アリス「更紗ちゃんに」透伊「心霊ドッキリを試みる」2

アリス「では透伊さん、今回の仕掛けについて解説お願いしまーす」

透伊「はいはーい! 今回ジャマネットがご紹介するのはこちら!見て下さいこのボディーー!!(高音)」

結「何だそれは?ボタンと……マイク?」

透伊「その通り。これは6つのボタンとマイクが一体になった装置なのです。まず、この3つのボタンはラップ音を鳴らすボタンです」

結「ラップ音って言ったら、何もない所から音が鳴る現象か」

アリス「あ、よく見たらボタンの下に『カタカタ』『ガタッ』『バタン』って書いてるね!」

透伊「そう。それぞれその通りの音が鳴るはずです。そして4つ目のボタンはマイクのスイッチです」

アリス「マイクを通して声が向こうに届くんだね!」

透伊「しかも少しエコーをかけています。誰もいないはずの部屋から、女性の笑い声でも聞こえてきたらさぞ怖いでしょうね…?」

結「そういう事か……」

透伊「5つ目もマイクですが、こちらは電話口に繋がります。これはもう言わずもがなですね」

結「電話か、典型的だがかなりキツいな」

アリス「最後のスイッチは?」

透伊「部屋の明かりが全部消えます」

アリス「あら強烈」

透伊「これらを駆使して、更紗ちゃんを驚かせましょう!」

結「お前達、やり過ぎるなよ」

 

作者:パラソル

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最終更新:2014年05月18日 19:40