作者:邪魔イカ
津雲(つくも)
人間大好きな土蜘蛛。土蜘蛛という妖怪の姿や性質から忌み嫌われることもあるが、めげない人間好き。人間社会の中で人間と一緒に暮らすのが夢。
病や毒を操る能力を持ち、力を開放すると背中から蜘蛛の足が生える(人間が怖がるからこの姿は嫌いらしい)。
土蜘蛛は、大昔天皇に従わなかった土豪『土雲』の血を引く妖怪。名前の通り、巨大な蜘蛛の姿をしている。
土蜘蛛は平安時代、源頼光(みなもとのよりみつ)によって退治、封印されたと言われている。
しかしこの話の中では頼光は妖怪達を人の手の届かない場所へ保護し、周りの人間が煩いので『退治した』ということにした設定。
子供だった津雲は頼光をみて、「人間っていいやつなんだな!!」と思って人間好きになった。
