マイカ「今日はいい天気だねー」
ユウ『たしかにな、よく晴れてる……お、人だ』
マイカ「え、じゃ帰る」
ユウ『少しは仲良くなる気はないのか』
マイカ「ない」
ユウ『即答かよ』
マイカ「見つからないうちにさっさとどっかに……」
結「ん……?見かけない奴らだな。二人とも最近ここに来たのか?」
マイカ「あー見つかった……って、今、二人って言った?」ヒソヒソ
ユウ『言った、俺のこと見えてるっぽいな』
マイカ「……最近と言えば、最近だけど。貴方、私の隣に誰か見えるの?」
結「見えるが?何か変なことでも……?」
マイカ「別に、確かめたかっただけ。貴方は人間?人間は嫌い?」
結「変な質問だな。人間だし、特別人間が嫌いなわけでもない」
マイカ「なんだ……つまんない」ボソッ
結「何か言ったか?」
マイカ「何も。それじゃあ」スタスタ
結「……なんだったんだ……?」
作者:銀