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次の瞬間魔獣の足が振り降ろされ、凄まじい衝撃とともに二人を踏み潰した。 フェンリル「透伊!!ヌシ!!」 フェンリルは二人の元へ駆け寄ろうとする。が、すぐ異変に気づいて足を止めた。 フェンリル「な、何だ……?」 踏み潰された二人の身体には、まるで割れた鏡のように、無数の亀裂が走っていた。そして二人はバラバラに砕け散り、後にはその破片だけが残った。 フェンリル「…………!?」
作者:パラソル
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