夏祭りの思い出?2

ソレイユ「なるほどなあ…ほんなら、俺も一緒にその友達探したるわ!」

日和「え…でも、そんな…悪いですし」

ソレイユ「かまへんかまへん。俺はえーっと…城ヶ崎郁言うんやけど…本名やと慣れへんし、ソレイユとでも呼んでくれたらええわ」

日和「…?わ、わたしは…七宮日和って言います。じゃああの…一緒に紅ちゃんを探してくだ、さい」

ソレイユ「日和ちゃん言うんか、よろしゅうなー。おし、兄ちゃんに任しとき!」



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ソレイユ「あー…紅ちゃん言うたっけ、その子とはぐれてしもた場所わかる?」

日和「あ、えっと…金魚すくいの屋台を見てたら…人混みに紛れてわからなく…」

ソレイユ「金魚すくいの店やな!ほなそこ行ってみよか。はぐれないよに手ぇ繋いどきー」

日和「て、てて手…ですか、手………はい」ギュッ

ソレイユ「さ、行くで」

日和(お…お兄ちゃんがいたら、こんな感じなのかなぁ…)



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ソレイユ「んー…中々見つからへんなあ、お友達」

日和「わ、わたし、お姉さん、なのに。紅ちゃんをひとりにしちゃって…どうしよう…」ズーン

ソレイユ「まあま、そんな気ぃ落とさんでも絶対見つかるて!せやから元気出しいな」ポンポン

日和「はい…すみません、ありがとうございます」

ソレイユ「もしかしたらその子も探し回っとるかもしれへんしな。折角の祭りやし、気分転換に楽しむのもええんちゃうかーっちゅー訳で射的せえへん?」

日和「え、えええ…!?」

 

作者:まふらー

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最終更新:2014年05月19日 12:48