作者：わんこ
紅 「ﾌｪﾝﾘﾙ遊ぼーっ」
ﾌｪﾝﾘﾙ「面倒くさいな」
紅 「まーそう言わずにー」
ﾌｪﾝﾘﾙ「…何するんだ？」
紅 「死体ごっこ！」ﾌﾟﾗｰﾝ
ﾌｪﾝﾘﾙ「した…え？」
紅 「し・た・い・ごっ・こ！ 楽しいよ！」ﾌﾟﾗﾌﾟﾗｰﾝ
ﾌｪﾝﾛﾙ「し、死体ごっこ…？」
透伊 「ﾌｪﾝﾘﾙたんﾌｪﾝﾘﾙたん」
ﾌｪﾝﾘﾙ「何だ、気持ち悪い」
透伊 「ﾓﾌﾓﾌさせてー」
ﾌｪﾝﾘﾙ「嫌だ！ ええい、寄るな！ 暑苦しい！ 鬱陶しい！」
透伊 「まぁまぁ、そう言わずに」
ﾄﾞﾛ太「そうですよ、水臭い」ｼﾞｭﾊﾞﾍﾞﾁｬｧ
ﾌｪﾝﾘﾙ「うわああ！！ なんか地面から生えてきた！！」
ﾄﾞﾛ太「なに、大したことでは。人、もといﾊﾟﾝﾃｨが通りかかるのを土の中で待っていただけですよ」ｸﾈｸﾈ
ﾌｪﾝﾘﾙ「き、き、気持ち悪い！！」
ﾚｲﾁｪﾙ「ご機嫌よう、ﾌｪﾝﾘﾙ」
ﾌｪﾝﾘﾙ「あぁ、吸血鬼か」ｹﾞｯｿﾘ
ﾚｲﾁｪﾙ「なんかやつれてるわね」
ﾌｪﾝﾘﾙ「……聞くな」
ﾚｲﾁｪﾙ「分かったわ。それはそうと散歩の時間ね！」ｶﾞｯｼ
ﾌｪﾝﾘﾙ「やめろ！ 首輪を付けるな！ 俺は犬じゃない！ 狼だ！」
ﾚｲﾁｪﾙ「似たようなものじゃない。行くわよﾎﾟﾁ！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ
ﾌｪﾝﾘﾙ「ﾎﾟ、ﾎﾟﾁ！？ ちょ、尻尾を引っ張るな！ やめギャ――ッ！」
ﾌｪﾝﾘﾙ「た、ただいま…やっぱり家が一番落ち着く…」ﾊﾞﾀﾝ
ｱﾘｽ 「おかえりー！」
ﾌｪﾝﾘﾙ「貴様どっからわいて出てきた！？」
ｱﾘｽ 「ふふふ、ｵﾊﾟｰﾙをあらかじめ家の中に入れといて、内側から裏口の鍵を開けてもらう予定だったけど、待ちきれないからｵﾊﾟｰﾙごと裏口を吹っ飛ばして入ってきたわ！」
ﾌｪﾝﾘﾙ「人んちでなんてことしてんだ！」
ｵﾊﾟｰﾙ「」ﾎﾞﾛｯ
ﾌｪﾝﾘﾙ「うわあああ！？ ｵﾊﾟｧｧｧｧﾙ！！！」
ﾌｪﾝﾘﾙ「やっと一日が終わった…今日は疲れた…寝よう」
久信 「ﾋｯｻﾉﾌﾞ」
ﾌｪﾝﾘﾙ「なんで枕元に久信が…」
久信 「……」
ﾌｪﾝﾘﾙ「……」
ﾌｪﾝﾘﾙ「……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
久信 「ｯｻﾉﾌﾞｧ…」
ﾌｪﾝﾘﾙ（明日ﾊﾞﾅﾅでもやるか…）
ﾌｪﾝﾘﾙ「おやすみ」ｶﾁｯ
この後アリスとレイチェルが寝起きドッキリを仕掛けて半殺しにされるのはまた別の話。
