アリス「では透伊さん、今回の仕掛けについて解説お願いしまーす」
透伊「はいはーい! 今回ジャマネットがご紹介するのはこちら!見て下さいこのボディーー!!(高音)」
結「何だそれは?ボタンと……マイク?」
透伊「その通り。これは6つのボタンとマイクが一体になった装置なのです。まず、この3つのボタンはラップ音を鳴らすボタンです」
結「ラップ音って言ったら、何もない所から音が鳴る現象か」
アリス「あ、よく見たらボタンの下に『カタカタ』『ガタッ』『バタン』って書いてるね!」
透伊「そう。それぞれその通りの音が鳴るはずです。そして4つ目のボタンはマイクのスイッチです」
アリス「マイクを通して声が向こうに届くんだね!」
透伊「しかも少しエコーをかけています。誰もいないはずの部屋から、女性の笑い声でも聞こえてきたらさぞ怖いでしょうね…?」
結「そういう事か……」
透伊「5つ目もマイクですが、こちらは電話口に繋がります。これはもう言わずもがなですね」
結「電話か、典型的だがかなりキツいな」
アリス「最後のスイッチは?」
透伊「部屋の明かりが全部消えます」
アリス「あら強烈」
透伊「これらを駆使して、更紗ちゃんを驚かせましょう!」
結「お前達、やり過ぎるなよ」
作者:パラソル