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障害物競争

フェン「なんで障害物競争なのに、ゴール手前の怪しげな箱が乗った机しかないんだ」
レン「なんにせよ、アレが最大の障害なのね」
コウ「何が入ってるんだろう…」
レン「しかもご丁寧に箱に名前まで書いてあるし、それしか選べないってことね」

フェン「まさか、バジリスク…?箱のサイズ的に、バジリコックか?」
レン「それ死ぬわ」

ユイ「ほら、ちゃんと並べ。
位置について、よーい」パーン

コウ「いっちばん!」ビューン
フェン・レン「はやっ」

【箱の前到着】

コウ「えーと、なになに…」

【箱の中に入っているものを完食すること】

コウ「食べ物かー!中身は何かなっと!」パカッ

コウ「…!?」プルプル

【コーヒーの粉(300g)】

レン「何固まってんの紅のやつ。て、箱の中身は食べ物か。なんだろ」パカッ

パタン

フェン「何やってんだ?俺のは…」パカッ

【ニンニクたっぷり(むしろニンニクオンリー)ビック餃子(30cm)】

フェン「ハンッ!!?」ビクッ

ポリシア「三人は接戦のようです、頑張れ、頑張れ」(棒読)
ユイ「どうしたんだ?三人とも一歩も動かないが…」

レン「…まあ、こういう負けも悪くないわね」
フェン「調味料でごまかして…いや無理だ…」
コウ「粉…粉だけ!?粉だけ!?」

レン「棄権します」スッ
フェン「なっ!?ぐぐぐ…」
(俺も棄権…でも…)プルプル
コウ「粉…」プルプル

ポリシア「怜さん棄権です。コースから外れて下さい」

フェン「…」クンクン
「ゴホッ!!!やっぱり食えるかこんなもん!」ゴアッ
ポリシア「フェンリル失格です」

コウ「…」パカッ ペロ…
コウ「ブェフッ!!!ゲホッ!!!」ガシャン
ポリシア「紅も失格です。と言うわけで、この競争の勝者は無し。終了です」

レン「これで良かったのよ、これで」テクテク
フェン「お前の箱の中身、なんだったんだよ?」
コウ「私も気になる」

レン「うん、あれよ。
あんた達にとっての殺人兵器、的な」
フェン・コウ「殺 人 兵 器 !?」

ポリシア「スタッフの皆さーん、障害物を片付けて下さい」
ヌシ「おーう、今やるぞー」
スイ「了解ですー。てか怜ちゃん蓋を一瞬開けただけで棄権したけど、中身はなんだったんでしょ?」
ヌシ「私も気になるぞー」
スイ「怜ちゃん、魚が嫌いでしたよね。中身は魚かな?見てみましょうか」パカッ

スイ「………」パタン
ヌシ「なんだったのだ?」
スイ「いや、よく用意しましたよこんなもの」
ヌシ「なんだ?教えるんだぞ」
スイ「銃バカなヌシ殿は、知りもしないものですよ」
ヌシ「なんだ?」パカッ

ヌシ「んー?しゅーる、すとれ、みんぐ…?
缶詰か?」
スイ「ヌシ殿、それに触ったら殺しますよ」
ヌシ「触ったら?そう言われると触りたく…」
シュガッ

ヌシ「!?」
レン「ヌシ、あんた生きてたかったら、それに触るんじゃないわよ。次その箱を開けたら、この世界の理を無視して理性ゼロの獣になった私が、もれなくアンタを真っ赤なペーストにしてパスタにあえて食ってやるわ」
【殺気ブワッ】
ヌシ「なん…」
スイ「本当に今回ばかりは殺しますから」
【殺気ブワッ】

ヌシ「…一体なんなのだ」

 

作者:R

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最終更新:2014年05月22日 18:18