なんだかんだで

レイラ「結さん!」

結「ん?」

レイラ「ちょっと相談が……」

結「どうした?」

レイラ「あのですね……私の知り合いにですね、迷惑事ばかり持ち込んでくる阿呆がいてですね、そいつのうまいあしらい方を知りたいんです!」

結「……そうか」

結(なぜ私に……?)

レイラ「あ、ちなみになぜ結さんかと言うと、一番そういうのがうまそうだからです!」

結(心を読まれた!?)

結「……そいつはどんな奴なんだ?」

レイラ「なんていうか……私が困ってる人を見捨てられないのを利用して、色々押し付けてくるんです。何回言ってもやめないし!いっつもへらへらしてるし、なんか腹立つ顔してるし!それに……」

結「わ、わかった。ストップ。」

レイラ「あ、すみません、なんか興奮しちゃって……で、どうすればいいと思います?」

結「うーん……無視を決め込むのが一番だと思うが……別に大丈夫じゃないか?」

レイラ「え?」

結「その迷惑な人物についての話をしてるとき……あれこれ言いつつも、なんだか楽し気だったぞ?」

レイラ「!?そ、そんなことありません!」カアァ
 

作者:銀

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年05月22日 15:34