マイカ「ハロウィン……?」
レイラ「知らない?」
マイカ「うん……10月になんかやってたのは知ってるけど……混ぜてもらえなかったし」
レイラ「そっか……ハロウィンって言うのはね、お祭りみたいなものだよ。仮装して、トリックオアトリート――お菓子くれなきゃいたずらするぞって言ってお菓子をもらったり、かぼちゃでジャック・オ・ランタンっていうのを作ったり……楽しそうでしょ?」
ユウ(その説明でいいんだろうか……)
マイカ「楽しそう!でも仮装って何するの?それにお菓子だって……」
レイラ「仮装は私が衣装用意してあげるから大丈夫!それに、マイカはお菓子の心配しなくて大丈夫だよ、私があげるほうだから!」
マイカ「やった!……でもレイラも本当はお菓子ほしいんじゃないの?」
レイラ「ななななんのことかな」
マイカ(バレバレだよ……)
レイラ「だ、大丈夫だよ、本当にいっぱい作るから!食べきれないくらい!」
マイカ「食べきれなかったら困るんじゃ……でもレイラが食べるから大丈夫か。楽しみだね、ラフェ!」
ラフェ「うん……」
ラフェ(今年はどんな仮装をする羽目になるんだろう……)
ユウ『そういやハロウィンの日は異界との行き来が出来るって聞いたことがある』
レイラ(そうだった……怖いから思い出したくなかったのに……ユウさんの阿呆)
マイカ「それって幽霊とかそういうのがいっぱいいるとこ!?幽霊もくるの?」キラキラ
レイラ「そそそそそれじゃあハロウィンの日は夕方になる前くらいに来てね!そういうことで!行くよラフェ!」スタタタッ
ラフェ「あっ……またね」タッ
マイカ「あ、行っちゃった……そういやレイラ怖い話苦手だったね」
ユウ『悪いことしたな』
マイカ「まあ大丈夫でしょ!それにしてもハロウィンかあ……楽しみ!」
作者:銀