まだ、人類対エイリアンの戦いが激しくなる前のとある日、紅の両親は傷ついたエイリアン(以外トゲトゲ)を見つけ手当てをして家に匿うことにした。
実はこのトゲトゲ、遺伝子をいじれる技術を持った科学者兼医者で、人を殺すための兵器を無理矢理作らされていた。トゲトゲは、人類を滅ぼして地球を乗っとることに反対していて、ある日研究所から逃走を図ることにする。しかしなんとか逃げ切るも酷い怪我をし、倒れてしまう。
それを発見したのは紅の両親。当時「エイリアンを見つけたら殺すように」と報じられていたので最初は殺そうとしたが、トゲトゲが苦しんでる様子を見て、助けることに決める。
両親はエイリアンの傷が癒えるまでトゲトゲを匿い続ける。紅はトゲトゲにすごく懐き、トゲトゲも紅を可愛がった。
トゲトゲの傷が完全に癒えた頃、トゲトゲを匿っていることを嗅ぎ付けた付近の住民が、トゲトゲを殺しにくる。それを止めようとした両親は暴徒と化した住民に殺されてしまい、このままでは紅もどうなるか分からないと思ったトゲトゲは紅を抱えて逃げ出す。
それから人間達に追い詰められたトゲトゲと紅は殺されそうになるが、ギリギリのところでエイリアン達がきて人間を皆殺しにしてしまう。トゲトゲと紅は引き離されて、紅は大きな傷を負い瀕死に。
トゲトゲはエイリアン達に捕らえられ、強制的に研究所に戻されることになる。なんとかして紅を助けたいトゲトゲは、瀕死の紅を抱えて研究所へ。他のエイリアンを騙し、紅に兵器としての改造を施す。
紅は人間を殺す兵器よりも遥かに優れた、戦闘用のエイリアンも殺すことが出来る強力な兵器として生まれ変わることになる。
ただ紅の命を助けることも出来たが、もしエイリアン達に見つかったらということを考え、自分の作った生物兵器をも破壊できる、強力な兵器へと改造した。
紅に昔の記憶が無いのは、トゲトゲが組み込んだプログラムのせい。紅の傷が癒えて目覚めたら、目に写るエイリアン全てを殺すようにプログラムしておいた。
トゲトゲは紅を使って研究所を潰そうとした。自分も殺されてしまうだろうけど、人間を殺す兵器を少しでも壊したかったのと、無理矢理兵器を作らせたエイリアン達に復讐したかったから。(ただ兵器を作らせるだけでなく、トゲトゲの家族が殺されていたのを知ったため)
そして、紅に嫌な記憶が残らないように、両親が殺されたことを思い出さないよう、殺し尽くしたらこれまでの記憶が消えるようにしておいた。そのため紅には幼い頃の記憶がなく、トゲトゲのことも覚えていないし、今の能力は生まれつき持っていたものだと勘違いしている。