するあまりパラディンを全滅させ、自らも討ち死にした。
カール大帝伝
フロウドランドゥス【Hruodlandus】 ラテン語
9世紀前半に書かれた歴史書『カール大帝伝』に登場する、8世紀後半のブルターニュ地方の領主。上述のローランのモデルとなった人物である。
778年、カールのカタルーニャ遠征中に随行するが、ロンセスバーリェス(ロンスヴォー)の戦いでバスク人の奇襲を受け、戦死した。
注釈
Rolandは
ローランと読まれることもある。
ロンセスバーリェスはスペインのナバラ〔
ナバール〕州北部に相当する。
最終更新:2015年07月20日 00:10